うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2010-01-01から1年間の記事一覧

The Ideal of The Karmayogin/ Sri Aurobindo 著(その3)

今年いろいろなことにチャレンジしようとしてみたことの一つに「英語の勉強」がありました。 シュリー・オーロビンド・アシュラムでとてもよいテキストを手に入れることができたので、自身の勉強をかねて紹介をはじめたのはよいのですが、うちこの英語力では…

〈こころ〉の定点観測 なだいなだ 編著

旅行中に札幌の古本屋さんで入手した一冊。なだいなださんの本はここでも過去に「人間、この非人間的なもの」と「くるいきちがい考」を紹介していますが、この本はなださんがご自身を含む専門家十名の報告・分析・提言を集めたものです。10年前の、2001年の…

中国人の心理と行動 園田茂人 著

長崎でかおりヨギの部屋にお邪魔したときに貸してもらった本。彼女は中国に2年留学して、今年戻ってきた。彼女と一時期重複→入れ替わりで、別のヨガ友のユッキーがいま中国で勉強をしている。(ブログの更新は止まっちゃってるけど、元気)どれだけ中国人と…

長崎「銀河書房」(古本)と、ぶらぶらログ

今日でやっと九州旅行記が終了。まだまだ、楽しすぎる写真を紹介しきれていません。長崎の町を昼から夜までぶらついて、とにかくいろいろな場面を見せてもらったのだけど、きのう東京でかおりたんに会ったら「うちこたんは、スタンダードな観光スポットをま…

クリスマス、友達ログ。

いつもはクリスマスとはいえ師走なもんだから忙しく、その時期よりも前にそれっぽいディナーを友達と楽しむ感じだったのですが、今年のクリスマスはこの3日間でたくさんの友達とちょいちょい交流。 今年は後半になるにつれて、そういえばあまりしっかり近況…

ヨーガ入門 ― ココロとカラダをよみがえらせる 佐保田鶴治 著

佐保田先生が亡くなられた後に出版された本ですが、佐保田先生らしい表現が随所に見られます。そして、なんと「ベスト・ジャージスト」イラスト付き! 内容は「初心者に読みやすい文章」ではありますが、そうとう先のことまで書いてくださっています。沖先生…

自由飛行館のまさし画ラテ、ニューヨーク堂のカステラアイス

今日は長崎のお茶&おやつ日記。 最近はあまり書いていませんが、うちこは「さだまさしさんの日本語世界」が大好き。地元に住むかおりたんが、寺めぐりの途中休憩地点にこのお店を設定してくれていました。さだまさしの喫茶店(お母様が経営)「自由飛行館」…

長崎ちゃんぽん「共楽園」、いけす居酒屋「雑魚屋」

長崎では、昼・夜ともに地元民のかおりたんイチオシのお店に連れて行ってもらいました。 お昼ご飯は長崎ちゃんぽん。眼鏡橋の近くにある「共楽園」というお店でいただきました。絵葉書になるような、札幌で言えば時計台のような名所の近くです。 これが、眼…

長崎寺めぐり:清水寺、正覚寺の陰陽石

昨日に続いて、長崎寺探訪ログです。ふたつのお寺をご紹介します。 ひとつめは、「長崎山清水寺」。かおりたんが「真言宗なのに清水寺ってのがあるよ」というので、階段を登って行ってみました。ちょうど夕焼けのピークを過ぎたころ。 写真は、寄って撮らな…

長崎寺めぐり:興福寺、崇福寺、大光寺

博多から長崎へ足を伸ばして正午について、その日は夜までヨギのかおりたんと遊びました。うちこは「解夏ロケ地」のサイトを事前に見ていて、そのへんに行きたいなと思っていました。そのほかにも、いくつかなんとなく、イメージはありました。でも、「ここ…

シヴェータシヴァタラ・ウパニシャッド(紹介8:佐保田鶴治 訳「ウパニシャッド」から)

前回の「カータカ(カタ)・ウパニシャッド」から2ヶ月も間があいてしまいましたが、ゆるゆると続けます。 数論・瑜伽(Samkhya-yoga)という語が初めて現われるウパニシャッドがこれ。前回「ウパニシャッドは中期から一気にヨーガ味が増してくる」と書きま…

Wii Fit Plus ゴルフレッスンの体重移動

だいぶ前の話なのですが、夏にお友達の家でWii Fitのゴルフレッスンを初めてやったときのことです。 1回目は全然ダメだったのですが、「ああこれは体重移動の移行フローで判定しているのか」ということがわかり、2回目を「わかった」といってやったら「うわ…

特急「かもめ」で博多から長崎へ。海と港ログ

本年度のうちこは、まだ有給休暇が20日以上、たーんと残っておりまして……。 そんなわけで、出張にくっつけてちょいちょい使おうということで、一日の有給休暇をくっつけてみました。 このブログを通じて仲良くなったヨギのかおりたんが「博多から長崎まで2時…

ゼネラルヨガ ユニヴァ(博多)

今回は博多で朝を3回迎えたのですが、最終日の朝に博多の「ゼネラルヨガ ユニヴァ」さんのマイソールに参加させていただきました。 事前の電話で「出張で博多へ行くのですが、朝ヨガに参加してもよいでしょうか?」と問い合わせたらとても感じのよい説明をい…

古本「徘徊堂」、CAFE「CAT & FISH」(博多)

