インドは猿がいっぱいいるので、仏教やヨーガの教えによく出てくる「Monkey Mind」をありありと見ることが多い。
いわゆる「ギザギザハート」のことであります。
ちょっとヒヒっぽい感じの猿は町には少なめで、木の多いところに集団で暮らしていたりするけれど
人の多いところでも
餌のあるところ=人のいるところ、だから遺跡だろうがおかまいなし。
(この猿たちはマハーバリプラムの猿)
マジックミラーの状態の部屋で、猿がやってきたことがあった。
自分が何をやっているかとか、完全にとっ散らかっちゃって
誰に何を叫んでいるのかわからないくらい、ギャーギャー叫んでいた。
「Monkey Mind」とは、よく言ったもので。
目に入ったものに、いい印象を持つか悪い印象を持つかは、自分で選んでいる。
レンズと脳の間に猿を飼うか、神を飼うか。
そこにあるのが、宗教心なんですよね。