うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

生活を正す ヨガ叢書〈第2巻〉沖正弘 著

第1巻と第3巻同様、これも初版が1970年。1〜3まで読んでみましたが、後になるほど新しいことが書いてあるかというと、そうでもない感じ。 第2巻の読みどころは沖先生の言葉で解説される「ヨーガ・スートラのヤマ(禁制)の教え」と、いつもながらカルマヨガ…

等々力不動尊 緑蔭講座「心の旅 仏塔を尋ねて」へ行ってきました

これは先週の日曜のことなのですが、いつもお写経や阿字観をしに行く等々力不動尊で行なわれた緑蔭講座「心の旅 仏塔を尋ねて」へ行ってきました。2日連続で行なわれた無料講座なのですが、2日目だけ時間がとれたのでお話を聞きに行ってきました。 いつもお…

インド人の頭ん中 冬野花 著

友達のダンナさんが貸してくれました。インドへ短期間ホームステイをしたのはもう7年も前のことになりますが、その時のことや身近なインド人の言動を思い出していろいろ激しくうなずきながら楽しく読みました。 「インド人ちゅー奴は!」系の本は過去にも何…

西洋と東洋の祈りの考察(「静坐のすすめ」より)

以前「静坐のすすめ」からの引き出し紹介として新渡戸稲造さんの「黙想」について書きましたが、今日は同じ本の中にあったカルメル会一神父(個人名を名乗らず)さんの書かれていた「キリスト教の黙想」の章を紹介します。とても興味深い考察でした。 うちこ…

いまごろ、ですが映画版SATC観ました。

日曜の夜に、ユキちゃんからDVDを借りて「SEX AND THE CITY」の映画版(昨年公開のもの)を観ました。 うちこはこれ、テレビシリーズを全部観てまして、これ観たっけなぁ・・・、という時期も、お友達のあきちゃんにDVDを借りて穴埋めしました。というくらい…

「食糧危機」をあおってはいけない 川島博之 著

お友達のユキちゃんちの本棚から借りてきました。 食糧危機ということばに「どれくらいの空腹?」という疑問がありながら、想像ができないままに決定的な危機を経験せずこれまで生きてきて、いまだにつかめない「食糧危機」。世界の「恵まれない子どもたち」…

井本整体 整体体操ワークショップに参加してきました

今日は自分の稽古の後に、千駄ヶ谷にある井本整体東京本部へ、整体体操の体験に行ってきました。 先日ここで「内臓を強くする整体法」という本の感想を書きましたが、実際に体験してみると、ヨガのアーサナの内観よりも、より解剖学的に自分の体内の動きにめ…

ぶらりのこと。行きつけとお散歩のログ。

うちこは人ごみがとっても苦手です。うるさいところも苦手です。 旅行をしている日以外の週末はだいたい道場で稽古をしているので、遊べる時間は半日とか、4時間とか、そんな週末ばかり。でも、逆に自分のフリー時間がはっきりしているので、お友達が誘って…

『忙しい』という字はぁ〜

7月から少し仕事が変わって、3つの業務を束ねるところにポンと入り、兼務所属もあったりで毎日がフルマラソン。お盆も休むくらいなら仕事したほうがラクだ、というわけでお休みもとらず。という毎日なのだけど、すこぶる健康です。うちこは、「忙しい」とい…

ビジネスプロフェッショナルの仕事力 日本経済新聞出版社

岡島悦子さんという方が、さまざまなビジネスのプロフェッショナルな方々にインタビューしたものをまとめた本です。インタビューされる人の中に糸井重里さんの名前があったので、読んでみることにしました。 ここはヨガブログなので、この本の中にあふれ返る…

毒を出す食 ためる食 蓮村誠 著

お友達のユキちゃんちの本棚から借りてきました。著者さんはマハリシ・ヴェーダ医療のかた。関連する日記がいくつかあるので、背景紹介がてらリンクしておきます。 過去に読んだ「アーユルヴェーダ美容健康法」「癒しのアーユルヴェーダ」両方にマハリシ・マ…

