うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

オーガニックライフ TOKYO(ヨガイベント)

はじめてヨガイベントに行ってきました。「オーガニックライフ東京」という、盛大なイベントです。今年で3回目とウェブサイトにあります。 思い起こすとGWやシルバー・ウィークは旅行をするか、東京に居たら居たで仕事を断れない、めちゃくちゃ日本人的な数…

拳の先 角田光代 著

読み終えてからこの本は「空の拳」という作品の続編であることを知りましたが、これだけ読んでも単独で完結しています。 本屋で見つけてタイトルの意味がすごく気になって読みました。わたしはもともと格闘家のメンタル・コントロールにすごく興味があります…

私塾のすすめ ─ ここから創造が生まれる 齋藤孝×梅田望夫

いまから8年前の本。もうこの本にある先読みは当たりきっている。オンライン・サロンの活況を見ていても、そう思う。そんなインターネットの少し前のことを確認するように読んでも面白いし、今やこれからがなぜそうなっていくのかをあらためて考えるきっかけ…

インターネットの基礎 情報革命を支えるインフラストラクチャー(村井純 著 / 角川インターネット講座1)

わたしはよくグローバルなサービスとドメスティックなサービスの主張のなかで混乱します。 ICカードを忘れた日は切符を買うのがすごく不便だなと実感するので、機能が便利なのはすごくわかる。でもICカードにチャージしようとすると、どのカードでもだいたい…

20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 著

本屋で立ち読みを始めたらおもしろくてやめられず、そのまま乗り物の中でイッキ読み。そのあともチラチラ開いて何度も読み返しています。 この本は文章の書くための本なのだけど、それはそのまま意識の整理整頓の方法でもあったりする。読みながら、完全にヨ…

世界一のメートル・ドテルだけが知っている、好感を持たれる60のコツ 宮崎辰 著

note記事を読み⇒その人のブログを読み⇒そのブログに登場していた人の本、という経緯でたどり着いて読みました。 わたしは一般的にそれがよしとされているサービスをしんどく感じることがあるので、たまにこういう本を読みたくなります。 noteで何人かの人の…

ひとりガールズトーク気分。女性同士のあれこれがリアルな「すべて真夜中の恋人たち」

ここしばらく「すべて真夜中の恋人たち」を何度もちびちび読んでいます。 現代に書かれた小説で、こんなに繰り返し開く本は過去になかった。そのくらい、なにかの瞬間に「あ、これはあの小説のなかで、こういう設定で書かれていた感情だ」と思い出すことが多…

世界クッキー 川上未映子 著

いろんな雑誌に載ったエッセイを集めた本。コントみたいにおもしろい話も。 「燃える顔、そして失われたお尻」は名作。姉妹の話。エレベーターのなかで誰にも見られていないと思ってやっていたことが…という話。 「象の背中にのってみれば」は、「すべて真夜…

ひろさちやが聞くヒンドゥー教の聖典 ひろさちや×服部正明

ちょっとなにこの夢の競演、という本を見つけてしまいました。 ひろさちやさんの質問がとてもおもしろく水の向け方も巧妙なのだけど、流されない服部先生の学者っぽさがいい。完全に役割分担ができている。 だいたい思想や宗教に関する質問というのは、質問…

大聖院で三蔵法師と写経(広島県・宮島)

宮島では平家納経の展示以外に特に目的がなかったのですが、厳島神社と宝物館のあとにふらっと入ってみたお寺がこれまたたいへんな場所で、なりゆきで写経をしてきました。お経のことばかり考えていると、お経が追いかけてくる。歴史のことばかり考えている…

厳島神社と宝物館の平家納経(広島県・宮島)

有名な厳島神社へ行ってきました。目的はもちろん、平☆家☆納☆経! 宝物館にあるお経を見たくて。 わたしが旅先でつい神戸や広島が気になってしまうのは、平家物語のエピソードが多いからでもあったりします。だってあれは日本版のバガヴァッド・ギーター。リ…

広島電鉄一日乗車券で市内をうろついてきた

広島はたしか修学旅行で来たと思うのですが記憶になく、意識を持って行くのは初めて。土地勘をゆっくり養っていかなければいけません。 わたしは電車が好きなので、観光に行くにしてもまず「一日乗車券ないかな?」と確認します。広島は路面電車が走っており…

広島紙屋町の「みっちゃん」(お好み焼き)/「長崎屋」(名産品)

