うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

日常

一定のリズムの音楽で心の色調を整える。最近ヘビロテの3曲

音楽や映画のことは書き始めるとどんどんヨガブログでなくなっていくのであまり書かないようにしているのですが、いまは視覚よりも聴覚から心を整える効果が絶大。 多くの人が不安になるとき、文字情報は大げさな表現で人々のアテンションを集めるべく加速し…

どこまでも主張を消そうとするキャラクターがキャラクターであるというジレンマからの学び

たいへんです。またジレンマに陥りました。もう沼。すんごい沼。ぜんぜん出てこれない。先日友人が、ぼーどびるでゅおの話おもしろかった! というメッセージをくれて、あらそんなに? と嬉しくなってまたザ・ボードビルデュオのページを見に行ったら、「こ…

アナウンスと注意書きが多いなかで、事実だけを受け取るフィルタリング機能のこと

「日本はアナウンスが多い。電車でもアナウンスばかりしている。うるさい」数年前に知人Nさんの弟さんがクロアチア出張から戻った直後に、このように言っていたそう。うなずきながら、わたしは視覚的にも案内と但し書きばかりで非常に疲れるという話をしま…

名もなきポジションを守る存在

今日書くことは賛辞。でもタイトルを「名もなき」としてしまったから、「ちゃんと名前があるんですけど!」と怒り出す人がいるかもしれないな。こんな無粋なエクスキューズを冒頭に書かなければならないなんて、めんどくさい世の中ねぇまったく。 ざぼーどび…

オンラインが多すぎて

これまで仕事のコミュニケーションはリアルで話すかメール、 Chatwork あるいは Slack というスレッド型のツールを使用する日々だったのに、ここ1か月でじゃぶじゃぶ全方位的にリアルタイム・オンライン化されて、あっちはこれ、こっちはこれ…と、対応するだ…

ユーモアの効用

振り上げたこぶしをおろせなくなって、クレーマーになってしまう人がいる。それよりもさらに微細な単位で、他人の役に立とうと腕まくりしたのに来てみたら相手はちっとも感謝してくれそうではなくて、まくった袖を戻せなくなる人もいます。わたしはこれらの…

神の名前よりもウイルスの名前を唱えているね

名前というのは他者とその存在認識を共有するために使うもの。いまは世界的にウイルスが神みたいになっています。神も悪魔も目に見えない存在だから、そうなるのでしょう。世界がひとつになってる…これって普遍宗教? と一瞬錯覚しそうになるくらい。名前と…

疎外感あれこれ

かねてより断続的に抱えてきたモヤモヤを人に話して、なにげない返答であってもそれが自分にとってベストマッチな表現だった時に、ス~っと心の快便感がやってくる。そんなことってありませんか。今日書くことは冬の思い出。今年の冬に、そんなことがありま…

元来の自分にない種類のポジティブさを捏造せずに考えてみる

少し前のブログに書いたのですが、わたしは静かに2月上旬からコロナの影響を受けはじめ、当時はそれも3月になれば終わるものと思っていたのですが、むしろ逆の展開。自分の運が悪かったくらいに思えるほうがまだましだったと後になって知る、こんな影響範囲…

ちょっとそれどころじゃない感じ、と思わなくていいように準備してきたのにな

いま多くの人が、というか、予定が変わっていない人なんてひとりもいないであろう事態が静かに始まってから、そろそろ一か月になりますね。これは経験したことのない種類のパニックだなぁと思いつつ、周りを見回すとそれは胸にしまって沈黙する賢者が多い。…

ミーチャンハーチャン、七里ケッパイ、効験いやちこ

ここしばらくの読書で、古い言葉を覚えました。なんだかおもしろくて調べているうちに愛着がわいて使いたくなってくるのですが、使う場がありません。最近印象に残ったものを3つご紹介します。 ミーチャンハーチャン これはサマセット・モーム「人間の絆」…

自己肯定感を高い低いで語れない

以前、恥ずかしがりなのに恥ずかしがりじゃない自分を掘って「はずかしい」の種類について書きましたが、今日は自己肯定感について書きます。 わたしは「自己肯定感」という言葉にあまり興味がありません。もともと「多くの人ができているのだから自分も大丈…

とりあえずの発言によって自分を取り逃してしまったら、あとでひとりで取り返す

先日、友人がこのブログの「日常」カテゴリを読み返していたら自分のモヤモヤとマッチするものがあったと連絡をくれました。その人はとても礼儀正しくて、わたしよりも若いから生意気と受け取られないように「とりあえずのマイルドな返答」をする回数が多い…

「言わぬが花」と「沈黙は金」と「思考停止」と「心のはたらきの止滅」はすべて別もの

日本人同士でのコミュニケーションは、日常会話では「心が傷つきやすい」という意味を繊細とかデリケートと表現し、そっとしておく。ビジネスの場面ではバランスを見つけるのがむずかしい案件ほど、デリケートな判断に長期的に耐えうる、繊細に繊細を極めて…

ぷちストックホルム症候群

ストックホルム症候群というのは、銀行強盗に監禁された人が犯人に親近感を抱くことで自分を保とうとする、ちょっと複雑な心のはたらき。今日のトピックは、この感情って日常的に小さく発動させるやつだよね…という話を友人&家族の三人でしたときの思い出を…

