うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨガエピソード

陰ヨガで3分と5分の間を観察する

少し前に、家で行なっている陰ヨーガについて書きましたが、このメニューはひとつのポーズを3分〜5分キープするため、タイマーを使っています。スタジオで習うときはインストラクターが時間を計ってくれるのでタイマーを見ることはないけれど、ひとりだとタ…

オンラインで活動していません

昨日で緊急事態宣言から一年が過ぎましたね。花まつり(お釈迦さまが摩耶夫人の脇の下から出てきた日)が周年日だと思うと、覚えやすいです。 さて。 たまに個別で質問を受けるのでここにも書きますが、タイトルの通り、わたしはオンラインでヨガクラスや読…

「人と比べない」ってどういうこと? とずっと思ってきた

ヨガクラスでたまにインストラクターのかたがおっしゃる「人と比べない」という表現について、自分のなかではじめて意味が想像できたかも、と思うきっかけがありました。 わたしはヨガを始めてたぶん18年近くだと思うのですが、ヨガクラスでこのフレーズを耳に…

書初めをしました

今年は1月2日に友人と書き初めをしました。写経以外で書道の筆、小筆以外の筆を持つのは何十年ぶり?! 思い出せない…。今年の目標を書いて部屋に貼るのよ! と言われたので書くことは決めて行ったのですが、綴りがいっぱいある。半紙で練習したらいいよ…との…

YOGAYOMU63号・春号(2020年3月24日発行) 特集「書くとは。」に掲載されていました

なんでそんな過去の話を今するの? と言われそうですが、だってこの半年はまるで空白のようだったんだものーーー!!!今年の緊急事態宣言が4月7日。たぶんその前の週くらいにこのフリーペーパー63号が全国のNiceなヨガスタジオやNiceなヨガのお店に配布され…

三島由紀夫の「革命哲学としての陽明学」を読んだら、ヨガを学びながら感じてきた違和感の背景が見えた

先日、昭和45年に『諸君!』に掲載された「革命哲学としての陽明学」という三島由紀夫作の、講座の書き起こしのような文章を読みました。 三島由紀夫はものすごく昔の人に感じるけれど、それは自分が生まれた時にはこの世にいなかったからで、ご長寿ならまだ…

好奇心と徳性

好奇心にも徳性(トリグナ)がある。これはわたしの経験から思うことです。バガヴァッド・ギーターの終盤の17章と18章はちょっと見逃せない節が多くて、「苦行をした=とにかくえらい」でもなければ、「布施をした=とにかく献身的」ともみなされない。判断…

長い梅雨の間に、コバエって想念みたいだなと思った

やっと梅雨が明けました。ここ数日は毎朝カラッと晴れているのに、朝起きてすぐに「今日はいけるか、いけるんちゃうか」と洗濯機を回そうとする、そんな判断癖のようなものが抜けない日々を送りました。少し前に、同じくテレワークへ移行したヨガ仲間と話し…

動かない練習から思うこと

先日、ヨガの練習仲間からのメッセージにあった、「こんなふうに8月になるなんて」というさりげないひとことが妙に染みて、 "動かない練習" についてあらためて思うところがありました。わたしはこれまで、自分が主催するヨガクラスの昼間の時間の開催で、ヨ…

内面のコンフリクトと向き合うこと

ここ一か月の間、この感じはなんだろう…と考えることがありました。嫌な人と自分が重なってつらい。この人と自分は同じと思うとつらい。この人はただエネルギーのあるちょっと器用な人ってだけじゃないか。外から落ち着いて見ると、そう見える。目先のことに…

自分の気持ちとヨガエキスを整理した

ヨガクラスを開催しなくなってから2か月の間に、わたし自身がこれまでの経験から「ヨガの効用のこの範囲から離れたくない」と思う要素をあらためて言語化してみました。わたしはこれから1か月半ほど、ヨーガ哲学を教わった先生(もうひとつのブログの「イン…

疎外感あれこれ

かねてより断続的に抱えてきたモヤモヤを人に話して、なにげない返答であってもそれが自分にとってベストマッチな表現だった時に、ス~っと心の快便感がやってくる。そんなことってありませんか。今日書くことは冬の思い出。今年の冬に、そんなことがありま…

アーサナの練習も書くことも、関係性への没入から抜け出す練習

「自分と向き合う」というのはどういうことか、どういう作業か。実感していることを書きます。身体と向き合うには、鏡や池など姿の映るものを使ったり、視野に入る部分は直接見ることができます。そりゃそうだという話なのですが、わたしは自分の身体を意識…

あの日のわたしと対話した、その後のわたしの心がけ

今日の話は、わたしがヨガを始めて1年くらいの頃に生徒として行ったヨガクラスでのある出来事と、その後の考えについて書いています。その日は夜に参加したヨガクラスで、インストラクターのかたが「みなさんお疲れさまです」というあいさつと「情報化社会で…

あ・れ・も・ヨガ♪ これもヨガ♪ と愛の水中花状態であった十数年が過ぎて

ここでヨガのことを書くようになってから14年になります。うわぉ。わたしはヨガをはじめて1年くらいの時にブログを始めたので、そんなにヨガ暦と差がありません。そしてこれは2年前くらいから感じていることなのですが、あらゆるプラクティカルなことへの「…

