うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

走ることの弊害考察

今日は、走ることについて実は無条件に「健康的」と思っているわけではない、というお話。これまで約2年コンスタントに走ってみて思うことです。
今もそうなのですが、わたしは2時間半以上走ると、その後しばらくおだやかな下痢をします。ユルユルな感じではなく、頻繁でスカスカな感じの下痢です。「うーーん、おなかイタイ!」というのではなく。ただ、普段よりもものすごく活発になります。ガスもすごく溜まるようになる。「うわ、キた」と思っても、座ったら「エアだけかよ!」ということが頻繁に起きます。
普段はおなかの調子に悩みがないタイプなので、「あ、まただ」と。ハーフマラソンの大会に出るくらいであれば、なんともありません。これが時間の問題なのか、距離の問題なのか分からないのですが、確実にいえることは、「長い時間腸を上下させている」ということ。地面を踏み続けることによる刺激との関係もあるでしょう。

身体の使い方については自分なりによいと思う動かし方をしているつもりで、その要素は

 ・足の裏は地面にやさしくタッチ。股関節に響かせない。
 ・一定歩幅、一定リズム、一定呼吸。
 ・呼吸が速くなるほどにはがんばらない。
 ・肩甲骨と骨盤を常に連動させ、いびつな「ねじれ」が起きないようにする。
 ・できるだけ内臓を揺らさない。
 ・腕を振ることよりも、肩甲骨を一定のスタンスでゆらす意識。
 ・腰の位置を高くキープし、肩の力を抜く。
 ・腰を高くすることで、膝と足首のバネを重力から救う。

などなどがあります。
うちこが勝手に名づけて行っている「ジョグ瞑想」の要素としては

 ・浮かんでくるものをポイポイ捨てる。
 ・呼吸に集中しながら、浄化を意識してみる。
 ・植物の二酸化炭素を吸わないように、朝か昼間しか走らない。
 ・身体の一定の動きに乗って、「運転している者」として走る。

などなどがあります。

呼吸の数と寿命は比例すると思っているので、根本的には呼吸が速くなることをずっとするという行為は健康的ではないと思っています。今までずっとこのことについて気になりながら、でも「シンメトリーな動きであること」や、「身体を運転するような心と体の関係」についてはヨガと共通することもたくさんあるので、自分なりによいブレンドと思う走り方を探していたわけです。
フルマラソンは、当たったからには出ないのはもったいないということで今年も走ったのですが、走ってみたうえで、うちこが今のところ好きなブレンドは、これ。

 ・普段は週末に公園を8〜10キロくらいジョギングする
 ・大会は自然の中で、ハーフマラソン(21キロ)〜27キロに出る

フルマラソンは、「完走」はできるけれど、やはり内臓への負担が大きい気がします。胸式呼吸だけで長時間、骨盤に負荷をかけながらの運動は、やはり身体にとっては過剰すぎる刺激。今回はゴールした後、翌日に普通にヨガをしました。昨年よりも身体をいたわってゆっくり走り、アフターヨガで筋肉痛は驚くほど軽減されましたが、「内臓を揺らさない」ように意識しても、内臓不調は変わらず。体質なのかもしれないです。実は脱腸しやすいとか!? どきどき。


▼うちこ式瞑想のおまけ
雑念の初期症状に、ポイポイ瞑想
歩き瞑想のこと