うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨガエピソード

前向きであるとはどういうことか

前向きであるとはどういうことか。それは「サッとやる」ということ。行動直前の躊躇のなかにあるネガティビティを捉まえる、そういう思考の癖に「魔」が潜んでいることを教えてくれたのは、わたしがはじめにヨガを教わった、インドから日本へやってきた先生…

三転倒立の文字列で検索する人にシンパシーを感じる

今日はタイトルからして出オチなのですが、わたしこういうのがすごく好きで、何度も思い出してはニヤニヤします。数年に一回ですが、このワードでわたしのブログに迷い込む人がいます。いらっしゃい! 待ってた♡ なぜ、どこでそうなった。予測変換の夢の競演…

ヨガは大麻を肯定しているか

これは英語で検索すると「肯定してるしてる!!! 」という意見を押し出したい人の記事が出てきて、日本語で検索してもその日本語訳の記事が出てくる不思議なトピックです。インターネットって、そういうものよね。(2021年5月現在)それはそれとして、今日はイ…

瞑想中に息が止まっているときのこと

朝ヨーガ・ヴァーシシュタを読んでその内容を瞑想する、というのを本の提案通りにやりはじめてもうすぐ3週間になります。初めの数日はうまくいったのだけど(←よくあるビギナー特典)、慣れると他に気になることへの想念が優勢になったりして、また聖典の世…

プロフェッショナルヨーガ  マーク・カン著 大田直子(翻訳)

マーク・カン先生によるヨーガ指南書。昨年この先生の存在を知るきっかけがあって、ミーハーな気持ちで本を買いました。 とても充実した内容で読み応えのある本でした。訳もすばらしくて。 パンデミック以降はヨガクラスを開催するにしても、フォーカスポイ…

どうすることもできない感情がほとんどであると理解すること、そのために観ること

未消化の感情、行き場を失った感情、見ないことにしていた感情、これらはなんとなく悲劇の色で表現されているけれど、それを思う現時点では「記憶」。陰ヨガでの内省から、ふとそんなことを考えました。記憶は自分の中だけで脚色されたり書きかえられたりす…

瞑想や陰ヨガにマインドベルを使用しています(スマホアプリ「MindBell」)

家でのルーティーンを変えてから最近ここにも練習のことを書いていますが、今日はわたしが瞑想や陰ヨガに使っているアプリを紹介します。「MindBell (Mindfulness Bell & Meditation Timer)」というアプリです。そのまんま! ただ単純に3分、5分、10分など、…

陰ヨガで意識のルートを確認する 慣れ→飽き→嫌悪感→理由づけ

先日このブログに陰ヨガの3〜5分のキープについて書きましたが、わたしはその後も練習のたびに振り返りの記録を続けています。 ほんの数行の付箋メモを、練習の後にそのシークエンスをやった場所に貼り付けて残しています。もはや日記ノートのよう。 陰ヨガ…

陰ヨガで3分と5分の間を観察する

少し前に、家で行なっている陰ヨーガについて書きましたが、このメニューはひとつのポーズを3分〜5分キープするため、タイマーを使っています。スタジオで習うときはインストラクターが時間を計ってくれるのでタイマーを見ることはないけれど、ひとりだとタ…

オンラインで活動していません

昨日で緊急事態宣言から一年が過ぎましたね。花まつり(お釈迦さまが摩耶夫人の脇の下から出てきた日)が周年日だと思うと、覚えやすいです。 さて。 たまに個別で質問を受けるのでここにも書きますが、タイトルの通り、わたしはオンラインでヨガクラスや読…

「人と比べない」ってどういうこと? とずっと思ってきた

ヨガクラスでたまにインストラクターのかたがおっしゃる「人と比べない」という表現について、自分のなかではじめて意味が想像できたかも、と思うきっかけがありました。 わたしはヨガを始めてたぶん18年近くだと思うのですが、ヨガクラスでこのフレーズを耳に…

書初めをしました

今年は1月2日に友人と書き初めをしました。写経以外で書道の筆、小筆以外の筆を持つのは何十年ぶり?! 思い出せない…。今年の目標を書いて部屋に貼るのよ! と言われたので書くことは決めて行ったのですが、綴りがいっぱいある。半紙で練習したらいいよ…との…

YOGAYOMU63号・春号(2020年3月24日発行) 特集「書くとは。」に掲載されていました

なんでそんな過去の話を今するの? と言われそうですが、だってこの半年はまるで空白のようだったんだものーーー!!!今年の緊急事態宣言が4月7日。たぶんその前の週くらいにこのフリーペーパー63号が全国のNiceなヨガスタジオやNiceなヨガのお店に配布され…

三島由紀夫の「革命哲学としての陽明学」を読んだら、ヨガを学びながら感じてきた違和感の背景が見えた

先日、昭和45年に『諸君!』に掲載された「革命哲学としての陽明学」という三島由紀夫作の、講座の書き起こしのような文章を読みました。 三島由紀夫はものすごく昔の人に感じるけれど、それは自分が生まれた時にはこの世にいなかったからで、ご長寿ならまだ…

好奇心と徳性

好奇心にも徳性(トリグナ)がある。これはわたしの経験から思うことです。バガヴァッド・ギーターの終盤の17章と18章はちょっと見逃せない節が多くて、「苦行をした=とにかくえらい」でもなければ、「布施をした=とにかく献身的」ともみなされない。判断…

