うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨーガ・スートラを聴きながら洗濯物を畳んでいる

毎日まだまだ暑い日が続きますね。残暑お見舞い申し上げます。

今日はスタジオの前にマルシェが出展されていて、練習のあとに数名のかたと夏の疲れの世間話をしました。

「洗濯ばっかりしているうちに1ヶ月が終わっちゃった!」なんてブーブー言いながらお互いの生活をねぎらいました。

そんな流れから毎日ヨーガ・スートラを聴きながら洗濯物を畳んでいると話したら、興味を持ってもらえました。せっかくなので、ここで紹介しますね。

 

 

わたしは集中して洗濯物を畳むときにヨーガ・スートラのチャンティング(約20分)を聴きながら作業をしています。

このチャンティングが終わるまでに、この作業も終わらせるぞ! と思ってやります。

今年の夏は、ほぼ毎日のように、洗濯物を畳みながら聴いていました。

 

こちらです

 

ヨーガ・スートラは全部で4章あるのですが、

それぞれの章の冒頭で

「あた~ なんちゃらかんちゃら ぱ~だは~」というふうに、

「ここから第章 ○○の章だよ」というのが聞こえます。

 

第3章に入るときは「びぶーてぃぱ~だは~」というのが耳に入ります。

これが1040秒くらいのところです。

これが耳に入ると「おっと、もう後半に入ったぞ。ビブーティ出てきちゃうよ(手から出す灰じゃないよ!)」と思います。

ヨーガ・スートラは第1章と第2章が重要なので、前半の10分をしつこく聴くのはいっこうに構いません。

アーサナとかプラーナとかニドラーとか、ヨガに少し慣れた人であれば、空耳アワーのように「あ、なんか聴いたことある音が出てきた」という感じで耳に飛び込んできます。

 

 

 

目から耳から同時に入れるのにおすすめの動画

唱えている音が文字でも見られるものとしては、こちらがおすすめです。

ヴィジュアルデザインが良く、各節の間に「カーン」と鐘の音が入っているのに26分で収まっています。

 

 

 

音から入る

わたしはヨーガ・スートラも般若心経も、音で入れるのを先にしたら、親しめるようになりました。

今では、ゆっくり読むほうが頭が混乱しやすいです。

般若心経だと1分半〜2分くらいで唱えるのがラクで、割と速いペースですが、音の連なりが頭に入っている人だと2分くらいのペースがラクな人って多いんじゃないかと思います。

ヨーガ・スートラも似たところがあります。

ヨガのマントラも、途中で一瞬止めると「あれ、次なんだっけ?」ってなりませんか。

 

  *   *   *

 

無心に手作業をやりながら耳から入ってくる音は身体に自然に入ってくるので、ヨガを大げさではなく身近なものにしてくれます。

わたしはラジオのように人のおしゃべりを聞くと手が止まるので、意味に追いつかなくてもよいこのチャンティングが気に入っています。