うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

日常

Noooo Waaaay! という英語の便利さ

わたしは英語が今となってはほとんど話せないのですが、旅行をしているときは使う機会が増えます。あたりまえか。 ヨガをするときは普段より性格がオープンになっています。 もともと日本語が母語ではない人からヨガを教わりはじめたので、わたしの頭の中か…

親子旅行は、自分で書き換えていた記憶を知る機会

わたしがブログに母親との海外旅行記を書いていると、同世代の人から「うちは絶対無理っ!」と、勢いたっぷりにお話をされることがあります。 それもなんかわかるし、そうだろうなと思います。 まだまだ足腰が元気な人であっても、意思がなかったり、ありす…

ヒヤシンスの3年目の球根を植え、手帳を買い直しました

あっという間に2月になって、先日は雪も降って、同時に梅が咲き始めていますね。 わたしはここしばらくマルチタスクで頭が混乱しておりましたが、同時に日常を見直すことで、コツコツ約束事を進めています。 今年は年始からドタバタしながら、こういうこと…

手書きジャーナリングと読書感想

新年の挨拶はもう時期外れになってきましたが、先日、「今年もどうぞよろしく」と言いながらお会いしたヨガの先輩からこんなことを訊かれました。 自分の感情を手書きでノートに書くとか そういうのって、してる? とても新年らしい話題です。「してますが、…

常時ネットに接続していたら、本も読まなくなる

今回の年末年始の旅行ではじめて、海外でもスマホでネット接続ができる状態にしてみました。 そうしたら見事に本を読む時間が減りました。単純なことでした。 ずっと外部とつながっているものに手が届く状態で旅をしていたら、本は読めません。 わたしは普段…

わたしの年末年始 2023-2024

みなさま、こんにちは。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 しばらくブログの更新をお休みしていましたが、ベトナムとカンボジアを旅していました。 元旦の地震のニュースは親と一緒にベトナムにいる間に知りました。 その後も旅行中に何度か、現地のか…

2023年。読んでくださり、会ってくださり、ありがとうございました

ここ数年、ヨガのことを書きたいのになんでこうなった・・・と思いながら、うまく焦点が合わせられないような(気持ち的に老眼のような?)感覚がありました。 ヨガが日常に染み込み過ぎてしまって、気を通さなければナマってくるのは自然なこと・・・となっ…

「さみしい」のこと

数年前に、友人と話すときに「さみしい」という表現を自然に使いはじめた時期があって、「それは、"さみしい" なの?」と言われました。 これに関して、どうも日本語の選び方がズレているんだろうなと前から思っていたのだけど、先日読んだ以下の本に、そう…

ずかずか行って相手にギョッとされたことを振り返っていた友人の話

久しぶりに友人と会って食事をしたときに、こんな話を聞きました。 積もる話が溜まっていたようで、いろんな話を聞きました。 その日は失敗談を聞いたのですが、話の途中で「そこでね、前に聞いた “おリボン” の話を思い出したのよ! あれ、自分がやってた」…

生かされているというフレーズについて(3)

少し前に2回「生かされているというフレーズについて」というタイトルで書きました。 今年はこういうことを、なんか考える年だったんですよね・・・。よくメディアで耳にする「生きづらい」「生きやすい」というフレーズの意味や使い方がわからなくて。 で…

ストレスというのは、ライフイベントの重さとリアルタイムで比例しないもの

前に、精神科・心療内科で閉経期の脳のはたらきについて聞いたり話した経験を書きました。(参考) そのときに自分の口から出た言葉をきっかけに、発見したことがありました。 医師のかたは便宜上「ストレス」という言葉を使っていて、わたしの意図とのギャ…

ヴァータ病の季節

久しぶりに友人と会って食事をしました。 積もる話が溜まっていたようで、いろんな話を聞きました。 その人はよく反省をする人なので、あれこれ失敗談を聞いたのですが、 わたしが 「いまヴァータ病の季節だからねぇ」 と相槌を打ったらそれがおもしろかった…

お酒を飲む友人

わたしの人生にエピソードが少なくなった気がするのは、外でお酒を飲まなくなったからなのか、夜中まで出歩いたりしなくなったからなのか、感度が鈍ったからなのか。 先日の本の感想の通りで、読みながらふとそんなことを考えました。 わたしの友人にひとり…

Enjoy Motionless Training! で、ハッピーハロウィン

なんとなく毎年ハロウィンにちなんだヨガのイラストを描いています。 今年は「動けないハロウィン」のイメージで描きました。 なーんでか。 わたしは長く渋谷で乗り物を乗り換える生活をしていたので、渋谷のハロウィンの雰囲気はニュースで見るものではなく…

50年前のヤングレディと話が盛り上がって止まらなかった日のこと

数年前の自粛期間をきっかけに、ここ数年で日本の古い映画を観るようになりました。 小津安二郎監督、成瀬巳喜男監督、溝口健二監督、増村保造監督、川島雄三監督、新藤兼人監督・・・と、少しずつ観ているのですが、そうなると必然的に白黒→カラー時代の映…

おいしいごはんが食べられますように 高瀬隼子 著

わたしはこの「つながってる」に気持ちを合わせられないな・・・。 と、ヨガをはじめた頃に、フレンドリーなワークショップの独特な雰囲気に怯んでしまったことが何度かありました。 それから何年もヨガを続けて40代になった頃には、そう思う気持ちを分解で…

