うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

コタ・バルからイポー(Ipoh)へ長距離バスで移動

コタ・バルからマレー半島の西側にあるイポーという都市へ移動しました。9時45分に出発し、17時15分に到着。7時間半の移動です。 チケットは前日に買っていてメモがないのですが、easybookで見たら39.8リンギット(1138円)とあったので、そのくらいの価格で…

滞在中の夕ご飯と、コタ・バルの年越しイベント

コタ・バルはマレーシア(マレー半島)の中でかなりタイ寄りの北の町。 ややこしいのですが、わたしが2012年に行ったコタキナバルとは別の町です。コタキナバルもコタ・バルも両方ともマレーシアなのですが、島が違い、コタキナバルはボルネオ島にあります。…

クアンタンからコタ・バル(Kota Bharu)へ長距離バスで移動

クアンタンからさらに北上してコタ・バルという街へ向かいました。東海岸の上のほうなので、かなりタイ寄りです。 なんとなくスマホで検索してみたらバスの予約サイトが出てきて、出発頻度と所要時間だけはわかったので、朝9時半の長距離バスに乗れるよう、…

クアンタンのバスターミナル周辺を歩く

この街は古い建物が多かったり、人の多様性がほかの地方都市よりも豊かだったり、なんともいえぬ独特の雰囲気があります。 旅をしているとたまに「なんとなく居心地がいい」という街がありますが、クアンタンは「人」の面で居心地がよい。マレー自体が居心地…

メルシン(Mersing)からクァンタン(Kuantan)へ長距離バスで移動

東海岸のメルシンで二泊したあと、お昼頃からバスに乗って、東海岸のさらに北にあるクァンタンという街まで移動しました。 事前にバスターミナルで何時くらいのバスがあるのか貼り紙をチェックしていたのですが、メルシンからコタバル方面まで北上するバスは…

メルシンからアイ・パパン・ビーチへ(AIR PAPAN BEACH / MERSING)

この日は10時ごろからタクシーでビーチへ泳ぎに行ってきました。 前の日に町の人と道で話したら、ここから10キロくらいのところにもっと水のクリアなビーチがあるよと教えてくれて、帰ってホテルの人に尋ねたら「アイ・パパン・ビーチのことかな。バスはない…

クアラルンプールからメルシン(Mersing)へ長距離バスで移動

マレーシアに到着した翌日は、前の日にチケットを買っておいた長距離バスに乗って、メルシンという東海岸の町へ移動しました。 宿泊は「マスジッド・ジャメ(Masjid Jamek)」という駅の近くだったのですが、朝早く電車に乗るために駅まで行って、びっくり。…

クアラルンプール国際空港からTBSバスステーション、マスジッド・ジャメ駅へ

エアアジアでクアラルンプールに朝7半ごろに到着。エアアジアは日本で言うと「第二ターミナル」のような「KLIA2」に到着します。 朝に着く便だったので、この日のうちに地方都市へ移動しようと思っていたのですが、どうやらこの日は多くの人が一斉に移動する…

ねじまき片想い 〜おもちゃプランナー・宝子の冒険〜 柚木麻子 著

少女マンガのような、ラブコメディのような軽さなのだけど、ところどころ主人公が自身の高揚感に水を差す脳内セリフがいい。 こんなふうに。 傷つかないためだったら、大抵のことが出来てしまうのが自分という人間だった。 やってみて初めてわかる。男に媚び…

正論だけど…。急に主語を拡大されると、なんだかヒいちゃう(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

夏目漱石の「虞美人草」はラストがジェットコースターで、そのなかにひとつ「人が人を諭す」場面があります。 その場面のセリフを読んで 「説得された、ジーンと来た」「問題解決能力が高い人が言っているので納得する」 などの意見があるいっぽうで、 「説…

山本昌さんが語る、肩を痛めない選手生活の話がよかった

先日「ショウアップナイタースペシャル 山本昌ありがとうプロ野球 2015年感動名場面」を聴きました。ラジオです。 相変わらずの美声。それだけでもよかったのですが、思わず「肩」と「運動」についてのお話が聞けて、大収穫。 ことし50歳で選手生活32年…

朗読のススメ 永井一郎 著

日本語の音のシンプルさが愛おしくなってこの本を手にしたのですが、なんと日本語もシンプルじゃなかった。 そして読み始めたら、なんだかたいへんよいお話を聞いた気分になる本でした。 <68ページ 鼻濁音 より> 鼻濁音には規則性があります。単語の頭につ…

ヨーガ ポール・マッソン・ウルセル 著 / 渡辺重朗 翻訳

著者のポール・マッソン・ウルセルという人物はフランスの東洋学者・哲学者だそうで、この本はすばらしく客観的な解説書です。客観俯瞰視点に対して「なんて頭が涼しいことか!」と感動したのは、Herbert V. Gunther(H・V・ギュンター)博士(ドイツ人)以…

銀座「春画」展(永井画廊)

銀座の永井画廊(歌舞伎座の近く)で行われている銀座「春画」展へ行ってきました。 ギャラリーの2フロアを使って「春画を見る、艶本を読む」「『萬福和合神』の世界」のテーマで展示がされていました。目白(永青文庫)の春画展に比べるとたいへん規模は小…

ヨガ以外の仕事もされているんですか? と言われたときの解答は、話せば長くなる

たまにオフィスカジュアルで行動すると、なじみのレンタルスタジオの人から「ええっ?! ほかの仕事もされてるんですか?」と驚かれることがありますが(笑)わたしはほかのこともしながらバランスを取っています。 ヨガのティーチャートレーニング(TTC)は、…

