うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

生ブログ

思考の癖=優先順位付けの癖

新潟から戻ってきました。今回は「ダウンドッグ研究会」をやったのですが、そのときに思考の癖についての質問が出たので、その人のダウンドッグを真似しながらお答えしました。 こういうのは占いみたいな反応になってしまうので、暗示にならないように説明す…

相手の望みどおりに対応できないと、嫌われる?(夏目漱石「三四郎」読書会での演習より)

先日東京で久しぶりに夏目漱石「三四郎」の読書会をしました。 今回は主人公の三四郎に共感したというかたのコメントに一貫性があり、わたしもうなずくばかり。 そのかた(Iさん)は「5章」の以下の部分が「わたしも、そうだ」ということで共感したそうです…

バガヴァッド・ギーターと「バカの壁」

わたしはベストセラーになった養老孟司さんの「バカの壁」を読んだとき、バガヴァッド・ギーターに書いてあることみたいだな…、と思いました。 先日東京のギーター会で、そう思うきっかけになった節を選定された方がいらっしゃいました。 そのかたは田中嫺玉…

その貪欲さ、いいね。ヨゴれを取りたい大人のチャクラーサナ

札幌でヨガクラスをしてきました。ドでかい会場で最後にまったりしていたら、 「もう一回だけ、あの感覚をどうしてもつかみたくて…」と、ヨゴれた大人のチャクラーサナのポイント確認をリクエストする人が。 いいね、自分のヨゴれを細かく見ようとしてる! …

「ひとり相撲」を練習のようにやる(夏目漱石「三四郎」読書会での演習より)

初夏に関西で久しぶりに夏目漱石読書会をやりました。「三四郎」はわたしとしては初めてではないのですが、これは読めば読むほど名作。 2年ぶりだったので、かなりじっくり読み直して講座に臨みました。参加者のみなさんが事前に提出してくださった宿題で「…

アウェイ感と疎外感について考えた

まえに読書会の流れで雑談から発展した、孤独感とも疎外感ともちがう感情の話。 わたしは「アウェイ感」という表現をよく使うのですが、その日は参加者の人も同じように「アウェイ感」という表現を使っていて、ほかの人の口から発生した言葉を聞いてふと掘り…

共感とツッコミ、オリジナルと引用。その感情を紐解く

わたしは「読書会」と称した場で、参加する人から事前に簡単な宿題として書いてもらった文章を題材にテキストをつくり、一緒に話をすることがあります。 ほとんどの人は自分の表面の下にある思いを表明する機会が少ない毎日を送っていて、自分が相手に言葉に…

関西弁がスピリチュアルに聞こえる話

読書会をすると他人の言葉や文章にたいへん刺激を受けるのですが、人によって文章の捉えかたもアウトプットもさまざま。それは身体と文体、まるでアーサナを見るのと同じ感覚です。5月からさまざまなバリエーションの関西弁を目と耳で浴びてきました。(今日…

実践的で問題解決能力が高いということについて、ふたたび考えた(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

もうかなり前の話になりますが、「虞美人草」の読書会でのこと。 まえに同じ議題で展開した「正論だけど…。急に主語を拡大されると、なんだかヒいちゃう」とは少し違う方向への思い。久しぶりに振り返ってみました。 考えるきっかけは、この小説の「宗近」と…

こころの断捨離。アンインストール

先日対話型の講座でお会いした人が、あとでちょっとおもしろいコメントをくれました。 死ぬまでにどれくらい頭ん中をアンインストールできるか、そういう気分になりました。 こんなふうに、自分が講座にこめた思いが他の人のフィルタを通した言葉で返ってく…

写ギーターのこと

東京でバガヴァッド・ギーター読書会を再スタートした時のこと。いつものノートを一冊持参していたので、流れで「写ギーター」の話をしたら印象深かったそうなので、ここでもテキスト化します。 写ギーターというのは写経のようにギーターを書き写すことで、…

地方でやるクラスは、待ち合わせをして逢う感じが楽しい

中部・中国地方から帰ってきました。今回は名古屋の後に広島へ行きました。 地方へ行くと「ようこそ」とか「"やっと逢えたね" ですよー!」などと言っていただくのですが(ありがとうございます)、「また来て」のニュアンスは名古屋・広島の微妙な違いがお…

「もっと早く」は「more than いつ?」(夏目漱石「こころ」読書会での演習より)

今日は夏目漱石の「こころ」のオチに思いっきり触れる内容なので、これから小説を読もうと思っている人は、いますぐブラウザを閉じてください。 読書会ではさまざまな演習をします。小説の中で抽象化されいる表現は「読者の記憶の中での紐付けを試されている…

押し寄せの法則のつもり

先日、地方都市へ生ブログをやりに行くお知らせをしたところ、「いつか来ないかな〜と思っていました。引き寄せか」「うれしいお年玉」などのコメントをいただいたのですが、「引き寄せたといわれたら、まるで引き寄せられたみたいだな……」と、一瞬混乱しま…

ありがとうさようなら燕スタジオ

写真を整理していたら、昨年の12月で終了した燕STUDIO(ツバメスタジオ)のものが出てきました。あらためて「いいスタジオだったなぁ」と回想しつつ、スナップをログに残します。 この建物は作家(思想家、なのかな)の山本七平さん旧邸宅。わたしにとって、…

正論だけど…。急に主語を拡大されると、なんだかヒいちゃう(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

