うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

福智院は、重森三玲さん作の庭園が素敵です

2月に高野山へ行ったのですが、そのときお世話になった宿坊「福智院」さんをご紹介しておきます。そもそも宿坊というところに身構えてしまう人がもしいるとしたら、まったくもってそれは無用な心配です、ということがこの日記で分かると思います。
今回はツアーに組み込まれていたため、何も考えず、自動的にこちらへ寄せていただきました。高野山では最大の収容人数と24時間風呂という、最も旅館に近い感覚の宿坊です。今回はこの宿坊から歩いてすぐそこにある金剛峯寺で行われた「常楽会(涅槃会)」がメインイベントだったので、予定に対してぴったりのロケーションでした。

福智院のご住職さんがとっても親切で、常楽会から戻るまで門限を解放してくれたり、よくしていただきました。スタッフのみなさんも、ロビーで本を読んでいたらそっと電気をつけてくれたり。若いスタッフの女の子は、ヨガマットが敷いてある状況を見て、「うわー、ここでヨガするんですか!」と言いながらキャッキャとしていてかわいらしかったです。
さて、お料理については以前紹介したので、今日はお庭をメインに書きます。そう、この宿坊はなんといっても「美しい庭園」がイイ。シャープのアクオスのCM背景になったお庭も手がけた、重森三玲さんという名作庭家さんによるもの。




こんなお庭で目を休めながらの読書。本当の休暇って、こういうことでしょ。と思う。



朝6時なので、すごく暗いけど、本堂から見るお庭はとってもモダン。



露天風呂は普通。床と湯の高さが、瞑想にぴったり。何回もここでゆっくりさせていただきました。



うちこがすごしたお部屋からは、神社が見えました。



おちゃめな仏像がなにげにいたりします。



こんなお土産もいただきました。ツアーのノベルティみたい。


朝のお勤めだけ、ちょっと淋しい感じがしました。どの宿坊もそれぞれに個性があるので、もしお勤めや声明を重視するならば、そういう視点で選んだらよいかと思います。鳴り物がイイ、とか、デュオがいい、とかそっち方面にこだわるのも楽しみ方のひとつですし、本堂に置かれている仏像で選ぶというのもよいでしょう。
「旅行なのに、朝6時なんて。起きられません!」「あまり深く考えず、高野山宿坊体験したいです」という人には、朝風呂にも入れるこの宿坊がおすすめです。うちこは大師教会で行いましたが、この宿坊で写経体験もできますよ。


ウェブで予約ができます。
便利ですのぅ。