うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

あなたのボディを自転車だと思ってヨガしてください


これはたまに初心者の人が多いときに話しますが、なるべくマインド上位のスタート地点から降りてきてもらうために理解してもらいたい、ヨーガのアーサナの練習への取り組み方。わたしがアーサナの前に宣言すること。




 あなたがママチャリだろうがロードサイクルだろうが
 わたしは道案内するだけなんで、どうでもいっスー。




人生ではじめて自転車に乗るのに、ロードサイクルに乗らないですよね。
小さいときに三輪車に乗ったりして、大人になってもいっかいは、ママチャリに乗りますよね。
人生初ヨガのボディは、わたしも「お。ママチャリ来たね」という気持ちでいますから、「硬いんですけど、ぜんぜんダメだと思うんですけど」とかまあいろいろ言う人がいますけれども、それ以前にこっちは「お。ママチャリ来たね」と思ってますから、気にすんなって!
( ̄▽ ̄)ノ




で、そんなママチャリなボディでも、最低3年は楽しめます。
あー、これくらい走れるようになってきたなーとか、坂道がしんどくなくなってきたとか、サドルをちょっと上げるだけでこんなに違うのとか、発見がいっぱいです。
おまけにママチャリは籠がありますから、荷物がつめます。あの人がやってたあれ、やってみたいわとか、アーサナの本を読んでみようとか、そういう荷物がつめます。
ロードサイクルに近づけば近づくほど、研ぎ澄まされちゃって軽量になっちゃって、つまんないんですよねー。どういうわけか、籠がなくなるからなのか、日常にフィットした向上心がキープしにくくなります。




なんか、ぐるーんてなって、くるくるーっとしたり、階段昇るみたいにジャンプしてたり、そういう自転車に乗っている人と一緒にプレイできるって、楽しくないですか?
ヨーガは人と比べないって言うけど、もう土俵の時点で比べようのないフォーマットになっています。これが、インド人の発明のすごいところなんです。なので、クラスが始まったら「上手な人のを、ちろちろ見て学んでねー。意外とママチャリでもできちゃうのもあるから」というスタンスです。




去年までマウンテンバイクに乗ってたんですが、壊れちゃって、いまはママチャリです。
ってことも、ありますね。久しぶりにママチャリに乗ると、景色をゆっくり見られたりして発見が多いと、ケガで一皮向けちゃう人もいる。
今年もそれぞれのヨガを、それぞれのボディで楽しんでいきましょう。