うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨガエピソード

ヨガで性格が悪くなるというのは、第三者から見たらそうだろうと思いあたることがある

ヨガを続けている人と話しをすると、ときどき「ヨガをしていると薄気味悪がられる」という話が出ます。「薄気味悪がられる」の部分はそれぞれが自分なりに言語化されていて、なるべく目立たないように振舞っていながらちゃっかり観察するからじゃないかとか…

やっつけたい気持ちを抑える練習

ヨガの練習中に起こる気持ちのひとつに、こんなものがあります。 「ここでえいっとやったら、なんとかなるんじゃないか」 こんな思考のトラップが起こりやすいバランスポーズの最中に わたしはこう言います。 「やっつけたい気持ちを抑えて」 これは言うと逆…

デーヴァーダーシーとヨーギニー

たまにヨガクラスで「ヨガの練習はもともと男性のものだったので」という話をしますが、今日の話は「男性のもの」であったというとらえかたの根拠の一面です。以下を紹介した2013年当時はブログにコメント欄があったので、びっくりしたという書き込みがいく…

意見も主張もないけど視点がある。ここに自分がいるから

少し前のことになりますが、このブログで「アガスティアの葉」という本を知り、気になって読んでみましたというかたがいらっしゃいました。そのときに、おもしろいことを言われました。そのかたはアガスティアの葉に書いてあることを知れるものなら知りたい…

射幸心を刺激しないという自制

ヨガのなかにある教えについてここに何かを書くときや対面で話すときに、いつも気をつけていることがあります。それは「射幸心を刺激しない ←(でも)→ わくわくする」のグラデーションの見極めです。よくある広告表現規制の定番に、こんなフレーズがありま…

連れていきたい場所があれば、引っ込み思案な人でもリーダーシップはとれる

今年の夏に、学生時代からの友人がヨガクラスに参加してくれました。彼女はわたしとの練習のあと、自分が普段ヨガの練習に行く場で気に入っている別の先生を思い浮かべていたようで、その人とわたしのクラスの共通点を話しながら探っているようでした。「そ…

そういう音を出せる唇・舌・喉のある楽器になろうとすること

読み書きとともに「発音」にフォーカスするようになってから、なかなかその確認練習へ行けていなかったのですが、ゴールデン・ウィークにインドで練習をして以後、マントラやシュローカを唱えています。いつもだいたい15種類前後、すべて1回ずつ唱えるのでも…

ヨガでいろんな動きをするのは、恥ずかしい?

恥ずかしいという感情って、ふしぎですね。今日の話は、以前ヨガクラスの参加者のかたとお話したことをベースに書いています。ヨガをするのが恥ずかしいと思う人って、どういうところが恥ずかしいのだろう…と目の前にいる人たちにきいてみたら、脚を開いたり…

クーラ・シェイカー(Kula Shaker)世代のわたしがあらためて気づくこと

ビートルズのことはここで何度も書いてきたけれど、わたしが世代的にど真ん中でキャーッとなっていたクーラ・シェイカーの曲名をいま見るとサンスクリットが多くて驚きます。 ▼ビートルズとヨガについてはこちらにまとめてあります Kula Shaker 登場時のイン…

頭の中を「有意義」で埋めようとして、くるしそう

"有意義" から脚抜きできなくなっている人を見て、くるしそうだなと思うことがある。瞑想の練習をしても、きっと空白を空白で埋めるのはむずかしいだろうなと思う。 空白を "有意義" で埋めようとする 空白を "いいこと" や "有意義なこと" で埋めにいかない…

ダルマのこと

先日、ヨガ仲間のかたから、実際にあった事件を題材にした小説の感想の中でわたしが書いた「なにかよからぬことをしようとするときにブレーキがかかる。それをダルマだと思っている」という考え(解釈)が印象的だったといわれました。今日はそのことについ…

気おくれと自我の関係を観察する

気おくれやアウェイ感について、わたしはたまにひとりで考えます。運動は大好きなくせに大縄跳びに入っていけない、そんな子どもの頃からのジレンマを克服したい。この気質については考え出すと自分の弱い部分がむき出しになるのでつらいのですが、それでも…

マントラ暗唱とデーヴァナーガリー写経をセットで練習すると、表意世界から表音世界にスイッチできる

「マントラは聖音だから正しい発音で唱えないと意味がない」これは模範的な回答あるいは間違いを避けた回答としては正しいのですが、今日はなぜそれがそうなのか(祈りであり呪術であるから)というところをひとまず置いたまま、「書いて唱えることから見え…

サンカルパの練習。他者の評価が介在しない目標文章をつくれるか

ヨガニードラーで唱える短い文章(サンカルパ)について。 サンカルパを立てることは、自己と向き合うとても正直な時間です。あまりにもまっすぐすぎて、恥ずかしくて照れくさい、そういう時間です。だからついつい、他人の頭を借りたくなる。それらしいなに…

デキる上司から学んだ、あんなことやこんなこと

今日は少し、昔話から書きます。わたしが数年前にインドで毎日いろいろな人が練習にやってくる場(Tattvaa Yogashala)で学んだことについて、久しぶりに考えてみました。 (クリシュナ・ガートの目の前にあります) いま思うと、そこでの学びは新入社員が現…

