2018-08-01から1ヶ月間の記事一覧
今日書くことは、練習者側でないとき(講師側のとき)に見える景色です。この夏に東京のヨガクラスの冒頭でお話ししたことを少し掘り下げます。 練習の始まりの時点で、もうすでに練習者は聖なる存在たりえる要素をもっていることが証明されている、というこ…
みなさまは「ボケて(bokete)」というウェブサイトを御存じですか? わたしはもっぱらアプリで見るのですが、写真にだれかが添えたひと言をひたすら見るサービスです。 スマホにアプリを入れて暇さえあれば見てしまい…、青い空白い雲の下の海外にいるときに…
先日夏目漱石の小説「行人」の読書会をしたのですが、そのときにあるひとつの課題が浮き上がってくる場面がありました。事前の宿題のひとつに、この小説の中である人物が口にする「残酷」というのはどういうことを言いたいのだろうか、ということを考えてく…
日本で日本人らしいコミュニケーション作法で暮らしながら、先日ふとインドでヨガの勉強をしていた頃に学校の代表者の先生から「Super Silent」と言われたときのことを思い出しました。生活面で、ものすごくおとなしいと言われたことがありました。 先生はい…
月岡芳年(つきおかよしとし)の作品展へいってきました。歌川国芳に入門して明治時代まで活躍した、おどろおどろしい絵で有名な絵師。 ものすごい数の展示数でしたが、郊外の美術館だったのでゆっくり観ることができました。もっと昔の人だと思っていたのだ…
バンコクにある雑貨屋さんへ行きました。バック・パッカーの宿が多いカオサンというエリアにある「ザ・チョンナボット」というお店です。現地に住む友人が連れて行ってくれました。 カオサンというエリアはまるで六本木のような場所と、大きな川の近くで少し…
タイでの最後の宿は、なんとなく次はこのへんにステイしたいと思っていたエリアで探しました。 4軒くらい見て、ここにしました。一つ前に見た宿もよかったのですがエアコンからのカビ臭がすごくて断念。そのあとに見たここは広くてゆったりできるのがよかっ…
わたしの周囲には何人かすごく星占いに詳しい人がいます。わたしは詳しくありません。まえに星座が13種になるとかならないとかいうときに自分の誕生日が新しい星座に属すことになると知り、なんとなく「いままでのは何だったんじゃーーーい!」という気分に…
行人作者: 夏目漱石発売日: 2012/09/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (27件) を見る読書会のために夏目漱石の「行人」を再読しました。4年前の感想を読んで、自分のなかにある活動的な部分ではおおむね気持ちが変わっていないのだけど、先日「オウ…
先日行った漱石山房記念館の地下にある図書室でこの本の存在を知り、立ち読みの時点で夢中になり、さっそく全部読みました。 わたしはインドで3ヶ月ほど毎日ディスカッション型の授業を受けていたことがあり、そのときにさまざまなことを感じていたのですが…
カンチャナブリーからバンコクのカオサンへ戻ります。宿のかたに訊ねてみたら、ミニバスも路線バスも豊富だからなりゆきで乗り継げばいいよと。 宿→カンチャナブリーのバスターミナル → バンコクのどこかの道 → カオサンという順路で、約3時間半の移動でした…
カンチャナブリーがあまりに居心地よいので何日もいました。 涼しいうちに勉強をして、市場へ行って、買ったものを宿で食べて、サイクリングして、昼寝して、サイクリングして、食事をしてマッサージへ行って寝る。そんな日々でした。 朝の涼しいうちに、い…
カンチャナブリーはとても居心地がよく、長居する展開になりました。昨日も今日もサイクリング。ほかに足を伸ばす先もツアーもたくさんあるのだけれど、どうにもママチャリ圏内だけで気分がなごみ、ユルく過ごせます。せめて宿だけでも変えてみるかなと思い…
カンチャナブリーでは暑いなかママチャリでサイクリングばかりしていました。ほかにすることがなかったので、町中を走っていました。 先日紹介した戦場にかける橋のあるクウェー川駅からカンチャナブリー駅へ、なんとなく線路に沿った感じで走ってみたら、と…
