うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

本のまとめ

自分の価値観てなんだろうと思ったときに、たとえばこんな10冊

やるからにはこんな結果が出なければみじめだと漠然と思いながら二の足を踏む。結果の善悪は社会環境や時代とともに変わっていくもの。だから基準は自分できめる。そうしたほうがいいと頭ではわかってるつもり。そして、そうこうしているうちに日々は過ぎて…

インド・リシケシのおかえり文庫にあった本から(カフェおかえり)

おかえり文庫というのはわたしが勝手にそう呼んでいる、インドにある日本食カフェ・レストラン「OKAERI」の本棚です。 このカフェには旅人たちが置いてゆく本がたくさんあります。 ヨガの聖地といわれるウッタラーカンド州デヘラードゥーン県リシケーシュと…

夏目漱石(なつめそうせき・SOSEKI NATSUME)

今年の春に読んた「道草」を最後に夏目漱石の長編・中編をすべて読んでしまったので、ここに本棚的リンク集としてまとめておきます。 わたしは30代半ばまで夏目漱石の小説を読んだことがなく、そもそも小説がほとんど読めませんでした。(江戸川乱歩と星新一…

社会生活と平行して少しずつヨーガに近づきたい人へ、わたしがおすすめする特選書籍10

半年ほど前に「おすすめのインド哲学クラスを聞かれても、むずかしいなと思うこと」というのを書きました。 これは、ヨガクラスの後にいただいた質問をきっかけに、その話をしようとすると小一時間かかると思ったことを文章化したものでした。 そしてそのと…

川上未映子(かわかみみえこ・MIEKO KAWAKAMI)

今年読み始めてどっぷりハマってしまった川上未映子さん。 もうあとはほんの数冊しか残っていないかな、というくらい、なるべくイッキ読みしないようにのばしてのばして読みたいのにやめられない。 エッセイもおもしろいけど、やっぱり小説がおもしろい。わ…

モリエール(Moliere)

ふと手にとってパラパラとめくって読んだ「人間ぎらい」の中にあるセリフにおどろき、帰ってイッキに読み通して以来その世界にハマってしまったモリエール。 「人間ぎらい」「タルチュフ」「ドン・ジュアン」はモリエールの三大性格喜劇と言われるらしく、わ…

バガヴァッド・ギーター(Bhagavad Gita)

よく「どの本を買ったらいいですか?」という質問を受けるので、その回答の背景説明を兼ねて、過去に紹介したことのある本の特徴を書きます。 質問には はじめは「へぇ。インドにはこういう聖書みたいなのがあるのね」という入りかたでしょうから、ならば「…

空海(KUKAI)

日本人がヨガを学び始めると、身近に感じることになる空海さん。同行二人って、そういうこと?!(ちがうか) 空海さんという人は、知れば知るほどドツボにハマります。求道者で、書家で、作家で、翻訳家で建築家。神秘家だから温泉まで見つけちゃう、ってこ…

ビートルズとヨガ

(写真は「ジョージ・ハリスン自伝 ― I・ME・MINE」表紙) 音楽好きの人にヨガをやっていますというと、よくビートルズの話になります。わたしももともと聴くほうでしたが、ヨガに馴染むようになってから、そこ周辺だけ妙に詳しくなりました。 知れば知るほ…

インド文化、インド旅行記

先日久しぶりに「ヴィレッジ・ヴァンガード」へ行ってみたら自分の部屋かと思うようなコーナーがあり、わたしもがんばってインド関連本のリンク集を整理してみようと思い立ちました。 ヨーガ関連は「旅行記です」という体裁の本でなくても中に旅行談があるも…

内藤景代(ないとうあきよ・AKIYO NAITO)

沖道ヨガのかたに、沖先生のお弟子さんの女性でおもしろい本を書いている人がいますよ、と教えてもらって知りました。 2009年は内藤さんの本ばかり読んでいました。ヨーガとクロスする「仏教」「禅」「クンダリーニヨーガ」を経た精神面の解説がすばらしい。…

イスラーム(Islam)

ヨーガとインドに親しんでいくと、もれなくついてくるのが仏教とイスラーム。 日本は国としてアメリカの子会社っぽい性質もあって、日常的に親しみが薄い感じがするけれど、宗教人口としては世界の中で圧倒的な構成比を占めているイスラーム。 親しめば親し…

沖正弘(おきまさひろ・MASAHIRO OKI)

「ヨガの喜び」以後、沖先生の本をよく読むようになり、ここでも多くの本を紹介してきました。 日本では昭和35年頃からじわじわとヨガムーブメントが来て、40年以降に「沖書籍量産時代」のような時期があったようです。 中身はすべて沖先生の言葉なのですが…

佐保田鶴治(さほたつるじ・TSURUJI SAHOTA)

今回本棚(リンク集)を作るのにあらためてそのバリエーションを見直してみましたが、知れば知るほどに、読めば読むほどにその世界に引き込まれる不思議な博士。サンスクリット語がわかって、それをギャグにできる技術はすごい、というか、ずるい。 佐保田先…

梅原猛(うめはらたけし・TAKESHI UMEHARA)

総論も各論もおもしろい梅原猛さん。根底に「○○大好き!」というわくわくエネルギーがある人の本は、読んでいて楽しいですね。 中学生向けの「梅原猛の授業」からはじまって、振り返ると毎年だいたい1冊読んでいる。よく自分の中で小さなブームが起こるわた…

