うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「こだわり」を捨てる~仏教が教えるウツ脱却の秘法~ 小林信源 著

いつ買ったのか忘れてしまったのだけど、ずっと積読本の本箱に入れてありました。 昨年から友人や知人とコロナ渦での心の持ちようについて話すことが増えて、正気を保つっていうのはどういうことなんだろうと考える機会も増えています。 この本はカバーの後…

筑波山を白雲橋コースから登り、御幸ヶ原コースから下山した(茨城県つくば市)

東京からなにげに近い(奥多摩よりも近い)筑波山へ行ってきました。茨城に住んでいるヨガ仲間が引っ越してしまうというので、その前に! とハイキングに出かけてきました。 つくばエクスプレスに乗れば、すぐについてしまいます。 そこからバスに乗りました…

東京暮色(Tokyo Twilight / 映画)

ノリちゃん三部作を観終わってしまったので、「東京暮色」を観ました。この映画では原節子さんが孝子という名前の姉役でタカちゃんと呼ばれています。主人公は妹の明子(アキちゃん)で、有馬稲子さんという恐ろしくキュートな女優さん! このアキちゃんのフ…

日原鍾乳洞のお大師さまスポットで参拝してきました(東京都西多摩郡奥多摩町日原)

年末に鍾乳洞へ行ってきました。洞窟です。にっぱらしょうにゅうどう、と読みます。友人と立川駅で待ち合せ、そこから奥多摩まで電車で行って、さらにバスに30分ほど乗っていきました。洞窟は年がら年中温度が安定しているので、ものすごく暑い夏や寒い冬に…

インド素朴絵画 ― マドゥバニー・ペインティング 大崎紀夫 著

古本屋で見つけました。これ欲しかったのこういうの! と、久しぶりに物欲が炸裂しました。 インドの刺繍や壁などで目にする、ユルいのに細かくて妙に目が釘付けになるあの感じはなんていうのだろうと思っていたら、マドゥバニー・ペインティングというのだ…

誘導してこない時代の本を読んで自分の思考の性向を見る

さんざん誘導を試みたあとで「もちろんこれは、絶対にこうすべきということではありません」と追記する、そういう文章に疲れる瞬間が増えてきました。 タイトルは強気な言い切り、あるいは壮大な思わせぶり。中身にはリスクヘッジがいっぱい。そして感謝ラッ…

高尾山へ。稲荷山コースから登り、蛇滝口コースから下山(東京都八王子市)

山歩きをしてきました。かなりまえにケーブルカーで薬王院へ行ったことはありましたが、歩いて登るのは初めてです。過去に行った記憶がもうほとんどなかったのですが、行けばなんとかなるくらいメジャーなスポットらしいので、とりあえず高尾山口駅まで行く…

高尾山の冨士浅間社、飯縄権現社、薬王院へ(東京都八王子市)

ちょっと山の空気を吸いたくなり、高尾山を歩いてきました。いくつかある登山コースのうち今回は薬王院を経由せずに頂上まで行ったので、ゆっくり参拝しながら降りてきました。 冨士浅間社 頂上に一番近いところにあるのは冨士浅間社です。 修験道場後もあり…

東京物語(映画)

有名な映画を観ました。「晩春」「麦秋」「東京物語」は紀子三部作といわれているそうです。この映画では過去のシリーズでじわじわと頭角をあらわしていた女優・杉村春子がサッカーでいうリベロっていうのかな、ああいう感じの働きをされていて、登場人物が…

アーユルヴェーダの「心の衛生学」をベースに活動スタンスを検討する

生活環境が変わるとわたしはいくつかの本を読み返すのですが、昨年から社会環境の変化も併せて考えることになり、状況が複雑になればなるほど本棚に確保しているエース級の本がありがたい。先日また「Ayurveda / A Practical Guide Dr.Vasant Lad」を読み返…

ばあさんになってきたと言うのなら、老婆餅をお食べ!

昨年の終盤から、練習仲間のかたとお会いできる機会が増えていました。また緊急事態宣言で逆戻りですけど、まあそれはそれとしてね。 2020年が幻のような一年であったせいか、あるいはただ年数を重ねてそういう時期になったのかわかりませんが、ババア・アピ…

晩春(ばんしゅん・映画)

これは父親役の笠智衆による結婚説法を聴けるだけで、もうそれだけでありがたい映画。「なるんだよ、幸せに」の倒置が沁みる。娘役の原節子はさながら三蔵法師。ありがたいお経を求めて天竺ならぬ "他人の家" へ旅立つ僧侶の複雑な心の旅支度。── なのだけど…

エンリケ・バリオスの魔法の学校 ホワイトマジック特別集中講座 エンリケ・バリオス著 さいとうひろみ(翻訳)

同作家の「アミ小さな宇宙人」からの三部作を読み終えたので、この本を読んでみました。アミのシリーズはキリスト教の聖典にある教えを執着と愛の混同解釈で曲げないように説いていくような物語でしたが、この「魔法の学校」はそれを練習メソッド化し、精神…

向田邦子没後40年特別イベント「いま、風が吹いている」(1月24日まで開催中)

美術館も博物館も事前予約制になり足が遠のくなか、とても気になる展示があり表参道駅まで出かけてきました。青山通り沿いにあるスパイラルガーデンの1階で、向田邦子さんの原稿、食器、服、旅のスナップ、徹子の部屋の映像を見ることができます。この展示の…

中間の豊かさを楽しむ

他人の本の感想文を読むのが好きです。新しい視点に出会えることかあるので、本の感想をよく読みます。いろいろ読んでいると、プロの書評のほかに、読書日記のように感想を書く人、自分の経験や知識を語るのに本を利用する人、嫌いな人が世間から注目されて…