カンチャナブリーはたいそう暑くて脳みそが溶けそうになることさえ慣れてしまえばとても楽しく、しかもおしゃれな街。 こんなとびきりステキなカフェもある! というスポットを紹介します。この「KUAW TONG Coffee」は、ハイセンスなカップルが経営されてい…
「たいめんてつどう」と読む、第二次世界対戦中に旧日本軍がタイからビルマへ物資を運ぶために通した鉄道の駅へ行ってきました。近くには戦争博物館などもあります。 映画「戦場にかける橋」の橋です。さる♪ゴリラチンパンジー♪ という替え歌でよく歌われる…
カンチャナブリーは到着後にものすごい雨が降ってきてバスターミナル近くの宿をふたつ見たのですが、これがなかなかにきびしく…。 雨のなか3キロの距離を、さらに迷いながらたぶん6キロくらい歩きました。疲れているときほど、宿はよいところを選ぶ方向へ気…
先日、シンプルな体重計を買いました。日曜の夜から毎朝晩乗っています。 先週久しぶりに皇居近くのランニング・ステーションの体重計に乗ったら衝撃の数字が表示され、こりゃ現実をありありと見なければならんぞということで体重計を買ったのでした。ひとつ…
今年はほんとうに暑くて朝も夜も走れたもんじゃない! というサウナのような日々が続いておりますが、わたしがたまに走りに行く皇居周辺には観光地がいっぱい。皇居の敷地の中も観光できますが、近くの豊川稲荷東京別院は狐好きのみなさんにおすすめです。こ…
「最後の最後の、あのときに意識を失うのが、くやしいいいんんんですううぅぅぅぅ〜」 と、同じ人がここ一年ぐらいたまにわたしにおっしゃるのですが、最後の最後だから油断していると思ったりはしませんし、Lazy と Relaxation は別もの。 ヨガニードラでは…
このブログは密教ヨーガの本なども紹介してきたので、オウム真理教の誰かが逮捕されたときに一般的に知られていない文字列が検索されることが過去にありました。ヨガのことを綴っているだけでなんとなく意識せざるをえなくなった、わたしにとってはそういう…
ヨガの練習が習慣化する流れは人それぞれ。各個人がそれぞれの道を歩みます。わたしは昨年くらいまで「やらないと身体の変化に気づかなくなるから」ということが練習継続の理由でした。が、先日ふと別の理由が多くを占めていることに気づきました。 今年は猛…
同シリーズの「三教指帰」「秘蔵宝鑰」を紹介したことがあります。わたしは空海さんの本を読みながら空海さんゆかりの場所を旅する、というのを数年に一度のたのしみにしています。この本は昨年、善通寺へ行った頃に読みました。般若心経の解説を空海さんが…
この人が文章を書いたらかなりおもしろいだろうに、どこかで書いたりしないのかな…とかねてより思っていた友人が今年からブログを書き始めた。その人は外国で日本語を教えているので、言葉の使いかたに都度確認のプロセスを踏む周到さがある。実際会うとまじ…
これから世界が大きく変わろうとしている、戦争がはじまるらしいというときにこの本を読んだら、わたしはどれだけ揺れただろう。この衝撃と現実味に耐えられただろうか。とてもこわい。本の内容がこわいという意味ではありません。 ポジティブ岬とネガティブ…
昨年秋にできた漱石山房記念館へ行ってきました。 この建物をつくっているときから気になってはいたものの、いつでも行けると思って行かずにいた場所。ここから数分の場所で友人が踊りの稽古をしているというので、ならば稽古の後にここで待ち合わせようとい…
アユタヤ(アユッタヤー県)から、次はカンチャナブリーというところへ移動してみようということになりました。いったんバンコクへ戻って行くものと思っていたのですが、なんとなくミニバスのエリアへ行ってカンチャナブリーへ行きたいのだといったら勢いの…
アユタヤではパーサック川(Pasak)をはさんで電車の駅への渡し舟があるあたりでボート・トリップに誘われ、参加してみました。Uthong通りをぶらぶら歩いているときに営業され、4時にいらっしゃいと言われたので4時に行きました。 2時間で3つの寺院を巡るツ…