うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2012-01-01から1年間の記事一覧

インド門(India Gate)たそがれスナップ

インド門へ行ってきました。10年ぶりです。 まえは夜に行ったのだけど、今回は夕暮れ時。 大都会デリーで、大きな道路、たくさんの人、たくさんの車。なつかしい気持ちになります。 買い食い! 買い食い! みんな、ぷら〜っとやって来て店を構える。 ゆるー…

JAPANESE BUDO DELEGATION in インド

先月3日にデリーのインディラ・ガンディー・スポーツ・コンプレックスという施設で、日本武道館が開催するイベントがあったそうです。 そこへ行って来たというインド家族から質問を受けまして、それが、、、ぜんぜん答えられなかった……。 すごく楽しくて家族…

AKIRA 全6巻

この冬、一時的に滞在していた土地でよくいくようになったカフェのオーナーが、「ガンダムをヨガ漫画だと言う人がAKIRAを読むとどういう感想になるのかぜひ聞きたいので、無理してでも読んで欲しい」といって6冊ドーンと手渡してくれました。その土地にはあ…

インド三大神のポジショニング

インド思想を学ぶとき、日本人の感覚だとここがネックではないかと思うことについて書きます。 三大神というのは、シヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマー(ブラフマン)。なにかとよく登場しますね。ブラフマーはあまり馴染みがないと思うかもしれませんが、「OMマ…

ハリドワール駅 ⇒ ニューデリー駅(電車で行く)

いままでこのルートは早朝の電車しか乗ったことがなかったのと、さすがに真冬の早朝は寒いということもあり、今回は夕方発の電車に乗ってみました。 インドで知り合った日本人のお友達から「夜の電車はごはんがたくさん出るから、おなかを空かせて乗るべし!…

タポバン ⇒ リシケシ ⇒ ハリドワール駅(オートリキシャーとバスで行く)

リシケシからデリーへの戻りは電車を使ったのですが、ハリドワールまでバスで行きました。 前回は早朝のバスだったのですが、今回は昼間のバスです。日中で道が見えるのはやっぱり安心です。 こんな時間で着きました。 15:55〜16:10 リキシャーでリシケシ・…

自分の中に毒を持て 岡本太郎 著

つい店主と話が盛り上がりすぎてしまう、最近よくいくカフェに置いてあった本。こんなに素地のドッシリした哲学書だとは、読んでみるまで知らなかったけど、生命観、芸術、パリ……。なるほど、な道筋。 <44ページ 直線と曲線の違い より> 中学に入るか入ら…

大聖ラーマクリシュナ 不滅の言葉(コタムリト)田中嫺玉・奈良毅 訳

(訳者さんの名前の漢字は女偏に「間」です) ヴェーダーンタを学ぶ人に、そしてびべたんファンのみなさんにもマストな一冊。 インド哲学に興味がなくても、生きることに迷ったときに読んだら、心にふわりと軽やかな風が吹いてくることでしょう。 「世間でい…

ガンダムとスター・ウォーズはバガヴァッド・ギーターの第2章

「うちこがアニメや映画の話をしだすと、ついていけない」と、身近な女性たちに不人気なので書く機会がなんとなく減ってきていた、コレ系の話。 今日は「どんなに真面目に勉強していても、これを読んでいてアレやコレを想起しないでおれるか!」 というだけ…

シャンバラからの伝言 魂の修行と宇宙の真理 成瀬雅春 著

最近よく行くカフェに置いてあり、迷わず読みました。2008年の本です。 宇宙意識ルルイさんの伝言を伝える内容なのですが、2008年よりも、いま読んだほうが刺さる。「シャンバラ」については予備知識がなくホヨヨと思っていたのだけど、スパッと説明してくれ…

Rishikul Yogashala(HOTEL Om Shanti)

リシケシにいる間、ちょっと息抜きにいつもはいかない練習場へ行ってみました。 ラクシュマンジュラ、リトル・ブッダ・カフェ近くにある「HOTEL Om Shanti」というホテルと併設の「Rishikul Yogashala」という道場です。(場所は旧ラジェンドラ道場のあたり…

オアシス・カフェ(OASIS CAFE Rishikesh・ラムジュラ)

リシケシ3度目にして初めて行ったカフェ。3回くらい行きました。 なんとここは日本語でも読めるホームページがある。 日本人旅行者も西洋人の旅行者もここは「おいしい」と評判で、ここへ来るとどこかのヨガクラスで挨拶をしたことがある人とお話できたり、…

WiFiの使えるタポバンのカフェ

リシケシのタポバン区域はゲストハウスやかわいらしいお店が増えて、とてもホットな場所になっています。 クリヤヨガアシュラムから山のほうへ1分くらい歩くと右手にふたつ日用雑貨屋さんが並んでいて、この左側の店の2階のカフェがなかなかよい。 WiFiが安…

虫と爬虫類

わたしは虫や爬虫類が「のこのこ歩く」姿を見ると、心が落ち着きます。「ものっすごく速い」のを見ると、勇気が沸いてきます。 脚が多いのもうらやましいところ。彼ら、彼女らはいろんなアーサナを繰り出します。 ハエと呼ばれる彼らは、わたしが一生懸命や…

サットヴァ牛、タマス牛、ラジャス牛

犬よりも猿よりも道には牛が多いインド。 とても共存しやすい生き物ですが、彼らにもドーシャの乱れはあって、いろいろな場面に出くわします。 サトヴィックな彼らはヤギのようにダンボールを食べる。 好きで食べてるわけではないのかもしれない。好き嫌いが…

