うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

かつて自分がイラっとした間違いを自分でするようになってからのこと

言い間違い、記憶間違いをそのまま出してしまうと凹みます。 すべてを正確に覚えておけるわけではないのはわかっていながら、注意力の低下を感じると凹みます。 他人を巻き込んでしまった際には、なおのこと。 他人を巻き込まなくても凹みます。 最近よく間…

新しいおまじないはカレー風味

8月から更年期対策のおまじないを変えました。同じく吉兆を願うものだけど、唱えるマントラを変えてみた。そんな感じです。 1~2ヶ月に1回のペースで婦人科の先生とお話しする中で、寝起きのHOT!HOT! を近頃はあまり感じないことを話しました。これは、今…

ポリコレ棒を振り回し、身内の内情を暴露する。芥川龍之介による週刊文春的な「猿蟹合戦」「桃太郎」

あの立場のかたのお気持ち、この立場のかたのお気持ち。 四方八方のお気持ちに配慮したらなにも言うことがなくなる世の中で、最強のお気持ちは無敵の人だけが持っている。 いったいなんてこった。 わたしの立場は、わたしの視点は、わたしの心の味覚はどこに…

週末に自信を得て蘇生していた

今年の夏に、わたしがヨガをはじめた頃に道場でお世話になった先輩との再会がありました。お互い暮らしぶりも随分変わっているなか、たまたま再会できました。 10年以上お会いできていなかったけれど、親しみの気持ちはそのまま。 先輩と一緒に練習をしてい…

ChatGPTの影響で変化が見えた、2023年の夏

もうすぐ学生さんの夏休みが終わりますね。 例年であれば、この時期は明治~昭和序盤の純文学作品の本の感想へのアクセスが増える時期なのですが、今年はみごとに減りました。 毎年、このブログを読んでどうするのだと思いながらこの時期のアクセスを見てい…

大多喜町の古い街並み 房総の小江戸(千葉県夷隅郡)

夏休みに、千葉の「いすみ鉄道」に乗る旅をしてきました。 電車を乗り継いているうちに長く待つ時間があって、駅でパンフレットを見つけて大多喜駅が房総の小江戸であることを知りました。 特に予定のない一泊旅行だったので、翌日はここへ行ってみることに…

上総中野駅で昼寝して、いすみ鉄道で大原まで行った(千葉県夷隅郡)

千葉の小湊鉄道・いすみ鉄道に乗る旅をしてきました。 旅の途中で1時間電車を待つ時間があって、上総中野駅でぼーっと過ごしました。 黄色い電車に乗りました こんな車両です。シンプルなプラットフォームって、電車が入ってくるとワクワクしますね。 駅弁…

小湊鐵道に乗って養老渓谷まで行ってきた(千葉県夷隅郡)

夏休みに千葉の小湊鉄道に乗る旅をしてきました。 千葉の五井駅(ごい)までJRで行き、そこから小湊鐵道&いすみ鉄道の1日フリーチケットを買って、ひとまず養老渓谷まで行くことにしました。 赤とクリーム色の小湊鐵道 こんな車両です。 森永ハイソフトっ…

大原漁港 日曜「港の朝市」 へ行ってきました(千葉県いすみ市)

とびきり美味しい夏の朝を過ごしてきました。 週末の休みの予定を合わせて、外房へ出かけてきました。 もともとは勝浦の朝市へ行こうと思っていたのですが、前日に大原の港をぶらついていたときに地元の人から大原漁港朝市で食べられるメニューを教えてもら…

江戸の女子旅 ― 旅はみじかし歩けよ乙女 ―   谷釜尋徳 著

めちゃくちゃ面白い本を見つけました。 江戸時代には、好奇心・財力・コネの合わせ技でこんな旅をした女性たちがいた。 その足跡を一般人の旅日記や記録、絵図から解析した結果が綴られています。 わたしは以前、伊勢神宮の駐車場から参道へ向かう地下通路で…

新しいものを遮断したくなるマインドのこと

先日、ヨガクラスの前の雑談で情報化社会とSNSの話になりました。 情報化どころか、必要のない情報だらけになってから何年も経ちますね、と。 それでもわたしは職業柄、新しいウェブサービスはアカウントを使って試します。 必要がなくてもどういう仕組みか…

