2015-03-01から1ヶ月間の記事一覧
駒込にたびたび出向く用があり、旧古河庭園というところへ行ってみました。 英国人ジョサイア・コンドル博士(1852〜1920)が設計した洋館と洋風庭園は、まるでヘンゼルとグレーテルの世界でした。 入場料150円を払って入ります。 パンをちぎって落としてい…
パリに行ってもルーヴルへ行かなかったくせに、行ってきました「ルーヴル美術館展」。はじめに観る作品は石灰岩に描かれた絵なのだけど、年代に「前1295-前1069」とあり、「リグ・ヴェーダの頃か!」などと思ってはのけぞる。飛鳥時代の仏像が「最近」に感じ…
わたしが「う〜ん、これを日本語で言うとすると、う〜ん」と、サンスクリット語→英語→日本語での説明でモニャモニャしているのを横で見ていた女性が、「いつも言葉でうなっている人には、息抜きになりますよ」といって貸してくれました。 わたしはもともと現…
ここは物語のルートと逆側からたどりついてしまい、いきなりおそろしい青さの螺髪(らほつ・パンチパーマのような髪型)で横たわっている仏さまが目に入りました。 ギャー! なにこれ〜〜〜 と、同行者のヨガスタジオ・オーナーさんが叫ぶ。 螺髪が青いとこ…
ちょっと一緒にビールを飲んだ勢いで、意気投合した(よその会社の)OLさんを二人、お笑いライブへお連れしました。 そこで見るネタには地味にデトックス効果があるので、「わかってくれたら、うれしいな」と思ってお連れしたのですが、「なんかわかる! お…
タイトルは男性向けなんだけど、スカート&パンプスがネクタイに変わっただけ。 後半にはうなずくことばかり。そしてこの本はいちいちバルザックを引用するのがおもしろい。 「服装に対する無関心は、精神的な自殺行為にひとしい」(32ページ) 「ほころびは…
職場の本棚から抜き出して、息抜きに読みました。 「いちばんやさしい」といっても、本当にまっさらな人には「ここに書いてあることはね」という説明が必要になる。 SEOの本はたまに読むと、わかっちゃいるけどやっていないのでやろう、ということが思い返せ…
よくあることなのだけど、行きたいセミナーに「懇親会」がついていると申し込むのをやめてしまう。案内に(懇親会費用を含む)と書いてあると、なんで区切らないのかと思う。それで来なくなる人よりも来たくなる人の方が多いのかな。 わたしはプライベートで…
先日ちょっと駒込に用事があって出かけたのですが、時間があったので町を歩いてみたら、なんかすごいですね駒込。 駅のポストが桜色。どーゆーこと?! 目的なく歩いていました。そうしたら しもしふり? なんだそれ。 日本一長い? 商店街 って、語尾が東スポ…
まえに「あぐらをかけるようになりたい」「蒔前屈」というのを書いたら、あぐらをかくのに足首がひっかからなくて組めないという人が多いことがわかり、今年からアプローチを増やしています。 前にも書いたとおり、足を組むというのは「足首」「膝」「股関節…
阪神大震災で家族を失った子供たちと周囲の人が織り成す物語。 あまりにもキラキラネームの子供たちにはじめは「???」と思ったのだけど、すこし漫画のようなライトさがある。狙ってのことなのだろう。 主人公の女の子の心理描写の、こういうところは好き…
芥川龍之介さんは、なんというか、圧倒的に洗練されていますね。 この「芋粥」は執着の話なのだけど、いわゆる漱石さんや太宰さんが得意とするアハンカーラ(エゴ・我執)とはひと味もふた味も違う。 なにげに口にしてしまった「意志と願いのあいだのような…
まえに京都へいくのに朝早く起きる自信がなくて夜行バスで行ったらあっという間に着いたので、名古屋から東京まで高速バスに乗ってみました。わたしは東京駅のあのごちゃごちゃが妙に苦手です。新潟へ行くときも大宮から新幹線に乗っています。 神戸は飛行機…
ウェブの仕事で「イメージコンサルタント」という仕事をしている人とお話しする機会があって、そういう仕事がそもそもあることや、その業界のお話を聞きました。 「イメージコンサルタント」はエグゼクティブ対応だけでなく、起業した人がワードローブを一新…