すでにある力を出すことを思い出すための練習DAYS

インドから戻って間もなくの頃は体重は増えたのに服がぶかぶかになっていたりして、けっこうギッチリ締まっていた胴体もすっかり元に戻ってしまいました。身体的にはそんなこんなでありますが、精神面での振り返りについて。 インドでは2週間、夕方にプージ…

エーコーナーヴィンシャティヒ・ヴィンシャティヒもんだい

サンスクリットで数字をカウントするアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガのガイドで練習するときにあった、その数字のカウントにかねてより感じていた謎が「インド数学の発想 IT大国の源流をたどる」を読んだらたいへん興味深く解説されていました。 19,20のカ…

ヨガの栄養の配りかた

先日ヨガクラスの前に話した「インドでよくあるQ&Aの返しはこういう感じなんです」という話がその場にいた人にとても印象的だったそうなので、さらに書きます。 その日はインドでの勉強旅行からお戻りになったかたがクラスに参加されていたので、そういう…

意識を整えるための「書き写し」。書くヨガ(リキタ・ヨガ)

わたしの周囲には自分が乱れないための予防策としてヨガをしている人が多いのですが、先日練習仲間からアーサナ以外にやっていることはないかと聞かれました。オフザマットのヨガとして、5年ほど前から毎日続けているものに「書き写し」があります。マントラ…

ヨガ教室でハートブレイク。でも、オープンマインドネス

日本でもインドでも、ヨガ学校の先生の経歴やプライベートについて、長期間そこにいることでわたしが質問窓口のようになることがたまにありました。「あの先生は偉い先生なんですよね?」「先生の先生は?」「先生はご結婚されてるの?」「お子さんは?」「…

カルマヨーガのやり方は検索しても出てこない

ネットで検索すれば答があるだろうと考える人が多い時代。データを見ていると「おっとそれネットで探す?」というワードを見つけることがあります。「カルマヨーガのやり方」というのも、そのひとつ。こういうのは検索してもバシッと決めつけてくれるような…

ネガティブさに向き合ってふがふがしている人を同士と感じる

一緒に練習をしてきた人からいただく言葉のなかに、たまに思い出すものがあります。それぞれの日常でふいに起こること。 このネガティブ・サイドのマインドをどうしたものか という気持ち。練習を生活に浸透させていく過程では「ヨガをしているのに、こんな…

新年の抱負の ”抱負” とサンカルパ

「願い事」「祈願」「抱負」。なにげなく使い分けている言葉ですが、ヨガニードラで唱えるサンカルパは「抱負」に近い要素がある。なんかいいことありますように♪ ではない、抱負。仏教に寄せると誓願や大願と訳されることもあり、生涯をかけて成し遂げたい…

フラッシュバックは覚醒位に夢眠位がスライド・インしてくる感じ

過去の失敗や失敗かもしれないと思っていることから創りあげる悪い妄想物語など、「うわあああっ」となるアレはどういうものかという話。以前友人からのメールに「あのフラッシュバックのような記憶って、まだ整理しきれてないものなのかしら」と書いてあっ…

マントラと音と文字とフォントスタイル

先日、初めてレッスン受ける先生のアシュタンガ・ヴィンヤサ・ヨーガのマントラを聞いていたら「サハスラー」を「サハストラー」と発音されていました。この音の感じ、前にもどこかで聞いたことがあるのだよな…と思って確認してみました。 ここは意味として…

壮大でスピリチュアルなヨガのガイドでモヤモヤしたときの対処法

はじめて参加したヨガクラスで思いのほか壮大でスピリチュアルな宇宙や星の話などをされて戸惑ったことはありませんか。わたしはあります。隣で一緒に参加している人も複雑な気持ちになっているだろうな…と思ってあとで聞いてみたら、いかにもビジネスマンら…

評論家になったらもう練習の主体じゃないから、そりゃつまらなくもなる

先月ブログの引越しをしたのと同時にプロフィールの文章を書き換え、それを読んで広島・名古屋開催のクラスへ来てくださった初対面のかたとのやりとりから思い出すことがありました。 広島でも名古屋でも、練習への感想としていただいたフレーズのなかに「変…

一瞬の「めんどくさい」を流すときのかっこよさ

自分がむずかしそうに感じることをサッとやる人がすてきに見えるのはなぜだろう。わたしは料理が得意でないので、冷蔵庫の前で少し考えてさっとやる人を見ると、かっこいいなと思います。急にテーマや材料のお題が出て料理を作るテレビ番組などは、見ていて…

いまここに座っているだけで、すでに聖なる存在のあなた

今日書くことは、練習者側でないとき(講師側のとき)に見える景色です。この夏に東京のヨガクラスの冒頭でお話ししたことを少し掘り下げます。 練習の始まりの時点で、もうすでに練習者は聖なる存在たりえる要素をもっていることが証明されている、というこ…

オウム真理教のさまざまな情報をみるときにわたしの思うこと

このブログは密教ヨーガの本なども紹介してきたので、オウム真理教の誰かが逮捕されたときに一般的に知られていない文字列が検索されることが過去にありました。ヨガのことを綴っているだけでなんとなく意識せざるをえなくなった、わたしにとってはそういう…