うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

クアラルンプール国際空港からTBSバスステーション、マスジッド・ジャメ駅へ


エアアジアでクアラルンプールに朝7半ごろに到着。エアアジアは日本で言うと「第二ターミナル」のような「KLIA2」に到着します。
朝に着く便だったので、この日のうちに地方都市へ移動しようと思っていたのですが、どうやらこの日は多くの人が一斉に移動する祝日だったようで、まったく長距離バスが取れず苦労しました。苦労した上にあきらめて長距離移動は翌日にし、この日はクアラルンプールに泊まることになりました。



クアラルンプールの空港は何度も経由で通ったことがありますが、すんごいバブリー






一瞬、外の空気を吸って






市街地へ行くバスカウンターに並び、この日行きたいと思っていた地方都市の名前「メルシン(Mersing)」を言うと、そこへ行くバスの出る長距離バスセンター(TBSバスステーション)までの切符でいいですね? ということになり、「そういうことなら、それで」と買いました。


こんなレシートを渡され、これが切符になります。


10リンギット(286円)。9:30発のバスのチケットを買ったのですが、8:30のバスが出るところだったので「乗っていい?」と聞いたら「いいよ」とのこと。すぐに乗り込みました。






マレーの長距離バスは、ゆったりした3列シートがほとんどです。






マレー各地へ長距離バスがあちこちへ出ている「TBSバスターミナル」へ、乗車時間50分で到着しました。





これがブイーンと開きます。マレーはいちいち、こういう小細工がかわいい。






着いてみたら、すごい人!





外国へ行くとたいがい「そういうものなのかな」と思うタチなので、みなさんと同じように1時間くらい並んでやっと自分の番になってチケットを買おうとしたら、どの時間も満席。という事態。
5都市くらい行き先を変えて、何度も計画変更前提で買おうとしましたが、どうにもこうにも席がありません。満席確認の過程が共有画面で示され、カウンターの中の人もその都度眉をへの字にして、「残念…」という顔を一緒にやってくれます。
この状況がつらくなってきたので、いったん座って考えよう、ということに。とはいえ再トライにはまた並ぶのに1時間かかります。同行者にチケットカウンターに並んでもらいつつ、周囲をぐるぐる観察しながら考えました。



ターミナルの横に電車が通っていることがわかったので、カウンターでは明日のチケットを買い、今日はクアラルンプールに泊まることに予定を変更しました。ないものはしょうがない。
翌日のチケットを買いながら電車への乗り方を訊ねたら、ホテルのあるエリアまで行けそうな電車のチケットの買い方、乗り換えの方法などを細かく紙に書いて渡してくれました。このあと数都市まわったのですが、この国のカウンターの人はべらぼうに親切。「旅人に歓待すること」の法が利いている感じが、インドネシアとすごくよく似ています。
このあと、隣接しているバンダル・タシク・セラタン駅(Bandar Tasik Selatan)から「アンパン・ライン」のセントゥル・ティムール(SENTUL TIMUR)方面行きの電車に乗りました。



これがチケット(トークン)です。盤ゲームのコインみたいなおもちゃっぽさ。タッチパネルの券売機で買いました。
トークンって、わたしはたまたまITの仕事をしているので「ああそうですか」という感じだけど、チケットを買うときに文字が出ても「とーくんてなに?」と同行者に訊ねられ、「これは理解のハードルが高い単語だな」と思いました。使い捨てのパスワードを記録している鍵、みたいな感じです。紙の形じゃなくなるだけで、用途が券であることが認識しずらくなる。




自動改札の丸い印に、このコインのようなものを重ねて通ります。





電車がほのぼの、ホームへ到着。





車内の感じも、インドネシアと似ていました。





楽しそうに胴体を挟まれては、いけないよ。の表示。





Masjid Jamek(マスジッド・ジャメ)という駅を目指しました。チケットは3.6リンギット(103円)でした。15分くらいだったかな。




都会に到着しました。

このあと歩いてホテルを探して、「永成酒店 WINSIN HOTEL」という宿に落ち着きました。


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