うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

パダングシュタアサナ(足をつかむポーズ)

先日、パダハスタアサナについて書きましたが、「アシュタンガヨガ―YOGA CHIKITSAの効用と指南書」でそれと同じページに載っているアーサナです。この2つのアーサナは、浄化のプロセスを始めるにあたって重要な役割を果たすそうです。ガス抜きになるんだろう…

世田谷美術館 特別展「平泉」

世田谷美術館でやっている特別展「平泉」へ立ち寄りました。 たくさんの展示の中でも、仏像と書写経はみっちり、そのほかはあっさり見ました。なんでもかんでも吸収できるほど、うちこはハードディスク容量が多くありません。覚えていられないし。ただ、じっ…

走ることの弊害考察

今日は、走ることについて実は無条件に「健康的」と思っているわけではない、というお話。これまで約2年コンスタントに走ってみて思うことです。 今もそうなのですが、わたしは2時間半以上走ると、その後しばらくおだやかな下痢をします。ユルユルな感じでは…

福智院は、重森三玲さん作の庭園が素敵です

2月に高野山へ行ったのですが、そのときお世話になった宿坊「福智院」さんをご紹介しておきます。そもそも宿坊というところに身構えてしまう人がもしいるとしたら、まったくもってそれは無用な心配です、ということがこの日記で分かると思います。 今回はツ…

大人の絵本 宇野千代(著)/東郷青児(画)

昭和53年に書かれたものを底本に、1997年に発刊された本です。宇野千代さんと同棲されていたことがあるという画家「東郷青児」さんの絵と宇野さんの文章。艶っぽさ、不気味さ、悲しさ、可笑しさが織り交じっていて、読んでいる間に子ども心になってみたり、…

パダハスタアサナのはじまりが好き

このポーズは、ヨーガ・バイブルには「前腕をほぐす前屈(パーダ・ハスタ・アーサナ)」と記載されています。 わたしは初めてこのアーサナを習った瞬間に、大好きになってしまいました。このアーサナはこのあと頭を下げて肘と脇を開くのですが、この最初の段…

ヨーガの極意 ― ヨーガスートラを体験するために 小山一夫 著

アーサナの解説をする本ではないので、いわゆる「ヨガに興味がわいてきたところ!」という初心者向きではないです。「ヨーガ・スートラ」「ハタ・ヨーガ・プラディーピカー」などを読んでからのほうがいいかも。 ヨガにまったく興味のない人の中でも、小山氏…

寂聴・猛の強く生きる心 梅原猛/瀬戸内寂聴 著

ここで何冊か感想を書いているお二人の対談ということで、即決。 1994年の対談本です。仏教に興味のある人には、とても楽しく読める一冊と思います。なにが面白いって、色恋データベースを土台に繰り広げられる仏教談義がすごい。そして、この二人のからみも…

続インド・ヨガ教典―瞑想と健康の技法 ジバナンダ・ゴーシュ 著

先日ご紹介した「インド・ヨガ教典」の続編です。読んだのはこちらが先で、きっかけは図書館サイトでの「ヨガ」検索。図書館で借りてみたら、この著者さんのグルとわたしの師匠のグル(パラムグルってことです)が一緒でした。 内容として、この続編のほうが…

ヨロンで銀ブラ、浜辺で発掘ヨガ

マラソンの後、りつこを空港でお見送りしてからは、完走パーティ。ヨロンマラソンは、前夜祭&マラソン&完走パーティがワンセットになったイベントです。前回は晴れていたので宿のビーチでヨガしたりしたのですが、今回は大会の間だけ晴れて(執念だね・・…

インド・ヨガ教典―瞑想と健康の技法 ジバナンダ・ゴーシュ 著

もう古書しかなく、中古で買いました。先に続編のほうを図書館で借りて読みました。ここでは、出版の順に紹介します。この本は昭和51年初版。昭和48年の12月に日本道場を開いたジバナンダ・ゴーシュ氏の本です。このかたの師匠がヨガナンダさんの末弟ビシュ…