石川台の商店街と雪ヶ谷八幡神社(東京都大田区)

東急線のこのあたりは未知の場所。道の場所へ行くのは、近くても旅です。旗の台から商店街をいくつか散策して洗足池公園を歩き、そこから雪が谷大塚まで歩きました。 低~いガードをくぐっていきました。 石川台の希望ヶ丘商店街と駅前商店街(グリーンロー…

旗の台、荏原町、長原の商店街を歩く(東京都大田区)

年末に友人と運動不足を解消すべく、街歩きをしました。マットの上では動いているけど、やっぱり移動は気晴らしになるんですよね…。東急線のこのあたりは、10年くらい前に中延駅や下神明駅近くの知人を訪ねて歩いたことがありますが、ほとんど土地勘のないエ…

洗足池公園と御松庵妙福寺(東京都大田区)

近頃めっきり、都内散歩&のんびりお喋りがイベント化しつつあります。誰かと話をしようにも、同じ空間にずっといたら、なんとなく息が詰まるしね。東急電鉄目黒線の洗足駅の近くを歩いてみました。 池にはたくさん鯉と鳥がいます。 人が来ると、鳥が鯉エリ…

アミ 3度めの約束 ― 愛はすべてをこえて エンリケ・バリオス著 石原彰二(翻訳)

シリーズの三冊目をやっと読みました。登場人物が少しずつ増え、それぞれの事情とこだわりのなかにエゴがちらつく。アミ(オフィル星の宇宙人)が主人公の少年ペドゥリートに向かって話す内容も苦悩の中毒性や死の解釈にまで及び、内省力もパワーアップして…

友諠商店・友誼食府で旅気分を味わってきた(池袋・ゆうぎしょうてん / ゆうぎしょくふ)

思い起こせば一年前の1月なかば、わたしは上海行きのエアチケットを予約して、2月の中旬から中国へ行く気満々でした。嵐の前の静けさでした。あれから一年、せめて旅気分だけでも味わいたいと思い、かねてより気になっていた池袋の友諠商店・友誼食府へ行っ…

発信ツールの使い分け

ここ数年で多くの人がスマートフォンを持つようになり、わたしはここで2006年からブログを書いていますが、発信ツールは毎年少しずつ使い分けています。mixiはIDとパスワードがもう思い出せず、何年も放置した状態になっています。twitterも同様。いわゆる「…

月島、佃島、石川島、越中島を歩いた(東京都中央区)

年末年始は東京にいたので学生時代の友人と会いました。友人が佃島へ行ってみたいというので、そのあたりを歩きました。わたしは昨年まで月島の近くを仕事で出入りしていたので、少し土地勘があります。ただのお散歩ログですが、いまは誰かと一緒に都内を歩…

堕落論 続堕落論  坂口安吾 著

昨年の後半は坂口安吾の小説をよく読みました。長い作品は一つもなく、どれも中編で一日で読み終えてしまうものもあるのですが、ままならぬ人の気持ちをよくコンパクトに書くもんだと毎回驚きます。なんとなく「〇〇論」というのはむずかしそうな印象。つい…

ソーラーパフのウォームライトで、ゆる~い夜(2020年に買って活躍したもの)

昨年から生活スタイルが変わり、いくつか自宅生活を快適にするためのものを購入しました。自宅生活と言いながら買ったのはアウトドアグッズ。これは、ソーラーで充電する(=電気を使わない)室内ライト。まえに旅先で使っていた人のを見せてもらってずっと…

泣虫小僧  林芙美子 著

母親と一緒に居たいのに、自分が邪魔者であることが明らかに示された子どもの話。とにかくつらい。そら泣くわ!男を追いかけて育児放棄をしたくなったシングルマザーとその子ども、母の姉妹とその夫。この育児放棄はただのネグレクトを超えたメス(雌)の都…

志演尊空神社 しのぶそんくうじんじゃ(東京都江東区)

好きなカレー屋さんへ行った帰りに大きな通りを歩いていたら、なんとなく雰囲気に誘われて神社を見つけ、入ってみたら縁起の解説に疫病退散のエピソードがありました。1712年の夏に伝染病が流行し死者が多数に及び、この社の五代目別当・菅原快円が紫燈大護…

書初めをしました

今年は1月2日に友人と書き初めをしました。写経以外で書道の筆、小筆以外の筆を持つのは何十年ぶり?! 思い出せない…。今年の目標を書いて部屋に貼るのよ! と言われたので書くことは決めて行ったのですが、綴りがいっぱいある。半紙で練習したらいいよ…との…

放浪記(映画・成瀬巳喜男監督 1962年)

大晦日の夜に映画版の「放浪記」を観ました。レジリエンスをアップさせる特効薬の注入です。お金がないのに本を買っては売り、職場の新入りでありながら隙を見つけては文章を書き、夫にビンタされても蹴られても立ち上がる。原作の松田さん(前半に登場)と…

長谷寺(東京・西麻布)でシティ気分の参詣。ヨギボーでお買い物

年末に、前から気になっていた「大本山永平寺別院・長谷寺(ちょうこくじ)」へ行ってきました。 渋谷駅から港区を通って新橋まで行くバスに乗ると、このお寺がいつもちらっと見えて気になっていました。 入って右の建物(写真・右)のなかに、麻布大観音が…

大晦日にゆっくり手帳を読み返しながら一年を振り返りました

昨日は大晦日で、今日は元旦。みなさま新年あけましておめでとうございます。明けない年はない、明けない朝はないとわかってはいても、やっぱり明けてよかったと、今日はそんな気分で元旦を過ごしました。元旦に日本にいるのは久しぶりです。 昨日わたしは朝…