うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

サットヴァ牛、タマス牛、ラジャス牛


犬よりも猿よりも道には牛が多いインド。
とても共存しやすい生き物ですが、彼らにもドーシャの乱れはあって、いろいろな場面に出くわします。
サトヴィックな彼らはヤギのようにダンボールを食べる。



好きで食べてるわけではないのかもしれない。好き嫌いがなさそうだ。




(動画)






お祭りのときは首飾りをかけられて、「ほへーっ」とたたずんでいます。





いつも、「ほへーっ」とたたずんでいます。





タマシックなときは、ティリアンガ・ムカ・パダ状態で動きません。





動かないったら、動かない。





出かけたいのだよ、と言ったところで





動く「気」がないのだから、動かない。





説得とかそういう話じゃないのだよ。
「気」がないのだから。





そんな彼らも、食べていく、生きていくので


ときには飼い慣らされもし、





人に寄ってくる。





モー




かわいいー っとなってしまう。





が、
彼らにもラジャスはあり





複数の牛が一頭の牛を





襲ったりすることがある。
まるでリンチだが、牛の事情はわからない。
見た限りでは、高齢の牛をヤング牛が襲っており、「エアマックス狩り」という言葉がなぜか想起された。相変わらず、わたしのデータベースは古い。





(動画 / 「野生の王国」的なものが苦手な人は注意)





それを人が止める様子(動画)
こういうときは、棒で叩く。





町の雰囲気は一瞬で変わり





ゆっくりと





襲われた牛も日常に戻り、歩き出す。





ゆっくりと歩く(動画)




牛だって365日24時間、トリドーシャを持っている。
かわいいとか癒やされるとか、ほのぼのするだとかというのは、こちらが作り出す印象であって
それが他の生き物と瞬間瞬間、からみあっているわけですね。



 「もーーー!」



って、いいながら、ね。
いいときも、わるいときも、



 「もーーー!」



使えるわぁ。


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