うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

人は自由に虚像をふくらませる


もう最近はなくなってきたことですが、わたしは7年前くらいまで、「実は50代半ばくらいの男性なのではないか」と思われていたことが何度かありました。いま62歳くらい。おっほん。
別の人と間違えられていたり会ったことのない人の弟子と言われていたり、そういうのは何年もヨガのブログを書いていれば、よくあることです。
実際にお会いすると、冒頭に書いたような思い込みから



 「本当に女性だったんですね。実は違うのかな? なんて少し思っていたのですが…」



とか、
ほかにも、クラスを始める直前に



 「うちこさんはいつ登場するのですか?」



と言われたり。
はじまるまで、受付の人とずっと思われていたこともあります。
以前銀座に初めておいでになった人が「おもしろそうな人だと思って、来ました!」とおっしゃったとき、周囲のかたがクスクス笑っていました。それはわたしが「はい。このわたしが実際にあれを書いているのです。ぜんぶ!」と言ったからなのですが、たまにそのように念押ししています。
釈明したくなるというか、釈明もなにもないのだけど。



それはさておき。
この話を銀座でしたら、もう何年も一緒に練習をしている同世代の女性たちから



 わかるぅ〜☆



と言われ、「いや待て」という気持ちになりました。
わたしとしては「手に手をとって、手に足を取って、ときに胴体をねじって足を手にとって、ともに老いていきましょうぞ」という感覚があったので。なのに、仲間はずれの扱いだったなんて。ひどい。泣いちゃう。
それにしても、人の妄想力というのは不思議なものですね。
でも、



 「だから、安心して来れたんですよ」



と言われたりもする。
この「安心」の意味もちょっとおもしろいなと思っています。



<おまけ>
過去にけっこうがんばったことも、あるんですけどね…(続かなかったけど…)