関東・東京近郊の方へ。里親募集 サンセベリア(私的業務連絡)

今日は東京・銀座でお会いできる人向けの私信です。 今年の猛暑が凄すぎたのかなんなのか、この夏、うちのビッグダディがまた子を増やしまして、先日やっと鉢分けの鉢分け(分けているうちに下のほうに子が生まれていたりする)をしました。 これ何リットル…

インナーチャイルドがぶっ放す Kutarka の尻尾を捕まえたときのこと

おやおや、この人ったらインナーチャイルドだのと言い出したけど、大丈夫かしら? と思ったあなた。 長らくこのブログを読んでくださり、これまでどうもありがとうございました。 お世話になりました。 ばいなら〜。 * * * さて。 タイトルの中に唐突にあ…

ホルモンバランス調整弁としての「スピリチュアル」の価値

先日、底なし沼に片足突っ込んだかのような経験しました。メンタルの話です。 ── ここ数日、友人に話を聞いてもらっておりました。 話しながら自分の頭と心に起こったことを整理していました。 まだ思い出すと怖くなります。 これまでヨガを通じていろんな人…

「言語化できない」には二つの段階があって、だから苦しくなってしまうね

わたしには何人か、ふたりで話すことで頭の整理をしあう人がいます。 どの人も年齢が近く、世代の語彙のようなものが合います。(いつもありがとうございます) 年齢差のある人では、わたしは母親と会えば話をします。父親と二人で住んでいた頃は、父親と話…

“身内だから” という感情や ”ファミリー” という響きのこと

少し前のことになるが、友人に言ってもしょうがないことを言ってしまった。 「それは当事者ではないわたしから見たら暴力だけど、なんで関わることをやめないの?」 愚問だとわかりながら口にしてしまった。 異性の友人からそれは性暴力ではないかと思うこと…

あなたの疲れを引き受けている部位はどこですか?

今年は猛暑で、まだまだ日中のピーク時は暑く、長い夏でしたね。(まだ全然過去形な感じはしないけど!) わたしは今年、お盆期間中に「おなじみの場所」が疲れを引き受け続けて悲鳴をあげたので、抗生物質を飲んで鎮めました。 わたしの場合は歯茎の中でそ…

かつて自分がイラっとした間違いを自分でするようになってからのこと

言い間違い、記憶間違いをそのまま出してしまうと凹みます。 すべてを正確に覚えておけるわけではないのはわかっていながら、注意力の低下を感じると凹みます。 他人を巻き込んでしまった際には、なおのこと。 他人を巻き込まなくても凹みます。 最近よく間…

引き寄せと自己暗示って同じ?

突然ですが、「引き寄せ」というのがなんなのか、わたしはよくわかりません。 みなさんは、具体的にこれは絶対そうだった!!! みたいな経験ってありますか? わたしは「これは絶対そうだ、引き寄せだ!!!」と言ったら心配かけるやつだ・・・と、そんなふうに思…

「漠然とした不満」の使い方って、センスが出るよね

チャンス・キラー。心の中で、ついそんな呼び方をしてしまう知人がいます。 その人は「お得」が大好きなのか「他者の利益」が大嫌いなのか、とにかく判断基準がそこにありすぎて。 自分はなにか、もっと得られるはずものものを得ていないのではないか そんな…

ストレスとか人生の転機とかキャリアとか

ずっと考えていることがある。 頭を抱えたり引きこもったりして考えるのではなく、日常を回しながら考えていることがある。 じっくり考える、というののやり方がわからない。わたしにはわからない言葉がたくさんある。 「忙しい」という言葉の使いかたも、い…

人間の複雑さを小説で読むようになってから、少しずつ変化してきたこと

何度か書いてきたことですが、わたしはここ10年くらいで長い小説を読む(読める)ようになりました。 それまでは脳内で推測したり決めつけたりすることを急ぐ、いわゆる「ジャッジメンタル」のはたらきが活発で(せっかちとも言う)、本を読むにしても、選ぶ…

夏目漱石の『こころ』をなぞる旅をしてみて思ったこと

今年のGWに夏目漱石の『こころ』をなぞる旅をしてきました。 映画と小説でおさらいをして出かけました。 キラキラの海と太陽の下で行われた陰気なマウンティングのありようを全身で感じてきました。 小説はフィクションです。なので、追いかけたところでリア…

消滅を落ち着いて認めることのむずかしさよ

わたしはデジタル・ネイティブの世代ではないけれど、デジタル化の波と共に生きてきてこれからもそれが続く。そういう時代を生きています。 いまはデータ保存を随時クラウドでバックアップしてくれるような状況が増えていて、うっかり消してしまった、みたい…

野菜だより 高山なおみ / おいしい副菜 ほりえさちこ  この二人のレシピをヘビロテしている

冷蔵庫を開けると冷えたおかずが1、2品タッパーに常備されている夏の生活は快適。この春から何品作ってみたことか。 先日、わたしが作り置き自炊生活に突入するきっかけをくれた友人から手紙が届きました。高山なおみさんの本に出会ったことで、材料や工程…