うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

白崎八幡宮で豪快に厄を玉砕! となりの岩国護国神社から入るコース(山口県岩国市)

念願の岩国へ行ってきました。ビジネスホテルにレンタルサイクル(ママチャリ)があったので、台風が来ている暴風のなか怪物くんのガールフレンドかと思うほど髪を振り乱しながら岩国市内を散策しました。だって来たんだもの。早朝からいける場所といえば、…

悪徳もまた 宇野千代 著

すべて自伝エッセイ風で、故郷の岩国市で過ごしていた頃の話「悪徳もまた」、自己の性質を分析する「何故それはいつでも」、小説『色ざんげ』 の背景が書かれた「それは刃物が導いた」、きもののデザイン以降のことが書かれた「もう一度結婚を」が収められて…

文章読本 谷崎潤一郎 著

古本屋でめくってみたらどのページも引き込まれる内容で、その日から3日間夢中で読みました。これは文章心理学とでもいうのかな。プライドと保身のために文字数が増えていく書き手の心理をすっかりお見通し。こんなに種明かししてくれちゃうんだ…と思うこと…

勉強をしたくなるタイミングは人それぞれ。かつてのわたしのバッドなカルマ

先日、大丈夫かいなと思いながらも10代の参加者もいる場でヨーガとインドの関係を主軸にした東洋史・世界史について話してきました。参加者の顔ぶれを見ながら登場させる人物も都度変えて話すのですが、わたしにしてはまじめにやりました。そうしたら帰りに…

君の膵臓をたべたい 住野よる 著

強く反抗も反応もしない。そういう対処法を選び取る心の変化のプロセスは実は大人も子ども関係なくて、だからこの交流はわたしのような思春期中年にも刺さる。この種の自己解放劇はきっと30年後、思春期老年になったわたしにも刺さる。これを「つまらん」と…

徳山駅で降り、ガントクセン待ちで散策した(山口県周南市)

はじめて山口県へ来たので、読めない地名がいっぱいです。ほうふ市からしゅうなん市へ移動してきました。降りるつもりはなかったのですが、土砂崩れでバスの振替輸送になっている区間を通らない電車に乗るために徳山駅で1時間あくことになったので、駅員さん…

幕末史跡めぐりもできてしまう富海でタイムトリップ(山口県防府市富海)

山口県防府市いある富海(とのみ)という町は、昔それはそれはにぎやかな時代があったそうで、この港から飛船(とびふね)で長州軍が出港していたという土地。 歩いてみるとその雰囲気がそこかしこに残っていて このものすごく低いガードを抜けると 蔵にたど…

富海駅と海へ。ノスタルジックが止まらない(山口県防府市富海)

なんとなく降りた防府駅からはじまった山口の旅。防府天満宮で参拝した後にお昼を食べながら観光案内冊子を見ていたら、となり駅の海の写真と蔵の写真があまりにも魅力的で行かずにはいられない気持ちになりました。観光案内所でここへ行ってみようと思うの…

防府天満宮と、秋も風が気持ち良い春風楼(山口県防府市)

防府駅で降りたらおもしろいくらい強めにレンタル自転車を進められ、なりゆきで銀座商店街を抜けて防府天満宮へ。ここまで気負いなくあっさり観光スポットへたどり着いたのは人生初かもしれません。 着いてみたらば奥がなかなか広く、歩いても歩いてもなにか…

防府で銀ぶら。銀座商店街と天神商店街、旧山陽道をぶらつく(山口県防府市)

山口県の防府市で銀ぶらをしてきました。「ぼうふ」だと思っていたのですが「ほうふ」です。行ってみたら音の響きのとおり、焼き芋を口に含んだ瞬間のように、ふはっと笑顔になってしまうことの多い町でした。駅で降りて観光案内所でコインロッカーの場所を…

評論家になったらもう練習の主体じゃないから、そりゃつまらなくもなる

先月ブログの引越しをしたのと同時にプロフィールの文章を書き換え、それを読んで広島・名古屋開催のクラスへ来てくださった初対面のかたとのやりとりから思い出すことがありました。 広島でも名古屋でも、練習への感想としていただいたフレーズのなかに「変…

モンキーマインドを日本語で言うなら「手当たりしだい」

先日、美容室にあったHuluで「モンキー・マジック 孫悟空誕生」という映画を半分くらい観たのですが、孫悟空が桃を食べるシーンで「そうそう、これこれ」と思う挙動がありました。わたしが子どもの頃にテレビで観ていた西遊記では、猪八戒も同じような食べ方…