ヨガは薬。腐り止め怒り止め狂い止めとして作用する

今日のタイトルは薬の「痛み止め」と同じように、止めは「どめ」。わたしはその日の練習が「腐り止め」になる日もあれば、「怒り止め」になる日もあれば、「狂い止め」になる日もある。そんなことをここ10数年で感じてきました。 変化を嫌う気持ちがあるとき…

ヨガで性格が悪くなるというのは、第三者から見たらそうだろうと思いあたることがある

ヨガを続けている人と話をすると、ときどき「ヨガをしていると薄気味悪がられる」という話が出ます。「薄気味悪がられる」の部分はそれぞれが自分なりに言語化されていて、なるべく目立たないように振舞っていながらちゃっかり観察するからじゃないかとか、…

やっつけたい気持ちを抑える練習

ヨガの練習中に起こる気持ちのひとつに、こんなものがあります。 「ここでえいっとやったら、なんとかなるんじゃないか」 こんな思考のトラップが起こりやすいバランスポーズの最中に わたしはこう言います。 「やっつけたい気持ちを抑えて」 これは言うと逆…

デーヴァーダーシーとヨーギニー

たまにヨガクラスで「ヨガの練習はもともと男性のものだったので」という話をしますが、今日の話は「男性のもの」であったというとらえかたの根拠の一面です。以下を紹介した2013年当時はブログにコメント欄があったので、びっくりしたという書き込みがいく…

意見も主張もないけど視点がある。ここに自分がいるから

少し前のことになりますが、このブログで「アガスティアの葉」という本を知り、気になって読んでみましたというかたがいらっしゃいました。そのときに、おもしろいことを言われました。そのかたはアガスティアの葉に書いてあることを知れるものなら知りたい…

射幸心を刺激しないという自制

ヨガのなかにある教えについてここに何かを書くときや対面で話すときに、いつも気をつけていることがあります。それは「射幸心を刺激しない ←(でも)→ わくわくする」のグラデーションの見極めです。よくある広告表現規制の定番に、こんなフレーズがありま…

連れていきたい場所があれば、引っ込み思案な人でもリーダーシップはとれる

今年の夏に、学生時代からの友人がヨガクラスに参加してくれました。彼女はわたしとの練習のあと、自分が普段ヨガの練習に行く場で気に入っている別の先生を思い浮かべていたようで、その人とわたしのクラスの共通点を話しながら探っているようでした。「そ…

そういう音を出せる唇・舌・喉のある楽器になろうとすること

読み書きとともに「発音」にフォーカスするようになってから、なかなかその確認練習へ行けていなかったのですが、ゴールデン・ウィークにインドで練習をして以後、マントラやシュローカを唱えています。いつもだいたい15種類前後、すべて1回ずつ唱えるのでも…

ヨガでいろんな動きをするのは、恥ずかしい?

恥ずかしいという感情って、ふしぎですね。今日の話は、以前ヨガクラスの参加者のかたとお話したことをベースに書いています。ヨガをするのが恥ずかしいと思う人って、どういうところが恥ずかしいのだろう…と目の前にいる人たちにきいてみたら、脚を開いたり…

クーラ・シェイカー(Kula Shaker)世代のわたしがあらためて気づくこと

ビートルズのことはここで何度も書いてきたけれど、わたしが世代的にど真ん中でキャーッとなっていたクーラ・シェイカーの曲名をいま見るとサンスクリットが多くて驚きます。 ▼ビートルズとヨガについてはこちらにまとめてあります Kula Shaker 登場時のイン…

頭の中を「有意義」で埋めようとして、くるしそう

"有意義" から脚抜きできなくなっている人を見て、くるしそうだなと思うことがある。瞑想の練習をしても、きっと空白を空白で埋めるのはむずかしいだろうなと思う。 空白を "有意義" で埋めようとする 空白を "いいこと" や "有意義なこと" で埋めにいかない…

ダルマのこと

先日、ヨガ仲間のかたから、実際にあった事件を題材にした小説の感想の中でわたしが書いた「なにかよからぬことをしようとするときにブレーキがかかる。それをダルマだと思っている」という考え(解釈)が印象的だったといわれました。今日はそのことについ…

気おくれと自我の関係を観察する

気おくれやアウェイ感について、わたしはたまにひとりで考えます。運動は大好きなくせに大縄跳びに入っていけない、そんな子どもの頃からのジレンマを克服したい。この気質については考え出すと自分の弱い部分がむき出しになるのでつらいのですが、それでも…

マントラ暗唱とデーヴァナーガリー写経をセットで練習すると、表意世界から表音世界にスイッチできる

「マントラは聖音だから正しい発音で唱えないと意味がない」これは模範的な回答あるいは間違いを避けた回答としては正しいのですが、今日はなぜそれがそうなのか(祈りであり呪術であるから)というところをひとまず置いたまま、「書いて唱えることから見え…

サンカルパの練習。他者の評価が介在しない目標文章をつくれるか

ヨガニードラーで唱える短い文章(サンカルパ)について。 サンカルパを立てることは、自己と向き合うとても正直な時間です。あまりにもまっすぐすぎて、恥ずかしくて照れくさい、そういう時間です。だからついつい、他人の頭を借りたくなる。それらしいなに…