うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

観た映画・映像

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映画『急に具合が悪くなる』 濱口竜介監督 を観てきました

あの本をどうやって映画化したの? と気になっていた映画を、やっと観に行ってきました。 しかも、上映時間3時間超。朝から水を控えてコンディションを作って行ってきました。 仲良くなる準備ができている状態で偶然出会って、いきなり親友になること 時間と…

映画『恍惚の人』(1973年/豊田四郎監督)

『恍惚の人』を観ました。Amazonに登場していました。やったー。 原作を読んだ頃にすぐに映画版も観たかったのだけど、その時には配信されていませんでした。 この映画のことは、高峰秀子さんのエッセイでも有吉佐和子さんのエッセイでも語られていました。…

映画『女の一生』モーパッサン原作 岩下志麻版(1967年)/ジュディット・シムラ版(2016年)

モーパッサンの『女の一生』を読んで感動したので、映画化されたものを二つ観ました。 先に、約60年前に日本で公開された岩下志麻さん主演のものを観ました。 その後で2016年にフランスで公開された最新版を観ました。 1967年の和製版/岩下志麻主演、野村芳…

映画『BLACK BOX DIARIES』を観てきました(少しずつ上映館を拡大中)

先日、都内の小さな映画館で上映された『BLACK BOX DIARIES』を観てきました。 伊藤詩織さんの関節に全く力が入っていない状態の映像ひとつで、すべてが証明される。 一瞬で事実がわかる話だからこそ、もう一歩掘り下げる。ただの証明で終わらない、すごい映…

ダージリン急行(2007年の映画) インドのおしゃれ内装デザインに痺れたけど全然インドの話じゃなかった

ずっと気になっていた20年前の映画をふと観ました。 これを観たらダージリンへ行きたくなるかと思ったら、ダージリンの景色は全然出てこない。茶畑なし! 真横にながーく続くインドの列車の車内がずーっと横からスライドして撮られていく映画で、内装もファ…

壮年女性の筋張った手と下がった口元がかっこいい「フレンチ・イグジット」(2021年の映画)

たまたま流れてきて気になって再生したら、2時間の映画に呑み込まれました。 副題が一見ダサい『フレンチ・イグジット ~さよならは言わずに~』という映画です。 ミシェル・ファイファーという女優さんが60歳くらいの頃の映画で、筋張った手も乾燥した肌も…

赤ちゃんはトップレディがお好き(1987年のアメリカ映画)

ずっと観たかった映画がYoutubeの「映画とテレビ」で無料公開されていました。 このほかに『ティファニーで朝食を』などもラインナップされておりますよ! これね。 www.youtube.com 近頃のポール・オースター作品読書も含めてですが、昨年からどうもアメリ…

コージーという言葉の用途の新しさ

”コージー” にうとい生活をしてきました。 英語のcozyが「心地よい」という意味であることくらいは知っていても、思い浮かべるのはシュークリームだけ。 ・・・だったのですが、先週突如「コージー・ミステリー」なるものにハマりました。 スイーツ屋さんを…

映画『白い巨塔』(1966年)を観て、いまさらながらどハマりしそう

先日映画『白い巨塔』(1966年)を観て、いまさらながらどハマりしそうで時間が足りない夜を過ごしました。 噂には何回も、いや何十回も聞いていて、何も見ていないのにどういう話か知っている『白い巨塔』。これが期間限定で角川のYoutubeで無料公開されて…

映画『レベッカ』(1940年/アルフレッド・ヒッチコック監督)

10代の頃に「いつかこういうことをやるチャンスがあったらやりたい」と漠然と思っていたことを、30年以上過ぎてから思いがけずやりました。 中学生時代に歩いて行ける場所にツタヤのビデオレンタルができ、外国の古いサスペンス映画にハマりかけて挫折したこ…

映画『ガス燈』(1944年/ジョージ・キューカー監督)

昨年の11月に渋谷の名画座で開催されていた「イングリッド・バーグマン特集」のチラシでこの映画を知り、その時は観に行けなかったので年始のお休みに観ました。 原作は戯曲で、1940年と1944年に映画化され、後者のほうが有名なのだそう。 観はじめたら想像…

なんとなく観たら教訓だらけだった 映画『吉原炎上』(1987年・五社英雄監督)

今年は大河ドラマが吉原を題材にしたものだったせいか、この映画のタイトルを耳にすることが何度かありました。 そういえば子どもの頃にリアルタイムで存在は知っていたけど、観たことなかったな・・・と思って観はじめたら、ものすごい映画なんですねこれ。…

映画『エレファント・ゴッド』(1979年/サタジット・レイ監督)で近代ヨガのルーツを知る

東京の下高井戸シネマで開催されている「サタジット・レイ レトロスペクティブ2025」で映画『エレファント・ゴッド』を観てきました。 少し前に渋谷で開催されていたのを見逃していました。 今回はヨガでお会いする人と学生時代の友人からこのイベントを教え…

サンレーカナ(あるいはサンターラ)という終末の捉え方

80歳を超え自らの死期を察知した段階から断食に入り、30日後に亡くなった人の物語を聞きました。 インドのジャイナ教の信仰で、サンレーカナ(あるいはサンターラ)と呼ばれる終末期の迎え方です。 断食に入ってから亡くなるまでの間は、本人の家へこれまで…

映画『わたしは最悪。』(2021年/ノルウェー/ヨアキム・トリアー監督)

時代が変わってこういう映画が創られて、それを観られるくらいまで生きてきてよかった。 なんて言ったら大げさかもしれないけれど、そのくらい、これまでのどの映画にもない感想を抱く映画を観ました。 この映画です。 登場人物たちが抑制できなかったちょっ…

