うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

日常

オピニオンもキャンペーンもアジテーションもない場

あるきっかけがあって、ここ数年自分が避けてきたことを振り返ってみました。 オピニオンもキャンペーンもアジテーションもない練習の場をわたしが大切に考えている背景について、自分の漠然とした思いを掘り下げてみました。あるきっかけというのは、数年前…

余計な情報を渡さない場面に出くわしたときのこと

もうすべてが自分の中ですっきりした、わたしの日常の中で起きたこと。今年の夏のできごとです。仕事帰りによく通るエリアで何軒か、月に1回か2回行く中華料理屋があります。以前は同じ圏内にもう1軒あったのですが、そこは今年の春に建物の取り壊しでなくな…

銀行口座の断捨離をした

先月、銀行口座の断捨離をしました。20年以上社会人をやっていると、かつての家賃引き落としや立替経費振り込みなど、いっとき「そのために作った口座」が残っていたりするもの。それを覚えていないのが恐ろしくて。キャッシュカードを無くしていることにす…

若さについて考えた

先日、同世代の友人が学生時代(20歳ごろ)のことを振り返っている文章を読んだ。さまざまなことを振り返りながら、「要するに暇だったのだ」と書いてあった。彼女とは30代後半で知り合ったので20歳の時には面識がない。なのにそこに書いてある逡巡はまるで…

自己防衛を謙遜でコーティングする雑な技巧にいいかげん自分でもうんざりしてる

わたしがここに書いたことをきっかけに、たまに友人と緊急反省会が始まることがあります。「ちょっと昨日うちこちゃんがブログに書いてた話なんだけどっ!」と、友人が自分でもやめたいと思っている自己防衛について話してくれました。その友人は外国で働き…

Govinda の空耳情報がインドから届きました

早いものでもう来年の予定の話がチラホラ聞こえはじめました。今年はなにをしたっけ。今年もいろいろあったな。くだらないことが!(←これ重要) そんな「くだらないけれども大切にしたい思い出」のひとつに、今年はなぜか意外な方面で、しかも複数の方面で…

寄生している罪悪感から解放されたいという欲望

寄生というのは共生に含まれるもの。だから子どもが親に負担をかけていることを気に病まなくていいのかもしれないけれど、気に病む気質の人間は子どもの頃から気に病む。わたしよりも少し若い人の書いた小説を読むと、似たような感覚の描写があってどきどき…

「読みやすい本」「本が読めない」という、よく聞くフレーズや心情について

もう10年近く前のこと。当時本が読めなかったわたしはもちろん長い小説など読めず、それでもヨガやインドなど興味のある分野の本なら読めるようになってきて、たまに本を貸してくださるかたがいました。 わたしは本の感想をここ(ブログ)に書いているので、…

わたしはこの身体に乗って九州へ行った

先月初めて福岡でヨガクラスをしたときに、「大人の遠足」でお会いしたみなさんにこの話をしました。 この身体は好奇心を乗せて、"わたし" を運んでくれる。 先日の福岡のクラスでは、6年前に東京でお会いしたかたが入口近くで向かい合って太陽礼拝している…

五十肩は漢方とサプリでしのいでいる

少し前にわたしの五十肩について書いたら「ヨガをしているのに?」と言われたり、逆にヨギーのみなさまからその後の展開バリエーションについて伝授いただいたり、さまざまな情報が集まっております。「六十肘」などと聞くと「野球肘」を思い出しますが、み…

断罪的になる心の性向を「みぎわ化」と呼んでアンガー・マネジメントをしている

少し前に「今日もほんとうのことが話せてしあわせ」というのを書きましたが、あれはヨガの先生バージョン。今日は日常バージョンです。わたしが友人と話した近ごろのトピックの結論に、こんなのがありました。 花沢さんはセーフ。みぎわさんはアウト。 だか…

気おくれはしても人見知りはしない、の感覚

前に以下のことを書いたら、そのきっかけになったNさんが読んで連絡をくれて、「わたしは気おくれよりも、人見知りをする」と話してくれました。 Nさんと話しているうちに、わたしのなかでだいぶ前から「人見知り」という概念自体が薄くなっていることに気…

おだやかで実りを感じる交友関係のために、わたしが心がけていること7つ

今年は遠方から友人が来てくれたり、わたしが行ったり、例年よりもすこし賑やかな夏でした。 年齢を重ね生活が変わり連絡方法も多様化するなか、友人が声をかけてくれたり待ち合わせて会ってくれるのはとてもありがたいこと。今日はここ数年でわたしが気をつ…

とても現実的な板挟み。食事についてのわたしの対応

先日、ヨガ仲間から食事について尋ねられました。 肉は食べるのかという、よくある質問。わたしは自分で作って食べる食事とお弁当では肉類をとらないけれど、誰かと一緒に行く外食では、豚肉・牛肉以外のものなら食べています。挽肉だとあとで気づくこともあ…

サンカルパのある集合体、ない集合体

人の集まりについて、先日の続きです。 わたしは他人と個室で話をするとき、それは二人でも三人でももう少し大勢でも、人が集まった集合体をひとつのボディとしてとらえてみます。そしてそこにサンカルパのない状態というのは、とてもあぶなっかしい。上記の…