春の気配を感じてから、毎週ちょこっと寒波が押し寄せる3月。もうロングコートは着ないけど、ここしばらくは毎日Pコートで出かけています。 そんな折、夏までに欲しいと思ってオーダーしていた瀬戸市・タロケイのペイントシューズが届きました。 包みからす…
「五色園」はとにかくいろいろ衝撃的。一体だけしか像がないと、ちょっとナめちゃうというか、注意が薄くなる。 このスポットではわたしの着眼ポイントもゆったりしちゃって、同行者のヨガスタジオ・オーナーさんと、こんな確認をしていました。 うちこ:な…
テレビブロス上の連載Q&Aがいつも地味な破壊力。それが文庫化されたということで、迷わず買って読みました。 経験をもとに断定した考え方の上にある処世術がすばらしい。 私は「虚しい」になったときは、意識的に「怒り」に変えます。(P58) 「虚しい」がエ…
今年はすでに2度、アビアンガを受けました。アビヤンガというのはアーユル・ヴェーダのオイルトリートメント。過去にインドとスリランカで受けたことがあるのですが、日本人同士だとフィードバックがナマナマしくてよい。日本で受けると油の調達費も家賃もか…
前半は旧来の考えから抜けられない農業の人への批判的な気持ちの表明があって、よくある文化祭的な自然至上主義かと思って読みすすめたら、ぜんぜん違った。前半はここはあくまで「当時」の気持ちを語っているだけ。後半でグイグイ引き込まれた。 対談形式で…
わたしはいつまで五色園のことを書き続けるのだろう。 大好きな親鸞さまのエピソードはおおむね書き終えたのだけど、今日はそのお師匠さんである法然さまのエピソードです。 法然さま。凛々しい。 その法然さまの目の先に うっすらとみえる 青い水しぶきを立…
駅の本屋で立ち読みし始めたらおもしろくて、全部読みたくなりました。 特に以下のくだりは、強くうなずきました。 小林氏の言葉で58ページに出てくる「静的なウェブ屋の発想」という表現の前後に(それではダメだという流れで)書かれていること。 柳瀬氏の…
このブログはヨガの指導者やインストラクターさんがたくさん読んでくれているようで 、思わずアドバイスをいただけることがあります。 まえに「バガヴァッド・ギーターをうなりながらタテノリで読む会」(という名のインド哲学クラス)で、トリグナについて…
いまどきの小説を読みたい気分になって、読んでみました。 はじめはすこし退屈な話に感じて入りにくかったのだけど、「試合」のようなものが繰り広げられるモード以降はイッキ読みしたい気持ちに。毎週とても楽しみなドラマを見るような感覚で、毎朝の通勤で…
先日仕事仲間と浅草へお笑いを観にいってきたのですが、そのまえに浅草寺に立ち寄りました。 山さんという、こういう相談に乗ってもらえそうな、制作のお仕事をしている人と行きました。うちこ:このあいだ仕事で話したブロガーさんが、すごく写真が上手なの…
DVのあとは嫁姑問題です五色園。 そのまえにおこられて、詫びて、サットサンガに参加して、エア写経にびっくりして、それだけでおなかいっぱいなのに、いつまで続くんだこれ。 しかも今回は蓮如さまがらみの案件です。蓮如さまといえば奥さん5人(すべて死別…
「こころ」でさんざん恋に悩んで神聖神聖いうとる人が居ましたが、この小説ではあっさり 神聖とは自分一人が玩具にして、外の人には指もささせぬと云う意味である。 って書かれてる! おもしろい! 「草枕」と「三四郎」の間の時期に書かれた小説で、まさに…
ヨガの考えごとは動きながらすることが多いですが、おとなしく考えることもたまにあります。 つい最近、ことばについてモヤモヤ考えたことがありました。 野心とかバイタリティとかそういう話です。 「野望」と「野心」が違うのは、なんとなくわかりますよね…
「街角のクリエイティブ」というサイトをご存知ですか? 雨後の筍のようにキュレーションメディアが乱立するなか、ちょっとおもしろい記事があるサイトです。 そこにある「用語」であそぶ記事がすごくおもしろい。 広告用語で「鶴の恩返し」を読んでみた JK…