夏目漱石の「虞美人草」はラストがジェットコースターで、そのなかにひとつ「人が人を諭す」場面があります。 その場面のセリフを読んで 「説得された、ジーンと来た」「問題解決能力が高い人が言っているので納得する」 などの意見があるいっぽうで、 「説…

まじめについて、まじめに話した(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

夏目漱石の「虞美人草」はは玉虫色の言葉「真面目」について、とことん考えさせる作品です。 「虞美人草」の読書会では、「真面目」について掘り下げる演習をやりました。 これを他の言葉に置き換えようとすると、どんな言葉が浮かぶか 同じ場面の同じ文章を…

自分が大切すぎる問題(夏目漱石「それから」読書会での演習より)

「それから」という小説は主人公のキャラクターが強烈な設定。 先日関西で開催した読書会では「自我意識(アハンカーラ)」よりも「理性・統覚機能(ブッディ)」のほうに寄せて構成したのですが(前にすこし様子を書きました)、参加者さんの宿題コメントに…

自分の中に発現した「イラッとness」に向き合う(夏目漱石「それから」読書会での演習より)

半年ぶりの夏目漱石読書会を終えて関西から戻ってきました。 読書会といっても実際はインド思想に登場する「こころのはたらき」を示すワードを使っての演習なので、文学的な深堀りを目的としたものではなく、多眼観察のような時間です。 「それから」は恋愛…

大人の遠足 ざっくり100回、雑感

厳密に数えたらそれよりも多いかもしれないのですが、「大人の遠足」と名づけているヨガクラス(メニュー由来はこちら)が、100回を越えていました。東京のほか、神戸、京都、名古屋、長岡でやりました。ご参加いただいたみなさん、どうもありがとうございま…

「自分の手でつかみたい」という気持ちを大切に

先日、3年ぶりの包括的哲学講座をやってきました。田舎でしっぽりやるつもりが、わりとワイワイしました。新潟までおいでいただいたみなさん、どうもありがとうございました。 この日は冒頭で、かねてから思っていることを話しました。「あまり目立つお知ら…

「あなたのためを思って」話法・技巧の話(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

先日「関西弁での心理分解が妙にしっくりきた」というトピックを書きましたが、夏目漱石「虞美人草」読書会からの掘り下げ内容共有です。 これは「虞美人草」を読んでからのほうがおもしろい展開なので、小説を読むつもりの人はぜひ読了後に読んでください。…

ボディは、好奇心を運ぶ乗り物

先日の神戸生ブログは、中国・四国地方から多くの参加をいただきました。京都・奈良・和歌山などの斜めの方面も含め、ありがたいことです。(ありがとうございます)おいでいただく人を見ていると、みなさん好奇心の火を絶やさない姿勢がすばらしいなぁ、と…

関西弁での心理分解が妙にしっくりきた(夏目漱石「虞美人草」読書会での演習より)

わたしの進行する夏目漱石読書会(という設定でのインド哲学クラス)は、事前に課題図書と宿題のある形式なのですが、いちど乗り越えるとクセになるのか(笑)リピートをいただき、東京ほど頻繁には開催できない関西版も、今回で3回目。 今回の課題図書「虞…

Googleアナリティクスで市区町村を見て行動してみる

わたしはこのブログにアクセスしてくれている人の「地域」をよく見ます。 以前はざっくり都道府県しか見ていなかったのですが、最近は市区町村まで見るようになりました。 Google Analyticsでは、なぜか「八尾市」「鶴ヶ島市」が漢字。こういうのって、探偵…

オトナの再会

先日、市ヶ谷のヨガクラスに、ものすごく久しぶりの人がふたり、テヘヘって感じでおいでになりました。 わたし自身が場所を固定して活動していないので、「あれー、どこで会ったっけ?」となることが、たまにある。いまはこの場で告知できるヨガクラスをやっ…

一郎さんへの容赦ないツッコミ・インド仕立て(夏目漱石「行人」読書会での演習より)

先日、夏目漱石「行人」読書会での演習のなかから「日常にあふれるマウントの回避技術を二郎さんから学ぶ」というトピックを紹介しましたが、今日はコイバナです。いや、コイバナになるかと思いきや、そっちに行かなかった。という話です(笑)。 この「行人…

日常にあふれるマウントの回避技術を二郎さんから学ぶ(夏目漱石「行人」読書会での演習より)

夏目漱石読書会では5作品目になる「行人」の読書会をやりました。 この作品はヨーガ周辺の哲学を包括的に説明できる題材が多いのですが、雑談ベースのやりとりも楽しい。 一郎という人物のこじらせっぷりがメインディッシュになるのは想定していたのですが、…

もしも、Kがまっすぐにふられていたら(夏目漱石「こころ」読書会での演習より)

「山本七平の日本の歴史」を読んだら、また「こころ」熱が再燃してしまいました。 これは東京でも神戸でもやった演習。『夏目漱石作品をヨーガ心理学で読む会』では、参加者の vasana(仏教では「習気」「薫習」、ヨーガでは潜在記憶) と smrti(記憶されて…

クラス自体は緊張しなかったけど、方言で汗かいた

昨年末に関西・四国・中国地方のかたと、今月は東海地方のかたと一緒にヨガをしました。 愛知・岐阜・三重はデータとして閲覧者数が多いわけではなかったので、しっぽりやる感じで想定していたのですが、静岡も含めて思いのほか多くの人が来てくださいました…