うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Enjoy Motionless Training! で、ハッピーハロウィン

なんとなく毎年ハロウィンにちなんだヨガのイラストを描いています。 今年は「動けないハロウィン」のイメージで描きました。 なーんでか。 わたしは長く渋谷で乗り物を乗り換える生活をしていたので、渋谷のハロウィンの雰囲気はニュースで見るものではなく…

JR吾妻線の川原湯温泉駅、中之条駅、小野上温泉駅へ行ってきました(群馬県吾妻郡)

ちょうど今週末あたりから紅葉真っ盛りなんじゃないかな。 群馬を走るJR吾妻線の駅で降りて散策をしてきました。 4年前に白井宿へ行った際に金島温泉に入り、そこがとてもいいお湯で、この線がずっと気になっていました。ずっと「あづま線」だと思っていたの…

生成AIとハルシネーションとブラーンティダルシャナ

今日は脳内の幻覚の話です。 「ハルシネーション」は英語で、「ブラーンティダルシャナ」はサンスクリット語です。 カタカナの「ハルシネーション」でウェブ検索をすると、生成AIが引き起こす現象として解説が出てくるくらい、用語が定着しています。 AIと共…

女性のこころをつかむマーケティング ブリジット・ブレナン著/谷川漣 (翻訳)

今年の初夏にウェブ・マーケティング関連のちょっとしたテストを受ける機会があって、そのために立ち寄った書店のビジネスフロアでちらっと開いて読みはじめたら目が釘付けになり、昔の本ですが手元に置きたくて買いました。自分をいたわるために買いたくな…

50年前のヤングレディと話が盛り上がって止まらなかった日のこと

数年前の自粛期間をきっかけに、ここ数年で日本の古い映画を観るようになりました。 小津安二郎監督、成瀬巳喜男監督、溝口健二監督、増村保造監督、川島雄三監督、新藤兼人監督・・・と、少しずつ観ているのですが、そうなると必然的に白黒→カラー時代の映…

生かされているというフレーズについて(2)

先日、かねてより理解できずに保留にしていたことについて、理解が深まる機会がありました。 生かされている これは日本語で書かれたヨガや仏教の本でよく見る文字列。識字できるから意味はわかるか、実際腹落ちするかというと、正直なところ「なんか大袈裟…

本気のセロ活(セロトニン取り入れ活動) 朝の太極拳

太極拳を再開しました。もうそろそろ1か月になります。 室内で太陽礼拝もよいのですが、屋外で太極拳もしています。 元々はセロ活(セロトニン取り入れ活動)として、目に朝日を入れるウォーキングをはじめて、距離を伸ばしていくうちに太極拳サークルの人…

おいしいごはんが食べられますように 高瀬隼子 著

わたしはこの「つながってる」に気持ちを合わせられないな・・・。 と、ヨガをはじめた頃に、フレンドリーなワークショップの独特な雰囲気に怯んでしまったことが何度かありました。 それから何年もヨガを続けて40代になった頃には、そう思う気持ちを分解で…

関東・東京近郊の方へ。里親募集 サンセベリア(私的業務連絡)

今日は東京・銀座でお会いできる人向けの私信です。 今年の猛暑が凄すぎたのかなんなのか、この夏、うちのビッグダディがまた子を増やしまして、先日やっと鉢分けの鉢分け(分けているうちに下のほうに子が生まれていたりする)をしました。 これ何リットル…

クリシュナムルティの日記 J.クリシュナムルティ著/宮内勝典(翻訳)

とてもよい本です。 「正気って、どういうことだろう」と思ったときに手にするのに、とてもよい本です。 ヨガの教えは いちいち作為的に捉えて意味づけをして、苦しんでるのね。 おつかれさま。 さて、それはさておき。 という意識の切り替えと視座を与えて…

深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

雑誌『Hanako』の連載をまとめたもので、ほんとそれ! と思うトピックがたくさんあったけれど、読んでいてなんだかきつく感じたものもあり、これはわたしが著者の小説を読みすぎているせいだろうか。 特定の部位の美容談義にアクセルべた踏みの巻ちゃんみた…

はじめての精神科・心療内科 わたし流のフォーメーション

先日、はじめて精神科・心療内科へ行ってきました。メンタルクリニックというのかな。 わたしが行った病院は二つの科が併記されていて、どちらという区別もないようでした。 この話には前段があって、以下に書きました。 上記とまた同じことが起こったときの…

タイ式マッサージ ― タイ伝統医療の理論とテクニック リチャード・ゴールド著

今年の年始にタイでマッサージを受け、それからタイの文化を勉強していた流れで、この本も読みました。 身体内の気の流れの考え方はヨガや中医学と共通しているけれど、マッサージの目的やあり方が逆なところが興味深くて。 タイのマッサージは仏教の瞑想と…

インナーチャイルドがぶっ放す Kutarka の尻尾を捕まえたときのこと

おやおや、この人ったらインナーチャイルドだのと言い出したけど、大丈夫かしら? と思ったあなた。 長らくこのブログを読んでくださり、これまでどうもありがとうございました。 お世話になりました。 ばいなら〜。 * * * さて。 タイトルの中に唐突にあ…

眠れない人、必聴! わたしが夜に聴いているPodcast「朗読のアナ」

今年の夏は寝苦しかったですね。今年の日本は、9月まで真夏でしたね。 もうあっという間に朝晩に冷えを感じる秋になりましたが、みなさんよく眠れていますか? 今日は、わたしが夜に毎晩聴いているPodcast番組を紹介します。 朗読のアナ 寺島尚正 という番組…

清作の妻(1965年の映画/増村保造監督・新藤兼人脚本) 原作:吉田絃二郎 著

すばらしい映画を観ました。 こんにちは。水野晴子です。 いやほんと、素晴らしかったの。 日露戦争の頃の庶民の話です。清作という農夫とその妻の話なのですが、愛憎の苦しさと美しさがギュッと濃縮されていて、印象が何日も後を引きました。妻役の若尾文子…

生かされているというフレーズについて(1)

ふとしたときに感謝と尊敬の感覚が心の底から湧き上がってきて、そういう気持ちになる。 またそれを再現したいから、そういうものが知りたくなる。 昔の日本のヨガの本を読むと、「生かされている」というフレーズを目にする。 わたしにとって「生かされてい…

客観性の落とし穴 村上靖彦 著

客観性や統計の結果、数値的なエビデンスを求める学生が増えていることをきっかけに、大学の先生がまとめられた本です。 書店で手にして、これは今まさにわたしの身近で起こっていることだっ! と思い、読みました。 数年前からわたしはこのブログに「更年期…

ホルモンバランス調整弁としての「スピリチュアル」の価値

先日、底なし沼に片足突っ込んだかのような経験しました。メンタルの話です。 ── ここ数日、友人に話を聞いてもらっておりました。 話しながら自分の頭と心に起こったことを整理していました。 まだ思い出すと怖くなります。 これまでヨガを通じていろんな人…

私は「うつ依存症」の女/原題『Prozac Nation』 エリザベス・ワーツェル著/滝沢千陽 (翻訳)

少し前に読んだ『運動脳』で、かつてアメリカで大ヒットしたというこの本の存在を知りました。 著者のアンデシュ・ハンセン氏はうつ症状に対して、海外ではプロザックなどの処方がビッグ・ビジネスになりすぎていて、運動を勧めてもそこにスポットを当てるメ…