パラサイト・ミドルの衝撃 サラリーマン45歳の憂鬱 三神万里子 著

少し前にここに感想を書いた「理解という名の愛がほしい ─ おとなの小論文教室。2」のあとがきで触れられていて、気になって読んでみました。 これは早すぎた名著なのか、2005年の時点で検知していることの精度が高い。 2007年くらいから勝間和代さんがぐわ…

スマホ首があらゆる不調を引き起こす! 30秒ストレッチで簡単改善 鄭信義 著

よくある営業本のジャンルか? と思いながら読んだのですが、この本は胸鎖乳突筋を縮めっぱなしだとしんどいぞ〜という構成なので、上半身全体をほぐす流れになっており、読んでいておもしろかったです。「ストレートネックは治せます」というスタンスもいい…

職業欄はエスパー 森達也 著

映像作家の森達也さんが、ドキュメンタリー番組を作りながらの記憶・記録をテキスト化したもの。大槻教授は「TVタックル」で見た記憶がある。でもすべての登場人物はわからない。清田さんくらい有名だと少し知っている。ユリ・ゲラーのインパクトはすごかっ…

ズルい言葉 酒井順子 著

友人がネットにアップしてた読書感想コメントを見たらおもしろそうで、読みました。 序盤は「わからなくもないが、疲れそう。」という印象を持ったのだけど「今度、ごはんでも」という言葉のトピックで「わかるーーー!」となった。 メール時代の今は、「今…

まじめについて、まじめに話した(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

夏目漱石の「虞美人草」はは玉虫色の言葉「真面目」について、とことん考えさせる作品です。 「虞美人草」の読書会では、「真面目」について掘り下げる演習をやりました。 これを他の言葉に置き換えようとすると、どんな言葉が浮かぶか 同じ場面の同じ文章を…

街場の文体論 内田樹 著

読んでいてすごくおもしろかったのだけど、そのおもしろさが言葉にしにくい講義録。 文体の話をしているのだけど、「メッセージとは」「メッセージを出すとは」「伝えるとは」「伝わるとは」を刻んで刻んで、身体に刷り込んでいくような段取り。 フランス語…

抜群に質感が良い「レブロン カラーバースト リップバター」

生のわたしを見飽きているかたはご存知のとおり、わたしはあまり化粧が得意ではないのみならず、間違った道具を間違った用途で使ったりするほどの化粧オンチです。 そもそも「化粧のノリが悪い」という状態がよくわかりません。土台となるキャンバスの水分と…

あまからカルテット 柚木麻子 著

日本版のヤングSATCという感じのする、女性四人の物語。 心配ごとを自分で作り出して、その仮想敵を女同士で団結して探偵して謎解きしながらポジティブに解決していく。 本ストーリー自体は「白すぎる!」と思うほど前向きなのだけど、心配ごとを自分で作り…

新潟県で小林源太郎の神仏彫刻をめぐる

10月に柏崎マラソンに出た帰りに石地の「御島石部神社」を覗いてきましたが、やっぱりいいですね、小林源太郎彫刻。 細やかさが圧倒的だし、源太郎彫刻の「籠(カゴ)」は、実物を見たら感動モノ。中越地区の各地で見ることができます。多くは屋外にあり、行…

仏教は心の科学 アルボムッレ・スマナサーラ 著

先日行ったトークライブでその話法に感動し、本を読みたいと思っていたところ、帰って本棚を見たら一冊読んでいないものがありました。 スマナサーラさんは元の言語(おもにパーリ語)の意味を日本語に置き換えて話してくださいますが、これはズバッとくるも…

17歳は2回くる おとなの小論文教室。3 山田ズーニー 著

「おとなの小論文教室。」「おとなの小論文教室。2」がとてもおもしろかったので、第三弾も読んでみました。 親しみやすい文章でありながら、思考停止はさせませんという内容で、「だよなぁ、だよなぁ」と心の中でうなずきながら読み、最後はかなり癒やされ…

自分が大切すぎる問題(夏目漱石「それから」読書会での演習より)

「それから」という小説は主人公のキャラクターが強烈な設定。 先日関西で開催した読書会では「自我意識(アハンカーラ)」よりも「理性・統覚機能(ブッディ)」のほうに寄せて構成したのですが(前にすこし様子を書きました)、参加者さんの宿題コメントに…

増上寺(東京都港区・芝大門・浜松町)

いまでもたまに行くエリアにある増上寺(ぞうじょうじ)。港区もちょっと江戸っぽい香りのする大門〜赤羽橋・麻布十番あたりまでは、歩いていて楽しい。 遠方からの友人を浅草寺以外のところにちょこっと案内するとか、そういうときにこのエリアはけっこうお…

疲れたカラダを自分で癒す 足裏・手のひらセルフケア 手島渚 著

ヨガのアーサナはなにげにツボを刺激していることが多かったり、ちょっとしたアレンジで足の裏や足首周辺を押せる型にできます。この本はヨガクラスの前にプランの組み立ての補助にしたり、あとで「先週のヨガのあと眼の疲れがとれた」とか「便秘がオールク…

日本野鳥の会の長靴(レインブーツ・グリーン)

7年間愛用してきたLOFUのレインブーツがとうとう底面からはがれてしまい、修理に持っていっても「シリコンゴムの再接着は難しいです。残念ですが」と言われ、今年の秋から日本野鳥の会のレインブーツに替えたのですが、履いていると「これ、わたしも買おうか…