うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2025-06-01から1ヶ月間の記事一覧

お尋ねいただいたAwesomeなチンムドラーのブローチのこと

先日ヨガクラスの帰りに、「それが気になるのですが・・・」と身につけていたブローチについて聞かれました。 わたしも一目惚れして買ったから、気になってくれて嬉しい。 これは、チンムドラーのブローチです。 チンムドラー! 服につけるときは、縦にして…

女流 林芙美子と有吉佐和子  関川夏央 著

生命力を仕事で燃やした女性文筆家を「女流」というタイトルでまとめ、その呼称に差別語的な意味合いがあった時代が振り返られていました。 今よりも女性の作家が少ない時代に「過剰に元気な人」「過剰に自己主張する人」≒「こわい人」という時代の作ったテ…

3日間で165,000円のセミナーの話

先日友人から、こういうのって、どうすればいいんだろうね・・・という話をされました。 身近な人が所属する組織の中で「3日間で165,000円の自己啓発セミナー」への勧誘が連鎖しているのだそう。 そのグループの長に当たる人がそのセミナーを受け、誘われた…

ヨガのポーズで発生する、膣の空気の出入りについて

ヨガの動きは内臓の活性化を目的としているものが多いので、関節だけでなくお腹からも音がしたり、とにかく体内が鳴ります。 自分だけにしかわからない音では、腹筋&骨盤底筋の使い方をができるようになる前に膣の空気の出入りが起こるポーズもあります。 …

春林軒から西笠田駅までの徒歩ルートが美しかった(和歌山県紀の川市)

華岡青洲の病院(春林軒)から、JR和歌山線の西笠田駅(にしかせだえき)まで歩きました。 この景色がとっても良くて。 このルートを歩きました。 春林軒から車道までの徒歩が楽しい 日本昔話のなかにいるような気持ちになりました。 絶景です。 駅のホーム…

華岡家の墓/道の駅・青州の里(和歌山県紀の川市)

華岡青洲の里へ行ってきました。 歴史展示のほかに道の駅やレストランもあって、ゆっくり過ごせます。 像があります 華岡家墓所も見ることができました。 有吉佐和子さんの小説『華岡青洲の妻』を読んだ人にとって、墓地は重要。 結末の数行をリアルに感じる…

春林軒/華岡青洲の自宅・診療所・医学塾(和歌山県紀の川市)

和歌山県を旅してきました。 昨年映画を観てから華岡青洲ブームをひとりで繰り広げています。 本を読んだことがあるという人にはつい熱く絡みに行ってしまいます。(うざくてごめんなさい) そんなこんなで、行ってまいりました。 ここが春林軒。 旧名手宿本…

非色  有吉佐和子 著

まるで差別感情を1から10まで理解するためのレッスンのような本でした。 秩序のために規律があって、規律のために役割があって、序列がある。そしてそもそもプリミティブな情動として、人間には差別感情がある。 人種に対する偏見から無意識レベルで表出す…

積年の静かな怒りの話

先日久しぶりに友人と会ったら、高齢の親族の諍いの板挟みで疲れることがあったと話していました。 久しぶりに会う妹が遠方からやってくるので、兄がホテルでのコース料理を予約し、一緒に食事をした。だけど妹の服装がそこにふさわしくないものだった。 兄…

大和街道と旧名手宿本陣妹背家住宅/華岡青洲の妻・加恵さんの生家(和歌山県紀の川市)

和歌山県を旅してきました。 昨年初めて映画を観て華岡青洲を知り、原作を読んで心を動かされた物語の場所へ出かけました。 JR名手駅。 ここから歩いて5分ほどのところに加恵さんの生家があります。 昔の家がきれいにたくさん残っている旧名手宿 大和街道の…

人生のレールを外れる衝動のみつけかた 谷川嘉浩 著

進路やキャリアに悩む人向けの本を読みました。 わたしがもし10代の頃からスマホを持ち20代でこの本を読んだとして、どのくらい体感的に理解しただろうか。 わたしの場合は、30代後半くらいがこの本を読む適齢期だったかもしれない。 この「他人の価値観」へ…

粉河寺(こかわでら)西国三十三所第3番所 (和歌山県紀の川市)

和歌山へ行ってきました。 これまで高野山へ行くときに通過していた「紀の川」の近くを歩いてみたくて、西国三十三所になっているこのお寺へ行きました。 JR粉河駅から山門まで800メートル 山門手前のパワーの木と、粉河寺山門 本堂までの道を歩くだけで満足…

ぶらくり丁をぶらぶらした。和歌山ブルースと本町文化堂(和歌山市)

和歌山市の古い商店街「ぶらくり丁」を歩いてきました。 アーケードの中でアメリカンなポップソング(ソフト・ロック)が流れていたり、唐突に和歌山ブルースが流れる場所があったりして、楽しいタイム・トリップ感。 北ぶらくり丁 中ぶらくり丁と和歌山ブル…

40代で

世代で区切った話はこのご時世よろしくないとわかっているけど、今日は私信のような気持ちでわたし自身の経験を書きます。 こういう発信ができるところがブログのいいところなのでね。 今日の話は、30代中盤くらいまでは想像もしないんじゃないかなと思いま…

ミウラエツコさんのヴィパッサナー瞑想体験記

あまりのおもしろさにどハマりした体験記の紹介です。 先週関西でヨガクラスをしてきたのですが、そこへおいでくださった方からヴィパッサナー瞑想合宿の体験を聞かせていただいたことがありました。 (他にもいらっしゃるかもしれませんね) わたしは経験が…

「労働」の崇拝が「労働力」の自己崇拝になってしまうとき(『動物農場』読書会での会話から)

関西でジョージ・オーウェルの『動物農場』をヨガの視点で読む会を開催してきました。 この物語は「行動のヨガ」などと訳されるカルマ・ヨーガの概念と現実について話しやすい題材を含んでいます。 人間社会の仕組みが、動物たち自らが運営する農場に喩えら…

和歌の浦を歩く 漁港・玉津島神社・不老橋(和歌山市)

和歌の浦を歩く 漁港・玉津島神社・不老橋(和歌山市) これまで日本の景勝地にあまり興味がなかったわたしですが、こういう場所は行っておくとあとで古い映画を観たり本を読んだときに感覚が動くから、行っておくものだと思うようになりました。 今回はせっ…

紀三井寺(きみいでら)西国三十三所第2番所 (和歌山市)

和歌山市へ行ってきました。 南海電鉄・和歌山市駅の近くに泊まって、電車とバスでのひとり旅です。 なつかしい景色いっぱいの参道 ひたすら階段をのぼる 身代り大師 充実の品揃え 頂上、境内 見下ろす町の景色、帰路のJR紀三井寺駅 なつかしい景色いっぱい…

なんで集中力そのものに追加課金せなあかんねん

週末まで関西にいました。ヨガクラスをしてきました。 関西で関西弁を聞くだけで元気が出るのが、毎回不思議でなりません。 久しぶりに一緒に練習できた方のお顔を見て安心したり、うなずいたり、一緒に眉根を寄せ合っておばちゃんらしくおしゃべりしたり。 …