夕陽ヵ丘三号館(1971年のドラマ/原作:有吉佐和子)

小説を読もうと思ったら映像化されていました。 新聞連載が1970年で、ドラマ化が1971年。人気だったんでしょうね。 脚本に井手俊郎さんのお名前があり、これは楽しみだと思って見ました。 商社マンの妻(専業主婦)が主人公で、世間一般から見ればお金に余裕…

『追憶』という1973年のアメリカ映画

『追憶』という1973年のアメリカ映画を観ました。 現代と照らし合わせる材料があふれていて、「観たことある人いるー?」という気持ちになり、ここに書きたくなりました。これはいま観たら、きっと、とってもタイムリー。 ラブストーリーの体裁を取りながら…

映画「国宝」 李相日 監督/吉田修一 原作

ヨガの練習前の雑談で熱くレコメンドされ、さっそく観に行ってきました。 原作を先に読もうかと思ったら上下巻の長編だったので、すぐに映画を観ました。 おもしろかった~。3時間を長く感じさせない工夫が凝らされていて、重い気持ちではなく久しぶりに勉…

長いお別れ 中島京子 著

少し前に『恍惚の人』を読んだのをきっかけに、この本を読みました。 同じテーマの現代版で、認知症の夫・親の介護の話です。 GPSのある時代になって医療もケア体制も進化して、『恍惚の人』が発表された昭和の時代に比べたら解決されていることがたくさんあ…

あたり前に大人を尊敬していたあの感覚を

先日、高校生の頃に観た映画『ティファニーで朝食を』(1961年・アメリカ映画)を30年以上ぶりに観ました。原作小説を買ったので、読む前に観てみようと思って。 日本語でセリフを見聞きしないよう、英語で観ました。みんな早口で何を言っているのか半分もわ…

映画『PERFECT DAYS』(2023年)

友人の勧めで観ました。目を覆いたくなるものやごちゃついたものがなく、疲れない映画でした。こういうのは久しぶり。 この映画を観た直後に、子供の頃のテレビの安心感を思い出しました。 昔のすてきなテレビ番組は一社買い切り広告のものが多かったように…

ビルマの竪琴 竹山道雄 著/映画・市川崑監督(1956年)

よく行くインド料理屋さんでフード・ジャーニーという食べ物の提案があり、毎月楽しみに出かけています。 そこでミャンパー・ラオスで食べられているというオーラム(ハーブと肉、野菜のスープ煮込み)と一緒に、『ビルマの竪琴』が紹介されていました。 お…

映画『くちづけ』(1956年)で、モバイルツールありきの世界で失った祈りを見た

今年観てよかった映画の話です。 映画の感想は Threads に書いているのですが、インパクトが大きく長文で感想を綴りたくなりました。 憂いをぶっ飛ばす勢いのある映画で、「倍速で映画を観る」という行為がそもそも無理なスピード感。 こういう映画でこんな…

林芙美子著『放浪記』『浮雲』と高峰秀子さんの『わたしの渡世日記』

少し前に高峰秀子さんの『わたしの渡世日記』の感想を書きました。 わたしは高峰さんを知ったきっかけが映画『放浪記』で、作家・林芙美子の役がうまくて驚きました(本人のことは見たことがないのだけど)。 原作がものすごく長くたくさんのエピソードがあ…

彼女は本当はどうしたいんだろう? と思いながら昔の映画を観てる

コロナ以来、日本の昔の映画を観るようになりました。もう4年になるので、今となってはけっこう多く観ています。 いろんな映画を観るうちに、この俳優さんはこういう役が多いというのがわかってきました。 浦辺粂子さんは若い頃から「婆や」か「おばさん」…

浅草鷲神社「二の酉」 夜の同窓散歩(東京・浅草)

長く東京に住んでいるけれど一度も行ったことがなかった、浅草鷲神社の酉の市へ行ってきました。 この日は満月の翌日でした。 満月の夜は曇っていて、翌日の月はスッキリ見えました。 映画の世界だった 誘ってくれた友人は大学の仲間で、わたしにおすすめの…

「見栄とプライド」について考え、『春が来た』(1982年の新春ドラマ)を観て打ちのめされた

今年に入ってから、「見栄とプライド」について考えることが何度かありました。 父親に関する事務処理をしながら、こんなことで見栄を張って何がしたかったのだろう・・・と新たに知ることがあって、ひとりの友人にいろんな話を聞いてもらっていました。 彼…

人民の敵 イプセン戯曲全集4/原千代海 訳

イプセンの戯曲を読みました。過去に「人形の家」と「幽霊」を読んだことがあります。 この「人民の敵」は、文庫本だと「民衆の敵」というタイトルで出ています。わたしは全集に収録されているものを読みました。 きっかけは映画でした。 霊験あらたかな聖な…

ヒッピーと太陽族

ふと想起することがあって、太陽族を描いた映画『狂った果実』を観ました。 数ヶ月前に同じ原作者の映画『処刑の部屋』を観て、スティーブ・ジョブズの公式伝記を読んでいたらヒッピー時代の話があって、そこから太陽族を連想しました。 日本の太陽族は1950…

映画『スティーブ・ジョブズ』(2013年版/2015年版)

今年の春にコルカタへ旅行した際にパラマハンサ・ヨガナンダの生家の前を通ったのをきっかけに、著書『あるヨギの自叙伝』を再読しました。 知人にその話をしたら、「スティーブ・ジョブズの iPad に唯一入っていた本ね!」と言われ、今はそのような逸話から…