悲観する力 森博嗣 著

わたしの周囲に何人か「長生きしちゃうかもしれないからヨガをしている」という人がいます。 これ、すごくわかるんですよね・・・。とても前向きでいいなと思っています。 こういう前向きな悲観力ってある。 「長く生きるかもしれないから」というのは、なに…

夫婦善哉 織田作之助 著/映画・1955年 豊田四郎監督

名前だけは聞いたことのあった有名な『夫婦善哉』というお話を、映画で観てから原作小説を読み、その内容を知りました。 そもそも夫婦の話ではない(既婚者と愛人の話)ことが序盤でわかり、あれよあれよとその世界に巻き込まれました。男のクズっぷりにムカ…

新しい道徳 北野武 著

古本屋さんで手にとって読みはじめたら止まらなくなりました。 サブタイトルになっている 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか という一行に尽きる内容で、著者には "自分の人生は自分で楽しくするものだ" という考えがあり、他人に安心させてもらい…

神経衰弱ギリギリの妊婦たちへ 生駒芳子 著

ちょっとギョッとするようなタイトルですが、どうぞご心配なく。 この本は少し前に読んだ、横尾忠則さんの本の内容のおもしろさに驚き、どうやったらこんな話を引きだせるの?! と思ってたどり着いた、その本のインタビュアーさんの著作です。 ↑ この本のイン…

引き寄せと自己暗示って同じ?

突然ですが、「引き寄せ」というのがなんなのか、わたしはよくわかりません。 みなさんは、具体的にこれは絶対そうだった!!! みたいな経験ってありますか? わたしは「これは絶対そうだ、引き寄せだ!!!」と言ったら心配かけるやつだ・・・と、そんなふうに思…

小津安二郎に憑かれた男 -美術監督・下河原友雄の生と死- 永井健児 著

少し前に、谷崎潤一郎の小説を映画化した『卍』を観ました。 その中で使われているレターセットや紙製品の美しさに魅せられ、映画の美術や小道具が気になり美術監督の名前でこの本にたどり着きました。 読んでみたらとても興味深い本で、著者は美術監督・下…

わたしヨガとか教えてるけどインド行きたくないのよね

先日、わたしが平日仕事の後に通っているヨガスタジオで、練習の前にこんな会話がありました。 もし旅行へ行けるなら次はどこへ行きたいか、という雑談をしていました。 インストラクターさんから「どこへ行きたいですか?」と訊かれたので「インドかな」と…

タイのひとびと 小林眞理子 著

日常で起こるタイの人とのコミュニケーションのあれこれ、価値観のギャップをなんともおかしく楽しく、そしてリアルに描かれていて、ニヤニヤしたりジーンときたり思わずもらい泣きしながら読みました。 フットマッサージで痛がるとマッサージのおばさんたち…

伊香保温泉飲泉所からワシノ巣洞穴まで歩いた(群馬県渋川市)

春に伊香保温泉へ行ってきました。伊香保は登山やハイキングとセットで楽しみやすく、はじめて泊まった時と同じ宿をとってのリピート旅です。 初めて来たときは榛名湖(高崎市)から歩いてきたので、到着したときにはもうボーッとしていたのですが、今回は疲…

「漠然とした不満」の使い方って、センスが出るよね

チャンス・キラー。心の中で、ついそんな呼び方をしてしまう知人がいます。 その人は「お得」が大好きなのか「他者の利益」が大嫌いなのか、とにかく判断基準がそこにありすぎて。 自分はなにか、もっと得られるはずものものを得ていないのではないか そんな…

杖の神峠へ行ったら、ものすごい崖だった(群馬県高崎市榛名湖町)

今年の春に榛名湖から掃部ヶ岳へ登りました。 そこから素直に元に戻ればいいのに、杖の神峠へ向かいました。 この日は夕方に榛名湖からバスで伊香保温泉へ向かう予定で、結局休む時間もほとんどなく歩く展開になりました。 掃部ヶ岳から600m なので、そんな…

榛名湖から掃部ヶ岳に登ってみた(群馬県高崎市榛名湖町)

今年の春に榛名湖周辺の山を散策してきました。 榛名湖はちょこっと山登りのできる山がたくさんあって、今回は体力的にここにしようかと、着る服を選ぶように山を選べるところが気に入っています。 湖から登山口、硯岩との分岐点へ 何度も来ている榛名湖です…