インドの猿に Monkey Mind を見る

インドは猿がいっぱいいるので、仏教やヨーガの教えによく出てくる「Monkey Mind」をありありと見ることが多い。 いわゆる「ギザギザハート」のことであります。 ちょっとヒヒっぽい感じの猿は町には少なめで、木の多いところに集団で暮らしていたりするけれ…

インドの犬たちに学ぶ

わたしは日本の柴犬のなんとなくヌケてる感じがとても好きなのだけど、インドの犬はもう少しスマートで、完全に人との暮らしの中で弛緩できている。かっこいい感じがします。 でも、争うときは争う。なわばり意識があるんですよね。 これはオーロヴィルにて…

鍵が開かない。人が集まる。

とある朝のできごとなのですが、こういうとき、インドは暮らしやすいなぁと思うんです。 という話。 リシケシでわたしが通っていたヨガ道場では、ときに初心者クラスをわたしがやることもあったりして、いつもこんな感じで鍵の管理をしているディー君と鍵を…

シャワーが壊れた。修理する。

翻訳ソフトか! と思うようなタイトルですが、こういうなにげない生活のいろいろなことから何年も遠ざかって生きていたように思う。日本の製品はあまり壊れないから。 インドにいる間にステイしていたお部屋のホットシャワーが出なくなったので、同居人の英…

いい悪いのモノサシと身体の癖

最近身近な人から「どんなふうに人の癖を見ているのか」という質問を受けるので、軽くまとめてみました。 わたしなりに身体に反映される「意識」として見えるものを分類すると、こんな感じです。野口整体で「感受性の中心」という言葉が使われていることと似…

ガンガー・サイド・ウォーキング(リシケシ)

ラムジュラからラクシュマンジュラまで徒歩で行く方法がいくつかありますが、ガンジス川の右側リバーサイドの道はなかなか雰囲気があります。 地図でいうと、このルート。(地図は Map of India) 川を左手に見ながら 上流に向かって歩きます。 マハリシ・マ…

ガンジス川のほとり(Ganga・リシケシ)

リシケシまでヨーガをしに来るのは外国人だけど、ガンガーへはインド人も観光をしに来ます。 2、3数年前よりもインド人観光客の数がすごく増えて、インドは景気がよいのだなとつくづく感じました。 人の気持ちというのは不思議なもので、いろいろなことがあ…

ラムジュラ・エリア Ram Jhula(リシケシ)

「タポバン」「ラクシュマンジュラ」に続いて、ラムジュラの写真です。 リシケシのヨガエリアはだいたいこの3つのエリアに分けて場所を指します。 ラムジュラはガンジス川にかかるメインの橋の周辺で、古くからあるアシュラムや寺院の多いエリアです。 川の…

ラクシュマンジュラ・エリア Lakshman Jhula(リシケシ)

リシケシのヨガエリアはだいたい「ラムジュラ」「ラクシュマンジュラ」「タポバン」の3つにブロッキングして話されます。 わたしの感覚で、ラムジュラ=新宿、ラクシュマンジュラ=原宿・渋谷・代官山、タポバン=恵比寿・広尾というようなポジショニング。 …

TAPOVANエリア(リシケシ・タポバン)

クリヤ・ヨーガ・アシュラムよりも山のエリアでのなにげないスナップです。 正しくはタポヴァンなのだろうけど、「たぽばん」と聞こえます。 「Cafeおかえり」「ラジェンドラ・ヨガセンター」「イエロー・ゲストハウス」「小さなシヴァ寺 OM NAMA SWAYA」「G…

クリヤ・ヨーガ・アシュラム(Kriya Yoga Ashram / Rishikesh)

リシケシのどこからでも見つけやすい、白いドームのアシュラム。 ここの夕方の瞑想に何度か参加しました。 朝は5時から、夕方は18時から。20分ほどのマントラ・チャンティングの後にそのまま瞑想に入ります。 マントラの後半はまるでメドレーのように、アサ…

インドの光 聖ラーマクリシュナの生涯 田中嫺玉 著(前半)

(著者さんの名前の漢字は女偏に「間」です) スワミ・ヴィヴェーカーナンダのお師匠さんの伝記。過去に何度か英文でその教えについて書いたことがありましたが、たまらん内容です。 インドでは国民的に有名な人です。ぜひどんどこ売れて欲しい本です。 こん…

プルシャとプラクリティの大胆な翻訳

インド哲学は「なんで自己や自我をあらわす言葉だけでこんなにあるの……」というのが面白ポイント。バリエーションは横並びで学べるのでそんなに疲れないのだけど、プルシャとプラクリティの話になるととたんにグッタリきます。各派や時代によってヴェーダの…

リシケシ・タポバンの小さなシヴァ寺「OM NAMA SWAYA」

リシケシのクリヤ・ヨガアシュラムから山のほうに向かう「TAPOVAN」エリアは、開発がどんどん進んでいてゲストハウスやホテルも多いのだけど、そんななかにちいさくほっこり、こんなお寺があります。 SHIVANTA HOTELの近くにある「SHIVA TEMPLE OM NAMA SWAY…

Gita Bhawanの歌会

ヨガの休憩時間にラムジュラをぶらーっと歩いていたら、Gita Bhawanからなにやら楽しげな音が聞こえてきた。楽しげというよりも、懐かしい感じだなぁ。 なんじゃろー、と耳をすませていたら、インド人たちがおいでおいで、そこで靴脱いでおいで、という。 女…