長い梅雨の間に、コバエって想念みたいだなと思った

やっと梅雨が明けました。ここ数日は毎朝カラッと晴れているのに、朝起きてすぐに「今日はいけるか、いけるんちゃうか」と洗濯機を回そうとする、そんな判断癖のようなものが抜けない日々を送りました。少し前に、同じくテレワークへ移行したヨガ仲間と話し…

動かない練習から思うこと

先日、ヨガの練習仲間からのメッセージにあった、「こんなふうに8月になるなんて」というさりげないひとことが妙に染みて、 "動かない練習" についてあらためて思うところがありました。わたしはこれまで、自分が主催するヨガクラスの昼間の時間の開催で、ヨ…

内面のコンフリクトと向き合うこと

ここ一か月の間、この感じはなんだろう…と考えることがありました。嫌な人と自分が重なってつらい。この人と自分は同じと思うとつらい。この人はただエネルギーのあるちょっと器用な人ってだけじゃないか。外から落ち着いて見ると、そう見える。目先のことに…

自分の気持ちとヨガエキスを整理した

ヨガクラスを開催しなくなってから2か月の間に、わたし自身がこれまでの経験から「ヨガの効用のこの範囲から離れたくない」と思う要素をあらためて言語化してみました。わたしはこれから1か月半ほど、ヨーガ哲学を教わった先生(もうひとつのブログの「イン…

疎外感あれこれ

かねてより断続的に抱えてきたモヤモヤを人に話して、なにげない返答であってもそれが自分にとってベストマッチな表現だった時に、ス~っと心の快便感がやってくる。そんなことってありませんか。今日書くことは冬の思い出。今年の冬に、そんなことがありま…

アーサナの練習も書くことも、関係性への没入から抜け出す練習

「自分と向き合う」というのはどういうことか、どういう作業か。実感していることを書きます。身体と向き合うには、鏡や池など姿の映るものを使ったり、視野に入る部分は直接見ることができます。そりゃそうだという話なのですが、わたしは自分の身体を意識…

あの日のわたしと対話した、その後のわたしの心がけ

今日の話は、わたしがヨガを始めて1年くらいの頃に生徒として行ったヨガクラスでのある出来事と、その後の考えについて書いています。その日は夜に参加したヨガクラスで、インストラクターのかたが「みなさんお疲れさまです」というあいさつと「情報化社会で…

あ・れ・も・ヨガ♪ これもヨガ♪ と愛の水中花状態であった十数年が過ぎて

ここでヨガのことを書くようになってから14年になります。うわぉ。わたしはヨガをはじめて1年くらいの時にブログを始めたので、そんなにヨガ暦と差がありません。そしてこれは2年前くらいから感じていることなのですが、あらゆるプラクティカルなことへの「…

ヨガは薬。腐り止め怒り止め狂い止めとして作用する

今日のタイトルは薬の「痛み止め」と同じように、止めは「どめ」。わたしはその日の練習が「腐り止め」になる日もあれば、「怒り止め」になる日もあれば、「狂い止め」になる日もある。そんなことをここ10数年で感じてきました。 変化を嫌う気持ちがあるとき…

ヨガで性格が悪くなるというのは、第三者から見たらそうだろうと思いあたることがある

ヨガを続けている人と話をすると、ときどき「ヨガをしていると薄気味悪がられる」という話が出ます。「薄気味悪がられる」の部分はそれぞれが自分なりに言語化されていて、目立たないように振舞っていながらちゃっかり観察するから不気味なんじゃないかとか…

やっつけたい気持ちを抑える練習

ヨガの練習中に起こる気持ちのひとつに、こんなものがあります。 「ここでえいっとやったら、なんとかなるんじゃないか」 こんな思考のトラップが起こりやすいバランスポーズの最中に わたしはこう言います。 「やっつけたい気持ちを抑えて」 これは言うと逆…

デーヴァーダーシーとヨーギニー

たまにヨガクラスで「ヨガの練習はもともと男性のものだったので」という話をしますが、今日の話は「男性のもの」であったというとらえかたの根拠の一面です。以下を紹介した2013年当時はブログにコメント欄があったので、びっくりしたという書き込みがいく…

意見も主張もないけど視点がある。ここに自分がいるから

少し前のことになりますが、このブログで「アガスティアの葉」という本を知り、気になって読んでみましたというかたがいらっしゃいました。そのときに、おもしろいことを言われました。そのかたはアガスティアの葉に書いてあることを知れるものなら知りたい…

射幸心を刺激しないという自制

ヨガのなかにある教えについてここに何かを書くときや対面で話すときに、いつも気をつけていることがあります。それは「射幸心を刺激しない ←(でも)→ わくわくする」のグラデーションの見極めです。よくある広告表現規制の定番に、こんなフレーズがありま…

連れていきたい場所があれば、引っ込み思案な人でもリーダーシップはとれる

今年の夏に、学生時代からの友人がヨガクラスに参加してくれました。彼女はわたしとの練習のあと、自分が普段ヨガの練習に行く場で気に入っている別の先生を思い浮かべていたようで、その人とわたしのクラスの共通点を話しながら探っているようでした。「そ…