これから10年、どうやって年齢を重ねていこうかと思った矢先での出会い

ここしばらく、日常を通じて考えたことを書きたい気分になっています。これは人生経験に関するトピックを取り上げて端的に語れる話ではなく、たとえば今年になって白髪の話を友人にしても、かつての仕事仲間には10年以上前からすでに染めている人がおり、な…

わたしという畑を管理する耕作人もまたわたし

早いもので2020年になってから2月もなかば。みなさんはどんな新年のスタートをきり、アクションを重ねてこられましたか?わたしは新年の区切りで計画を立てることはないのですが、昨年はそれまで毎年続けていたハタ・ヨーガのテキストを訳すルーティーンを続…

ひとり旅なのに楽しそうなのは、ひとり旅でも団体旅行だから

ここ数年いっしょに練習をしているかたがひとり旅に出るようになったと聞くことが年々増え、とてもうれしく思っています。そうよそうなのそのように、この身体というメモリーにいまこの時代を生きた印象を刻んでまいりましょう。ひとりのなかのいろんな自分…

わたしは誰からの信頼を得たいかと考える。欲しがられるのは別のこと

たとえば仕事を任されるとき、誰かから行事に誘われるとき、人間関係においてわたしが考え続けてきたことが、この冬に読んだ二冊の本によって進展しました。 東京で働いているというだけで、わたしはわりと多くの人と出会っているように思います。悪い人は刑…

なぜかずっと好きなものをしつこく分解すると、大切にしたい信条が見つかる

あなたには、子どもの頃からずっと好きなものはありますか?もはやこれは信仰ではないかと思うくらいに気がつくと想起する、目にすると反応せずにはいられない、耳にすればウキッとする、そういうものはありませんか? 40歳を過ぎても好きとなると、そりゃそ…

ブランドに頼る性向は、せめて「モノ」までにしておいたほうがいい

グルのブランド、宗派のブランド、グルの死因、宗派の分裂やトラブルetc…、これらの情報を検索するワードの変遷をパソコンからスマートフォンの時代へ至るまでずっと見ています。このブログへの検索流入ワードを見ていると、それだけで「ポジティブであるべ…

オピニオンもキャンペーンもアジテーションもない場

あるきっかけがあって、ここ数年自分が避けてきたことを振り返ってみました。 オピニオンもキャンペーンもアジテーションもない練習の場をわたしが大切に考えている背景について、自分の漠然とした思いを掘り下げてみました。あるきっかけというのは、数年前…

余計な情報を渡さない場面に出くわしたときのこと

もうすべてが自分の中ですっきりした、わたしの日常の中で起きたこと。今年の夏のできごとです。仕事帰りによく通るエリアで何軒か、月に1回か2回行く中華料理屋があります。以前は同じ圏内にもう1軒あったのですが、そこは今年の春に建物の取り壊しでなくな…

銀行口座の断捨離をした

先月、銀行口座の断捨離をしました。20年以上社会人をやっていると、かつての家賃引き落としや立替経費振り込みなど、いっとき「そのために作った口座」が残っていたりするもの。それを覚えていないのが恐ろしくて。キャッシュカードを無くしていることにす…

若さについて考えた

先日、同世代の友人が学生時代(20歳ごろ)のことを振り返っている文章を読んだ。さまざまなことを振り返りながら、「要するに暇だったのだ」と書いてあった。彼女とは30代後半で知り合ったので20歳の時には面識がない。なのにそこに書いてある逡巡はまるで…

自己防衛を謙遜でコーティングする雑な技巧にいいかげん自分でもうんざりしてる

わたしがここに書いたことをきっかけに、たまに友人と緊急反省会が始まることがあります。「ちょっと昨日うちこちゃんがブログに書いてた話なんだけどっ!」と、友人が自分でもやめたいと思っている自己防衛について話してくれました。その友人は外国で働き…

Govinda の空耳情報がインドから届きました

早いものでもう来年の予定の話がチラホラ聞こえはじめました。今年はなにをしたっけ。今年もいろいろあったな。くだらないことが!(←これ重要) そんな「くだらないけれども大切にしたい思い出」のひとつに、今年はなぜか意外な方面で、しかも複数の方面で…

寄生している罪悪感から解放されたいという欲望

寄生というのは共生に含まれるもの。だから子どもが親に負担をかけていることを気に病まなくていいのかもしれないけれど、気に病む気質の人間は子どもの頃から気に病む。わたしよりも少し若い人の書いた小説を読むと、似たような感覚の描写があってどきどき…

「読みやすい本」「本が読めない」という、よく聞くフレーズや心情について

もう10年近く前のこと。当時本が読めなかったわたしはもちろん長い小説など読めず、それでもヨガやインドなど興味のある分野の本なら読めるようになってきて、たまに本を貸してくださるかたがいました。 わたしは本の感想をここ(ブログ)に書いているので、…

わたしはこの身体に乗って九州へ行った

先月初めて福岡でヨガクラスをしたときに、「大人の遠足」でお会いしたみなさんにこの話をしました。 この身体は好奇心を乗せて、"わたし" を運んでくれる。 先日の福岡のクラスでは、6年前に東京でお会いしたかたが入口近くで向かい合って太陽礼拝している…