瀬戸内寂聴(せとうちじゃくちょう・JAKUCHO SETOUCHI)

宇野千代さんを読むようになる前に、瀬戸内寂聴さんの本をよく読んでいました。 なんとなく 宇野千代さんには人生相談する気にならないけど、瀬戸内寂聴さんは需要ありまくりなのがよくわかる。 勝間和代さんには人生相談する気にならないけど、上野千鶴子さ…

野口晴哉(のぐちはるちか・HARUCHIKA NOGUCHI)

関東大震災の時代に、本人の身体を感覚と比重計でスキャンしまくった野口先生。 沖先生の本にその名がよく登場することもあり、すっかり虜になってしまいました。 仏教でもヨーガでも、課題は「潜在意識」の浄化。野口先生はそこへ「整体」というかたちのア…

ラーマクリシュナ (Sri Ramakrishna Paramhansa)

スワミ・ヴィヴェーカーナンダさんのお師匠さんです。 ラーマクリシュナの言葉は日本語で読むよりも英語で読んだほうがよりドラマチックに刺さります。過去にいくつか「SAYING OF SRI RAMAKRISHNA」の解釈を日本語で書いていますので、それもあわせて本棚と…

大道社の教育まんが

著者ではなく出版社区切りでつくる本棚ははじめて。 日本の教育についてあちこちでいろいろなことが叫ばれるなか、粛々と大切なことをじっと続けていらっしゃるシリーズ。 どの本も、狙っているのかいないのか、狙っていないのだとしたら天才、と思うような…

チョギャム・トゥルンパ(Chogyam Trungpa)

エゴとユーモアの関係を教えてくれる、聖人のイメージを根底からくつがえすチベット僧(参考:Wikipedia)。 絶版本ばかりでどれも高値なので、図書館で借りることができた2冊の本をとことん読んみました。指導スタイルは賛否両論な人だったようだけど、苦し…

加藤諦三(かとうたいぞう・TAIZO KATO)

仕事仲間に借りたのが出会いのきっかけ。この感じだと何冊も書けちゃうんだろうな、というくらい著作が多い人なのだけど、「インディアンの生き方」で、おっとこっちに来ますかと思ったのと、他の著作の強めの口調(ほめてます)と違ったところが印象的でし…

野口法蔵(のぐちほうぞう・HOZO NOGUCHI)

この著者さんの本とは、地元のインド料理屋さんで出会いました。 なにげなく置いてあった本を、なにげなく開いて「こりゃ大変だ」と。 以来同時期に3冊読みました。天才バカボンと仏教のつながりも、「これでいいのだ」で知りました。 インド、チベット、ヒ…

片山洋次郎(かたやまようじろう・YOJIRO KATAYAMA)

沖ヨガの修正体操が野口整体や身体均整法に似ていたので、近しいところで整体にもなじんでいったのですが、潜在意識の部分については沖先生の時代の記述だと少しわたしには古く感じられるところがある。 「身体と時代のムードって、あるよな」と思っていたこ…

伊藤武(いとうたけし・TAKESHI ITO)

ヨガをはじめた頃になんだか面白そうだなと思って手にして以後、立て続けに夢中で読みました。 著者さんは、いろいろな面白い活動をされているみたい。 健康や精神へのメリットだけでは、わたしはヨガを続けようと思わなかったかもしれません。メリットを感…

内田樹(うちだたつる・TATSURU UCHIDA)

わたしの身近な人にはこの人の本を読んでいるという男性がいなくて、女性ばかり。 武術(合気道)が背景にあるので、ヨギのみなさんは文章の中で使われる表現に共感するものが多いと思う。いっぽうで、この「頭の中にあるものが少し補正されてどんどん出てく…

中村天風(なかむらてんぷう・TENPU NAKAMURA)

中村天風さんは有名さの方向があんまりヨガっぽくない。どちらかというと経営者に人気の「成功哲学」の人。そこがおもしろい。 船の中で出会ったインド人(カリアッパ師)についていったらなりゆきでヨギになっちゃった人なのですが、帰国してからの教えの流…

五木寛之(いつきひろゆき・HIROYUKI ITSUKI)

タイトルからして「気」にフォーカスした本を書いているんだなぁと思ってなにげに手にとって読み始めて以来、「あこがれのおじさま」となり、以後なんとなくエッセイを続けて読むようになりました。小説は読んだことがありません。 親鸞上人の教えがたくさん…

山際素男 / やまぎわもとお(MOTOO YAMAGIWA)

10年前にはじめてインドへ行ったとき、差別については肌でバンバン感じたけれども深く考えるまでにはずいぶん時間がかかった。そのときわたしはまったくヨガに興味がなかった。ただいっとき、インド人の友人一家と一緒に暮らしてみただけだった。わたしがヨ…

キャロライン・メイス(Caroline Myss)

2006年に読んだキャロライン・メイス氏の本「7つのチャクラ」と「チャクラで生きる」がサンマーク出版からいつの間にか文庫化(ナイス!)されていたので、あらためて紹介しようと思いました。 ヨガをはじめたての頃に、「つながってる」とか「引き寄せたん…

ヴィヴェーカーナンダ(Swami Vivekananda)

本棚カテゴリでははじめてのインド人です。いま読んでも通じる言葉の洗練度合いでは、格段の切れ味を持つスワミ・ヴィヴェーカーナンダさん。岡倉天心さんと親交のあったかたで、数々のスワミのなかでダントツのイケメン。一部を引用するとキツいフレーズに…