仏像研究日「仏像の道−インドから日本」

今日は朝公園を走って、昼にヨガをした後、3時ごろから上野の国立博物館へ行きました。今月末から「阿修羅展」が予定されているのですが、いつも特別展の後にほかの展示を見る気力がないので、今日は「常設展を見る日」にしました。 わたしは国立博物館の年…

チャロー!インディアへ行ったり。まとめ日記。

今日は六本木ヒルズの森美術館でやっている「チャロー!インディア」というアート展へ行きました。 展覧会は22時までやっており(助かる)、今日はその前アディダスのパフォーマンスセンターへ行きました。 靴下を買いました。高級五本指ソックスです。かな…

天風先生座談 宇野千代 著

先日感想を書いた、宇野千代さんの「行動することが生きることである」をきっかけに、さっそく図書館で借りて読みました。 この本のたてつけを、先に書いておこうと思います。この本は「天風先生座談」という章がほとんどを占め、巻末に「天風先生と私」とい…

行動することが生きることである 宇野千代 著

宇野千代さんの本を初めて読みました。 それまでに知っていたことと言えば、若い頃めちゃくちゃ美人で、エリザベス・テーラーみたいに何度も結婚した人らしいとか、結婚式でもらう引き出物のカタログギフトの食器コーナーでよく見る名前だなぁ、とか、女性に…

こころ・と・からだ 五木寛之 著

近所に住むユキちゃんちの本棚から拝借してきました。五木先生は、うちこの中では完全にヨギの棚に分類される作家名。身体と心についてのことが「ずいぶんと修行を積まれたのですね」と言わんばかりの内観ぷりで、しかもダンディなんですよ文章が! あえて失…

沖縄。首里城と瑞泉酒造

先週末は母&同僚と一緒に沖縄&与論島(こっちは鹿児島県)にいました。マラソン旅行です。今回はカメラが趣味の仲間が同行していたので、美しいしい島の景色は後日。今日はちょっとした旅報告です。 沖縄で半日だけ観光する時間があったので、王道の首里城…

立位の開脚の前屈 背面合掌

これは、以前書いた額を床につけるポーズ(プラサーリタ・パードッターナ・アーサナ)のアレンジです。基本は同じです。 今回は頭頂を床につけ、背面で合掌するアレンジです。意識するところについては以前の日記にずいぶん書いたのですが、背中で手を合わせ…

空海の夢 松岡正剛 著

哲学にはあまり明るくないのですが、興味深く読めました。構成もとっても面白い。 「あら!」と思ったのが、この著者さんも東寺ではまず帝釈天のダンディズムに魅了されたという話(笑)。やっぱりそうだよなぁ(参考日記)。 いくつか、興味深く読んだとこ…

奥の院ファッションショー(奥コレ)

今回は奥の院で美輪明宏さんに会いましてね。と書き出したくなるような、写真のお地蔵さんのほか、たくさんの美男美女の写真を撮ってきましたよ。当日現地から携帯で「闘わないこころ」という日記を更新しました。初日(平日)のお昼間はゆっくり奥の院です…

ハタヨガの真髄―600の写真による実技事典

いかん! このままではお笑いブログになってしまう。と危機感を感じましたので、寝かせていたヨガの大御所本を紹介します。「あれ? これってまだ紹介していなかったっけ」といわれそうなこの本は、B.K.S. アイアンガー 著/沖正弘 監修。この上ないタッグで…

地獄と極楽(教育まんが) 大道社

なんと! 高野山で買うか迷って買わずに帰ってちょっと後悔していた「地獄と極楽」が今日は手元にございます。言ってみるもんですね、書いてみるもんですね。この本について書いた日記に、パリに住むユミコちゃんが「実家にあるかも。あったらあげる!」とコ…