広島へ行ってきたときのこと。ヨガクラスをしたりなんかしてきました。わたしはクラスが終わると急にしぼむので、この日もホテルのベッドにすぐにドーンと横たわったのですが、そこで残像が襲ってきました。ホテルへたどりつくまでに目にした、さまざまな食…

「やらない理由」だけをカットしていく

ヨガをしている人には、「積極的でなければいけない症候群」のようなメンタルの人、けっこういらっしゃますね。 なんの話か流れは忘れたのだけど、なかなか仕事の方向性が定まらない人に やります! みたいにビックリマークをつけた返事じゃなくて やります…

冒険の国 桐野夏生 著

これまで新書や技術書みたいなものばかり読んでいたわたしが、ここ数年でメキメキ現代小説を読めるようになってきております。 小説も学生の頃までは読んでいたのですが、社会人になってからはあまり他人の人生物語に自分を重ねる余裕がなかったのか、読む数…

二百十日 夏目漱石 著

頭ばかりの人と、体ばかりの人の珍道中。熊本の阿蘇山の話です。 この小説でわたしは「天佑」という言葉を知りました。 インド人は「天佑」という意味で「under control」という英語を使います。これは日本語の天佑ですね。 この小説のなかで「体ばかり」の…

ニューカルマ 新庄耕 著

このストーリーを書いたご本人がラジオでお話されている様子が、あまりにも「同僚にいそう」という感じですごくリアルで、気になって読みました。ネットワークビジネスの話。 まるでドラマや映画を見ているような感じで、やめられない止まらない。2日でイッ…

りぼんにお願い 川上未映子 著

雑誌Hanakoに連載されていたエッセイをまとめた本。写真はまんなかにある「しおり」のページ。 デザインも内容もおもしろくてかわいい話が多いのだけど、わたしは最近この作家さん(さんをつけるのはヘンだ、というトピックがあるのでつけにくい・笑)の文章…

今日もていねいに。 松浦弥太郎 著

たまに自分を戒めるために読みたくなるエッセイ。「松浦弥太郎の仕事術」「あなたにありがとう。」「松浦弥太郎の新しいお金術」に続いての4冊目。 このエッセイはほかの本に較べてやや説教くささを感じました。これは特定の誰かに言いたかったことなんだろ…

「ラリる」という言葉について、布団の中で考えた

ここしばらく久しぶりの高熱で寝込んでいたのですが、咳もなくただひたすら汗のみが出続けるパターン。そのときの身体の状態が大変おもしろく、いろいろなどうでもいいことを考えるなかで、こんなふたつの疑問が浮かびました。 【疑問1】ラリる という表現は…

そこには人間が意図的にコントロールする展開ではない展開というものがあってだな

わたしはインド思想や哲学のクラスで「日本語はこころのはたらきを表現する言葉が少ない」という話をすることがあります。それは前にこのブログでも書きました。 わたしが説明をするときは「思う」というこころの動詞を題材に使いますが、もう少し入りこんで…

マレーシア旅行の予算と持ち物、まとめINDEX

マレーシアへ行くのは2度目だったのですが、前回はコタキナバルという、マレー半島ではなくその右にあるボルネオ島でした。 国土面積としてはマレー半島のほうが小さいのですが、北のコタ・バルはタイに近く、おつりにタイのコインが間違えて混ざっていたこ…

商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる 宗像淳 著

これまた仕事場の本棚で見つけた本。エディトリアル・デザインがおしゃれ。 内容は「ユニークユーザー数は約10倍、ページビューは4倍に」と書いてあるのに元の数字が書いておらず、カッコ書きに「スタート時点(2013年5月)と比較」とあるけど割り戻して計算…

ぼくらの仮説が世界をつくる 佐渡島庸平 著

4月ですね。先日この本を職場の本棚で見つけて読んで、いい角度でやる気スイッチを押してくれる本だったので紹介します。 よいコンテンツがよいものとして届きにくい時代。そこで、これからどうやっていくかを「作家エージェント会社」というかたちで模索す…

リリーのすべて The Danish Girl(映画)

こりゃすごい映画だわ。ストーリー抜きに、ファッション映画として観ただけでもハイセンスすぎる。服、髪型、インテリア、そしてそれを包む景色。こんなのアリかってくらい、どの瞬間を切り取っても美しい。 ストーリー自体は夫が主役で、視点は妻から。その…