そのアクティビティが「下着」の人と「アクセサリー」の人と両方いるから楽しい

地方でコミュニティを主催している友人と「なにかを運営する側になると、欲深い人を見たときに苦しくならないためのことを考えるようになるね」という話をしたときのこと。ドライブをしながらいろいろな話をしたのをふと思い出しました。 わたしはネットのコ…

ネコがメディアを支配する ネットニュースに未来はあるのか 奥村倫弘 著

「賢者モード」「愚民モード」。ネットを見るとき、こんなモードの使い分けを無意識にやっているつもり。できているつもり。愚者ではなく、愚民モード。賢者モードの時間は外国語の辞書を使っている。これはインターネットの恩恵がすごく大きいと感じる時間…

タイ旅行の予算と持ち物、まとめINDEX

ことしのゴールデン・ウィークにバンコク、アユタヤ、カンチャナブリをうろうろする旅行(10日間)をしてきました。タイへ行くのは初めてでした。何年か前に行こうと思ったのですが洪水があってやめたのでした。行き先はいつも航空チケットのサイトを見なが…

さらさら流る 柚木麻子 著

厳密にいうとこの物語の展開がリベンジポルノかどうか、性質としては微妙。でも被害者側の視点では100%、いやこの小説の場合は200%、リベンジポルノだ。アダルトチルドレン、アルコール依存、写真撮影、画像投稿、プロより素人、モラルハラスメント、女の…

ブログ引っ越し後の設定・お手入れあれこれ。表示スピードを優先することにした

このブログの引っ越しをしてから約3週間が経ちました。その後時間のある時にこつこつ調べて、あれこれちょこちょこ設定しました。やっと、見た目を今後大きく変えることはないかなというところまできました。 あれこれちょこちょこというのは、ほとんど裏側…

異類婚姻譚 本谷有希子 著

この人は外で働きたくないのだから自分の言うこと聞くしかないのだし、とカジュアルに思っている男性と生活するのはつらい。この人は生活のために俺の尻拭いだってするだろう、するよね~、という前提の関係はつらい。表面上は仲良くできる。関係はつらい。…

ローマの哲人 セネカの言葉/セネカ 現代人への手紙 中野孝次 著

ルキウス・アンナエウス・セネカという、紀元前1年頃の人ではないかとされている哲学者の言葉を訳し、解説された二冊。「ローマの哲人 セネカの言葉」の次に「セネカ 現代人への手紙」を読みました。 セネカはローマ皇帝ネロの家庭教師もしていた人物。ネロ…

一瞬の「めんどくさい」を流すときのかっこよさ

自分がむずかしそうに感じることをサッとやる人がすてきに見えるのはなぜだろう。わたしは料理が得意でないので、冷蔵庫の前で少し考えてさっとやる人を見ると、かっこいいなと思います。急にテーマや材料のお題が出て料理を作るテレビ番組などは、見ていて…

マイデリケートゾーン 岩崎う大 著

買ったことも読んだこともヨギーニーとしては絶対に隠しておくべき本なのだけど、これは、あれだよな…という強烈な体験を含んでいて驚きました。とても言語化しにくいもの。有名な小説「蹴りたい背中」の、主人公の気持ちは「おまえの領域になんてつきあって…

言語の社会心理学 伝えたいことは伝わるのか 岡本真一郎 著

先に「悪意の心理学 - 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ」を読み、まさにわたしが知りたいと思うことに言及されている! という気持ちから、この本も読みました。2冊の内容がなるべく重複しないように書いたそうで、この本では「伝達」にまつわるさまざまな発生パ…

悪意の心理学 - 悪口、嘘、ヘイト・スピーチ 岡本真一郎 著

ここ数年で小説が読めるようになって、そして映画なども観るようになって、よかったなぁとしみじみ思うことがあります。他人を陥れることのない雑談ができるから。以前は非現実に意味を見出せず、物語を追うことが自分自身と対話する練習になるということが…

2019年の手帳もハイタイドのA6サイズ。リフィルだけ買いました

わたしは毎年手帳を買うのが早いです。早いところは3ヶ月前からスタジオ利用予約をするためです。10月に翌年の手帳がある状態だと、あとで書き換えなくて済むので毎年この時期に買ってしまいます。これまでロルバーン、高橋手帳、ヨガ手帳、オピニ(コクヨ)…