寂聴 天台寺好日 瀬戸内寂聴 著

これは1995年の本ですから、13年前ですね。岩手県の天台寺へ瀬戸内さんが移られたときの逸話です。「どこにでもいつでも、物事を斜めにしか見られない不幸な人はいる。(金のかかる坊主を呼んで、どうするんだと揶揄された)」、なんて話もあり、元気づけら…

「修養」の第十四章「黙思」 新渡戸稲造 著(「静坐のすすめ」より)

先日紹介した「静坐のすすめ」の冒頭は、新渡戸稲造さんの紹介から始まります。一世代前の「五千円札」のおじさま。 新渡戸稲造さんといえば「武士道」を書いた人、という知識しかなかったのですが、「修養」という著作があり、「静坐のすすめ」では、その中…

ベカアサナ(蛙のポーズ)をやってみた

昨夜、いつものヨガの後に「アシュタンガヨガ―YOGA CHIKITSAの効用と指南書」に載っていたベカアサナ(蛙のポーズ)というのにチャレンジしてみました。 いつもやっている「横になる英雄座」と「弓のポーズ」を足したようなアーサナに見えたので、なんとなく…

静坐のすすめ 佐保田鶴治/佐藤幸治 編・著

共著ですが、全体の構成ディレクションは佐藤幸治氏、ヨーガ部分と岡田虎二郎氏の唱えた静坐の部分を佐保田博士が担当、といった感じです。佐保田博士についてはこの日記でも著書の感想を何度か書いているので紹介は割愛するとして、佐藤幸治氏について補足…

内臓を強くする整体法―内臓力を回復して体の中から若返る 井本邦昭 著

これまで整体の本は何冊か読んできましたが、これは手元に持っておきたいと思いました。こんなに手ごろな価格で、こんなにヨギ向けの整体本はなかなかないと思います。普段ハタヨガをやっている人なら、掲載されているポーズをヨガのポーズに置き換えて解釈…

6月、7月の走り。只見湖一周。ストレッチと参拝

今年は梅雨の6月から変なお天気で、土日の午前に予定がない日でも雨ふりだったりで、ほとんど走っていません。でもたまに走ると、やっぱり気持ちがいい! 最近ちょっとダブついてきたので、9月からはまた少し走りたいなぁと思っています。右の写真は、たまに…

孤独を生ききる 瀬戸内寂聴 著

以前ここで別の本の感想を書いたときに、友人のガッキーが「おすすめよー」と言っていたので、ずっとタイトルを覚えていました。 夜の「徹子の部屋」のような仕立て構成。人生相談の回想録で、夜毎に苦しみを抱えた人びとが訪れ、説法をする。説法の中に、著…

デッドエンドの思い出 よしもとばなな 著

ずっとヨガや仏教、禅道の本ばかり読んでいていると、うっかり頭の中が仙人化してしまうので、ときおりこういう本を読みます。お気に入りの古本屋さんで買いました。 日曜と月曜にこれを読んでいたときは、あまり気分にフィットしていないような感じがしてい…

ヨガに生きる ヨガ叢書〈第1巻〉沖正弘 著

以前感想を書いた「人間をつくる ヨガ叢書〈第3巻〉」の第一巻です。これも初版が1970年。この頃、連続して出版されたもののようです。 章の途中で文章が切れたままプツッと次の章に移ったり、新旧かなづかいが混在します。口述をまとめられたものとして、そ…

伊勢神宮と神々の美術(東京国立博物館)観てきました

7月14日から上野で始まった、「伊勢神宮と神々の美術」展を観てきました。そんなに混んでもおらず、ゆっくり見ることが出きましたが、展示物はほかのいつもの催しに比べると少なめ。レンタル音声ガイドは美輪明宏さんです。狙いすましてますねぇ。借りません…