2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧
ハッピーナヴァーサナ! ナヴァは「舟」。これは舟のポーズです。沈まぬ舟を目指しましょうね。 自前の腹筋でハッピーナヴァーサナ! 内腿がたるんでてもハッピーナヴァーサナ! 首筋がぶっとく立っててもハッピーナヴァーサナ! つま先とふくらはぎがつって…
映画「教祖誕生」を観てその原作を読んで、名前だけ知っていたこのエッセイを読みました。 知っているけれど読んでいない有名なエッセイって、たくさんあるんですよね……。窓際のトットちゃんも読んでいません。 ビートたけしさんは、わたしの親世代です。ド…
この物語はヨーガ・スートラにもある5つの煩悩のひとつ “Abhinivesha” について、心の鎧のまといかたを、まるでマトリョーシカを開いていくように、とことん見せてくれます。ロシア文学だけに! ── なんてオヤジギャグ・モードにスイッチが入ってしまうほど…
今日は『ヨーガ・ヴァーシシュタ』第3章にある『ラヴァナ王の物語』に登場する魔術師について書きます。前回の続きです。 この物語のおもしろさは、魔術を見る人たちが “魔術師慣れ” していること。 わたしは谷崎潤一郎の『ハッサン・カンの妖術』と、それ…
ブログを書くようになってから17年になります。ヨガはそれよりも少し前にはじめました。 この十数年で、ゆっくり、ヨガが少しずつ日常に影響していきました。今日は大まかにヨガとの付き合いかたを振り返って書きます。 重く感じる内容もあるかもしれないの…
昨年出版された日本語版の『ヨーガ・ヴァーシシュタ』を今年も引き続き読んでいて、第3章はおもしろストーリーがてんこ盛りなので、各寓話にある要素をちょこっと紹介しています。 今回は『ラヴァナ王の物語』です。 この物語は第3章の最後にあり、物語 → …
映画を観てから原作を読みました。1993年公開の90分の映画で、最もセリフの多い重要な役を原作者(ビートたけし)が演じ、同年の映画『ソナチネ』で監督補をしているかたが、この映画『教祖誕生』の監督をされています。 映画はDVDを中古で買うしかないなか…
今年のゴールデン・ウィークに熊本の小泉八雲旧居へ行ったのをきっかけに、今年の夏に二冊、小泉八雲関連の本を読みました。 熊本では日本で結婚した小泉セツさんとの手紙を見たり、その前に結婚していた女性マティーさんの写真を見ました。そこでそれぞれの…
先日友人と話していたら、ヨガの先生からマウンティングをされたそう。 わたしはそれを聞きながら、こういうのをマウンティングというのかと、その用例をひとつ知りました。 ここ数年で聞くようになった言葉で、いまひとつ使い慣れないものってありませんか…
友人宅で朝に焚かれていた香りに癒されて、わたしも焚くようになりました。 この一年ほどいろんな種類のものを焚いてみたのですが、四角い袋に入ったタイプよりも束で売っているもののほうが使いやすく、リピート買いしています。 アマゾンで買える「PINCASO…
先日、久しぶりにリアルで会えた友人と何時間も話をしました。 友人はわたしのブログを海外で読んでくれていて、たくさん本を読んでいるねとわたしに言うのだけど、どす黒い感情を代弁してくれていると感じる本はすぐに読み終えてしまうから、それも含めた ”…
ひさしぶりに学生時代の友人と話をして、考えたことがありました。 いろんな話をするなかで、これはなんの情報交換だろうと思って振り返ってみると、それは「いま何に騙してもらってる?」みたいなこと。 プラセボ効果でもなんでもいいからちょいちょい自分…
友人から本も映画もすごく良かったよ、と教えてもらった映画『星の子』を観ました。 わたしは映画を先に観たあとに原作小説を読みました。読まずにはいられないパターンでした。 観はじめたら主人公が秦野駅のあたりを歩いていて、弘法山へ行ったときに見た…
少し前に「カピアーサナ」について書き、そのときに「アンジャネーヤ」もハヌマーンの別名です、という話をしました。 今日はアンジャネーヤ・アーサナのことを書きます。 ハヌマーン・アーサナも含めて猿の名がつくアーサナ(体位)は前後開脚の形になり、…
ここでブログを書き始めてから、気がつけば来年で18年目になります。 わたしにとってはこのブログが心の日記のようなものですが、日常では手帳を持ち歩いています。 18年といったら、オギャーと生まれた子が高校を卒業する年ですから、もちろん、反抗期やむ…
夏に出産をした友人が、まったくお腹に力が入らなくなって指で押すとどこまでも入っていくことに驚き、その流れで片山洋次郎さんの本を読んでいるとのこと。 ちょうどその話を聞いたあとに書店でこの本を目にして、立ち読みを始めたら最後の章「更年期と骨盤…