博多では寺巡りをしたあと、大名という名前の街を歩きました。 特に目的はなく、でも話題は尽きずという感じで「なんかいい感じのところがあれば適当に入ろっか」と言って歩いていたのですが、いきなり古本屋の前に出ました。 徘徊堂という古本屋さんです。…

性神風土記 高木進 著

今日は下半身のお話です。博多の古本屋でみつけた昭和36年の本です。 インドではリンガ(シヴァ神の男根)をよく見かける。京都の生八橋と同じくらいのノリでおみやげ物の定番にもなっているのですが、日本ではあまり見ることがない。でも、お寺巡りをするよ…

博多祇園 東長寺(東長密寺)と聖福寺

博多では出張の翌日に寺巡りをしました。 久しぶりに会える友達(あきちゃん)と一緒だったのですが、うちこの嗜好を知っていてくれたので、「だよね。やっぱり行きたいか」ということで、博多駅から徒歩10分くらいのところにある「東長寺(東長密寺)」へ。…

鯛めし「石蔵」/ もつ鍋「芳々亭」と博多の夜

出張の翌日が休日だったので、短期赴任でいま小倉に住んでいる同僚のあきちゃんと過ごしました。丸一日いっしょに遊ぶのなんて、何年ぶりだろう。ものすごく楽しい一日だったのですが、今日はそのなかでもグルメ編です。彼女とは東京では主に飲みに行くか野…

せいもん払い(博多・中州川端) 魚の美食店

先週の出張の最後に、仲間たちと博多の中洲にある「せいもん払い」というお魚の美味しい居酒屋へ行きました。 九州はこれまでに与論島へは行ったことがあったのですが、本土に行くのは初めてです。他のメンバーは何度も来ているので、「なにもかもが初めてで…

自殺の自由化 鈴木方斬 著

ヨガ仲間が貸してくれました。掲示板での活動を発端に書籍化されたものだそうです。正式には「自殺の自由化 自殺という行為を悪く言うべきではない」というタイトルで、書籍自体はもう絶版ですが、全ての内容を以下のサイトで読むことができます。★自殺と殺…

カラスの体躯とエゴのサイズ

友達に会いに長崎まで足をのばしました。お昼過ぎの飛行機で東京に戻ります。 朝起きて、港の静かな散歩道を歩きながら、なんとなくカラスと一緒でした。 とっても小ぶりでスマートです。鳩よりも少し大きいくらい。 渋谷の歩道橋でよく会うカラスの2/3くら…

クレーマーさんの頭の中

まだ九州にいます。今日は仕事で感じたことを忘れないうちにメモしておこうと思います。今回の出張では、縁あって「クレーマー」といわれる人に会うことができました。 後にも書きますが、「クレーマー」というラベルを貼ったのは、サービスを提供する側のわ…

龍樹の非哲学(「タントラへの道」より)

今日は先日紹介した本「タントラへの道」の中から、摩訶般若波羅蜜経 の訳者としても知られている龍樹菩薩(ナーガールジュナ)の、哲学を超えたとことんな追い込みの記述がわかりやすかったのでご紹介します。龍樹さんという人は、以前「密教―インドから日…

チョギャム・トゥルンパ 講演でのQ&A(「タントラへの道」より)

今日は先日紹介した本「タントラへの道」の問答形式で展開されるものの中からいくつか紹介したいと思います。そのまえに、動画を紹介しておきます。 この本の題材となった講演と近い時期に行なわれた講演の動画がYoutubeにアップされていました。「Chogyam T…

豊かさの精神病理 大平健 著

通りすがりの古本屋で購入してストックしていたものです。1990年の本。 たまたま今月のはじめごろ、出張中にホテルのテレビをつけていたら「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」という映画をテレビでやっていて、ぴろ子さんがあまり出てこないので半分く…

ブッダのマネジメント(「タントラへの道」より)

https://cdn.blog.st-hatena.com/images/theme/og-image-1500.png 先日紹介した本「タントラへの道」の「シューニヤター(空)」の章にあった内容の中から、ブッダの教えの手法として興味深い記述があったのでご紹介します。 慣れた仕事や感覚的に早くカタチ…

五つの基本的な性質(エネルギー)(「タントラへの道」より)

先日紹介した本「タントラへの道」の「タントラ」の章にあった「ブッダ群と呼ばれる五つの基本的な性質(エネルギー)」をご紹介します。 タントラの伝統ではエネルギーをブッダ群と呼ばれる五つの基本的な性質に分類する。 からはじまる記述が興味深かった…

ヨガとカルト 金額が問題なのか、盲信が問題なのか。

このテの話題は避けてきたのですが、たまたま最近この話をする機会がヨガの知人や仲間の間であったので書きます。 個人的には、日本のヨガTTCのなかでも高額なものとか、区別がつかなかったりします。多くの人を健康にしたり、トレーニング依存症にすること…

バスの中でうなる女性

今日は有給休暇をとりました。本年度は思い返すとあまり休んでいなくて、未行使の有給休暇がまだ30日近く残っている。近隣のメンバーに「休めるときに休んでね」と言いつつも自分がコレじゃあな、と思っていたのと、ずっと頑張ってきた同士が戦線離脱せざる…

エゴの分解 / 物質主義の三大王(「タントラへの道」序章より)

昨日紹介した本「タントラへの道」の序章にあった内容をご紹介します。 この本は、読み始めてすぐに「あなたは今、自分がこれらの言葉を読んでいると感じている。」からエゴの解説が始まります。本だけでなく講演やライブで「感覚が細かい人ほど、相手を主役…