札幌でヨガクラスをしてきました。ドでかい会場で最後にまったりしていたら、
「もう一回だけ、あの感覚をどうしてもつかみたくて…」と、ヨゴれた大人のチャクラーサナのポイント確認をリクエストする人が。
いいね、自分のヨゴれを細かく見ようとしてる!
トートバッグにお醤油こぼしちゃったのをきれいにするのは、
歯磨き粉でやるんでしたっけ? 重曹でやるんでしたっけ?
混ぜるんでしたっけ? どのくらいの比率でしたっけ?
というような。こういう感じって、ありますよね。
「トートバック&醤油」の組み合わせのように、身体の動きも個体それぞれ、みんなちがう。
どう違うって、以下が全部ちがう。
- 手足の長さ、パーツの長さ
- 首の長さと硬さ
- 関節や筋肉の柔軟性
- つま先・足指のコントロール力(神経と脳の連動)
- 腹筋を望むタイミングで起動するコントロール力(リズム感)
- 記憶のしかた
- 認識の曲げかた
- 刺さる表現 ・知っている言葉
この日は「むずかしい」の概念をとっぱらうべく、認識をひも解きやすいアーサナを題材にしてメニューを構成していました。そんななかでの後ろでんぐり返し。
普段からパーツにフォーカスして体内会話をし、「ここか?」「ここか?」と探っている人には、メカニズムを説明したり少し誘導してサポートするだけで「わ! でけたっ☆」となることの多い動き。感覚がノッてるうちにつかまえたいというこういう貪欲さ、わたしはすきです。