自分で自分を責めないために、小さな工夫を積み重ねる集まりのこと

先日、わたしがここに書いた「苦労話マーケティングに手を出さないようにしている」という心情吐露のきっかけを作ってくれた人が、ブログを読んでメールをくださいました。苦労話をしたあとに襲ってくる自己嫌悪の感覚について共感されたみたい。 いただいた…

嫉妬の範囲が広いというのは、損なこと

ここしばらく、古くからの友人と再会する機会が続いた。お互い家族を持ったり持たなかったり、仕事をしたりしなかったり、自己犠牲を大きく負ったり負わなかったり、恋をしたりしなかったりして、様々な逡巡の日々と平行して再会できる関係が続いている。わ…

取り戻そうとする思考の時間は早く過ぎる

上半期が過ぎましたね。わたしは今年に入ってからつい最近までの間にいくつか失敗をして、えええーもう8月になるの!? というくらい月日の流れをとても早く感じています。なにかを失った、取り戻せない。でも取り戻したいと思うとき ── たとえばいつも使って…

作家に編集者が必要な理由がわかった気がした数日間

ずっと文章にしたかったRさんとのことを、1か月半以上かけてやっと書くことができました。 旅先で、いまの生活とは環境も人間関係も違う状況で起こったことだけど、でも要素としては確実に基本的な人間関係の問題を含んでいる。そんなあれこれが詰まったこう…

「ていねいな暮らし」も「自由な旅人」も「気のおけない友だち」も、ケッと思う人はいるわけで

友人とインドで移動をしながら雑談をしたときのこと。友人が「ていねいな暮らし」を見せられるのが苦手だという話をして、あーあれねぇ…、なんてわたしもうなずきつつ、一方でわたしたちが旅行中に発信したSNSもそれが自由な旅人アピールに見える人にはケッ…

自分だけに向けられたものを強く欲しがる心

少し前のことですが、仕事で見かけた場面でのこと。「その要望をいま口に出すって、このかたお疲れだな…(心が)」と思うことがありました。「こういうのって、お願いできるんですか?」という問いかけ。機械の操作(ツールの使いかた)をしながらその仕事の…

コミュニケーションは、自分と自分の領域にもある

インドから戻って以来、ほとんど本が読めなくなっています。洗濯物が2時間でバリッバリに乾ききってしまう猛暑のなか毎日過ごすという経験が初めてで、まだ頭が戻らない感じが続いています。熱中症になっていたのかな…。いまは週に1冊ペースで本を読んでいま…

記憶(smrti)に興味があるから、苦労話マーケティングに手を出したくないと考える

年々、自分の苦労話を不用意に口にしたくないと思うようになっています。経験については同じ立場・職種など特殊な状況を共有する場合に二人きりなら話しますが、苦労話はしないよう心がけています。よく頑張ったねと褒められて気持ちよくなった後にやってく…

不機嫌そうな顔の状態がデフォルトの人ってけっこういる。という話

先日、わたしに聞いてみたいことがあるという人の話を聞きました。内容は端的にいうと「むすっとした顔の人に、つい気持ちが引っ張られてしまう」というお悩み。その人は創作ワークショップの講師をすることがあって、わたしがむすっとした人を見たときにど…

見ている人に負担をかけず安心感を与えてくれる、多くの人に好かれるその人が負担しているもの

好かれる人の存在を、わたしはこんなふうに分析している。好かれる人は「見ている人に負担をかけず安心感を与えてくれる」そういう力を持った状態の人。「負担をかけないこと」と「安心感を与えてくれること」は合わせ技で大きくなって、日々の積み重ねで増…

思わず着火した恋の話から導き出された結果

まったく色気のない旅行記を書いている。切符を買って乗り物に乗って行って帰ってきたという記録をひたすら続けている。ちょっとしたお出かけが大冒険のインドだから、書いているわたしは楽しい。そんなふうに淡々と書き続けている記録が、読む人にとっては…

人は見た目だろうか

いつもスーツでパリッとスタイリッシュな人が、意外な話を聞かせてくれた。10年前にインド旅行をしたことがあるという。当時はスマホもなく「地球の歩き方」だけ持って、そもそも英語が話せないから行ってみてから考えるつもりで、まずは現地で知り合った日…

日々を乗り越えるための燃料が怒りのエネルギーでなくなっていく過程

これについては適切な言葉が見つからないのですが、似たものを探すならスランプかな。バッティングのフォームを変えるときにどうしても超えていかなければいけない打席の数であったり、開発が進むとその段階で出てくる解決すべき問題のような、そういう存在…

記憶のやさしい使いかた

ヘルマン・ヘッセとさくらももこ。 先日、このふたりの作家に対する尊敬の理由が全く同じであることに気がつきました。友人と雑談をしながら気がつきました。ヘルマン・ヘッセもさくらももこも(「も」が多いね)多く著作を読んだわけではないけれど、子ども…

失敗と後悔としくじりと、いつのまにか育っている完璧主義と…。そんなときの対処法

4月がはじまりました。先週わたしは驚くほど単純なミスをして、そのときにいろいろ考えました。止まらないくしゃみのせいにしている場合ではないかもしれない、と。その失敗はお金と時間ともうひとふんばりの手間で解決できるものではあるのだけど、こなれて…