ヨガエピソード
「なりたい系の質問」というのを受ける機会がたまにあります。 「ヨガのインストラクターになりたい」という題材については、まえにキクシルというQ&Aサイトを題材にして書いたことがありますが、もう少し思いを分解して書きます。 質問というのは、質問者の…
たまに、はじめて一緒にヨガをする人に「普段はどんなヨガをされているんですか?」と聞くと、「いや、わたしがやっているのは、本格的なのではなくて、エクササイズのヨガなので…」とおっしゃるかたがいるのですが、わたしはずっと「それでいいんですよ」と…
口が滑る、筆が滑る、などと同じように、心が滑るということがあります。 わたしが「滑ってるな」と感じるときは、こんなとき。 ストーリーなくしゃべりすぎるとき 思ったことを書きなぐるとき ゴミ捨ての種目を間違えるとき バスや電車の乗り換えを間違える…
わたしは一般的には「ヨガインストラクター」といわれることをしていますが、とくに肩書きを押し出す機会がありません。以前は「OLをしながら」「ヨガブログ著者」などの要素を前面に出したいというイベント主催者のかたもいらっしゃいましたが、最近はあり…
雰囲気で名前をつけているのでだんだんネーミングが苦しくなってきましたが、手作りヨガマットケースの新作が4つできました。 ベルトを外してヨガの練習に使えるようになっている「初心者用ヨガマットケース」は、なんかこれいいなーという布を見つけたら作…
まえにヨガクラスにおいでいただいた人が「シュリ・シュリ・ラヴィ・シャンカールさんの本の紹介でブログを知りました」とおっしゃったのをきっかけに、クラスの前に「精神的指導者」について雑談したことがありました。 まずは基本事項として、シュリ・シュ…
先日ヨガクラスでこの話をしたら、意外と「おおっ、そうか」という反応をされたので文章化しますね。 わたしは「自尊心をひっこめるためにヨガをしている」というほうが、今の感覚ではしっくりきます。 逆だと思っている人もいると思うのだけど、逆だと思う…
このブログはヨガの指導者やインストラクターさんがたくさん読んでくれているようで 、思わずアドバイスをいただけることがあります。 まえに「バガヴァッド・ギーターをうなりながらタテノリで読む会」(という名のインド哲学クラス)で、トリグナについて…
ヨガの考えごとは動きながらすることが多いですが、おとなしく考えることもたまにあります。 つい最近、ことばについてモヤモヤ考えたことがありました。 野心とかバイタリティとかそういう話です。 「野望」と「野心」が違うのは、なんとなくわかりますよね…
ヨガニードラをしてもしなくても、いつもこころにあったほうがいいサンカルパ。わたしのサンカルパのセンテンス作りはいつもシンプル。 神社で初詣の際に「○○しますように…」の「しますように…」の文体を「してやるぞ!」に変えて主体的にし、語尾をできるだ…
友人と話して感じた断片のまとめ。 自分の状況やポリシーを、小さな変更まで含めて、そんなに人に示す必要ないんじゃない? と思うことがある。 理由を説明しないと「やるやる詐欺」みたいになってしまうと感じることは、日常とその周囲で関わる人間関係のあ…
わたしは小中学生のころ、「遠足」が憂鬱でした。この経験が、わたしのヨガ・メニューの由来になっています。 これまでは東京と関西のヨガクラスで練習に入る前にたまに話していたのですが、もう聞き飽きてきた人も多いので(笑)、いつもの話に加えてもう少…
わたしはヨガクラスに「今度友達も連れてきます」といわれたら一応ニコニコはしますが、そのことについての前借りのような「お礼」は言いません。相手がお礼のコメントを求めていなければ、なんら問題のない話です。もちろん歓迎しないわけではありませんし…
いっしょにヨガをしている人たちと特別こんな話をしたわけではないのですが、最近こういうところに共感してもらえている感じが伝わってきます。 それは、日々の生活のなかで「よろめいても、ヨガでリセットすれば大丈夫」という意識でいること。これはなかな…
ヨガの練習の後、まれに「元気をもらいました」と言うかたがいらっしゃる。まあ感じはわからなくはないのですが、「わたしもですぅ〜」とは言いません(世渡りは下手です)。 これは常用語になっていて無意識で使われているのだと思うのですが、元気というの…
わたしのヨガクラスは「そのドライさがウケる〜。ふざけてる〜」と言われたりするのですが、「もっと達人(シッダ)や特別なものが見える魔法使いみたいな話をして欲しいのに、うちこさんはそういう話をしたがらない」と、そんなふうに思う人もいるようなの…
もともとわたしがヨガの手芸を始めたのは、年末の掃除でいらなくなったカバンを捨てる際に金具を取っておいたのがことのはじまり。振り返ると、それは2012年の年末のことでした。この頃は、この金具を「カン」ということすら知りませんでした。 あれから1年…
イケイケ・ゴーゴーなメキシカン・バージョンに続いて、今日は和風デザインのご紹介です。ことのいきさつは昨日の日記をご覧ください。 こういうのは創作意欲に火がつくと止まらないものですね。メキシカン・バージョンを先に紹介しましたが、もともとはアー…
先日練習で会った人に「うちこさんがおすすめするヨガマットケースはありますか?」と聞かれて、そのときは2秒で「にゃい!」とお答えしたのですが(マットもよく聞かれるけど、「にゃい!」)、真面目に考え直してみました。 かねてより「初心者の人に短い…
ここ半年でこの種の悩みを何度かお聞きする機会があったので、ちょっとわたしの考えを書きますね。「あまり一般的とは言えない就労条件」という表現は、以下のサイトのすぐれた回答者さんのフレーズからいただきました。 子どもが大学卒業後、ヨガの免許を取…
最近ある生徒さんが「うちこさんおすすめのコーラン、読み始めたんですけど、やばいですねこれ。おもしろすぎて……」という感想をくださり、「わかってくれるぅ〜! ぐふふぅ〜☆」と嬉しくなってしまったので、そのおもしろさを今日は熱く語ります。 わたしの…
まえに小説を発表したら身近な人に意外と好評だったので、また書きました。 背中を押してくれた職場のなおこ先輩にブログのことを報告したら、ディズニーのマーケット分析に過分なお褒めの言葉をいただき「これ仕事中に見たら吹きだすからダメじゃないですか…
昨年末からいっしょに仕事をするようになった女性・なおこさんが、ネイルキラキラのOL風情でありながら妙にクリエイティブだなぁとずっと思っていて、先日一緒にランチをする機会があったので趣味をきいてみたら、なんと長年小説を書いているという。 おもし…
最近少しだけ、サンスクリット語の「Patala」というのが体感でわかるようになってきたかも、という夢の話。「Patala」そのものについては、以前書いたので気になる人はこちらの日記を読んでみてください。 わたしはもともと年に1回か2回しか夢を見なかったの…
たまに「○○氏に師事」とか記載されていても実態はカジュアルな昨今、とはいえ「師事」のニュアンスには古来から日本独特のものがあります。親鸞みたいに「師の法然さまとならばたとえそれが地獄行きでもご一緒したい」とまで言い、弟子に対しても「おまえ俺…
沖正弘先生は「冥想」という綴りを用い、その教えを受けた内藤景代さんもこの綴りをされていて、この字の選択はとてもヴェーダンティックな理由(アートマンがブラフマンと一体化するのを目指す、宇宙観のあるメディテーション・スタイル)でしょう。日本の…
これはたまに初心者の人が多いときに話しますが、なるべくマインド上位のスタート地点から降りてきてもらうために理解してもらいたい、ヨーガのアーサナの練習への取り組み方。わたしがアーサナの前に宣言すること。 あなたがママチャリだろうがロードサイク…
インド行きの飛行機の中で知り合った女性と、1年ぶりにあらためて東京でお会いしたときのこと。 前回はゆきずりの出会いだったので自己紹介もざっくりだったけど、彼女はわたし以上にソフトボールをやっていたことがわかり(実業団が強いことで有名なグルー…
わたしはなにげなく「ヨガをやってみたい」という話をされたときは、基本的にヨガジャーナルとかヨガルームとか、スタジオの検索サイトを案内します。続けやすいところでやるのが一番なので。これは、「場に人がつく」という考え方。 「人に人がつく」パター…
今日は銀座でヨガをしたのですが、5分ほど早く終わったのと床暖房が稼動してみんな床から離れたくない気分だったこともあり、なんとなく少し雑談をしました。 そのときに「膝の前側と、太ももの裏の話」「いまどきの子供の二重世界」などなどの話をしたので…