うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ヨガマットケースその後。カンと布に少し詳しくなりました


もともとわたしがヨガの手芸を始めたのは、年末の掃除でいらなくなったカバンを捨てる際に金具を取っておいたのがことのはじまり。振り返ると、それは2012年の年末のことでした。この頃は、この金具を「カン」ということすら知りませんでした。
あれから1年半たち、わたしは「カン」にずいぶん詳しくなりました。初心者用ヨガマット・ケースへのこだわりは尽きません。



これはヘッダの月カンとナスカンの組み合わせ。太さは3ミリ。フッタの方にはカクカンというのを使っています。
軽さと取り外しのしやすさを重視するなら、これがベスト。ちなみに色はアンティークとか渋金などというのがこれ。





これはDカン。太さは4ミリ。初心者が自宅でマリーチ・アーサナの練習をするときは、このくらいのウェイトのある金具のほうが、これが錘になって何度か腰に当たった後で位置を捉えていくのにちょうどいい。これ以上重く(太く)なると取り外しが不便になる。悩むところだがデフォルトは3ミリでいくことにしている。
などなど、こういう「仕様」にただならぬ熱意を注いでいるのですが、




生ブログの会場に並べると





「これかわいー☆」とかいって、チッタ全開でお持ち帰りいただいて、うれしい。検討プロセスも作業も地味なので、黄色い声が上がると不思議な感覚になる。
その日の服装で決めちゃって大丈夫なの?! と思うのですが、大人のみなさんは着こなしの傾向も定まっており、決めるのが早いんですね。男性陣からはちょっとおもしろいオーダーをいただいたので、それはそれで作ってみたりしています。
まあしかし、いろいろ悩むのですよ。「ベルト単体としてはこうしたいが、持ち歩きを考えると……」とか、「マットの重さを考えると……」とか、あちらを立てればこちらが立たずという場面も多々あり、いろいろ常に悩ましいのでありますが、さらにまだ悩ましいことはあり




お店で「かわいいー♪(≧∇≦)」という布を見つけても





裏がこういうのは、だめなんです。不採用なの。出し入れでここから崩壊してきそうな、縦横クロスのざっくりしたものは却下なのです。こういうとき、「むーーー! (`Д´)」とひとり、布屋で悶絶します。
そのあとチッタ×アハンカーラで燃えかかった火をブッディで抑え、(n'∀')η しょうがないYO! と、己をなだめます。





そんなわたしは、このたび初めて



日暮里の繊維街へ、のこのこ出かけてしまいました。





ちょっと素敵な味が出そうで布の目も丈夫な、新作用の材料を発見!
「ブログに載ってた、あれが欲しい」というご連絡をいただいたりしてストックが少なくなっていたのですが、これらの布で新たに縫ったので、今後もいくつか持っていけます。




人気のメキシカン・バージョンも、カラフルなのと大人っぽいのができました☆



で、手芸はね、ひとまずここらでお休み気分というかね……これ、余興だから。
もっとクラスやれよって話なのよね。まあ、いろんな頭の使い方をするのはいいことなんですけどね。
頭の使い方でいうと、「ヨガの講座」本編のほうは、ギーター読書会用のテキストのほかに



インド哲学×夏目漱石「こころ」読書会のために、「こころ年表」を作りましたぁ。おまえは暇なのかと自分に言いたい。夜中にニヤニヤしながらやって、熱出すとか、いい大人のやることではありませんね。関西は半年ぶりなので、みなさんの宿題提出もアツくてねぇ。わたしもそれに応えるべくこってりテキストを作りまして、その中のひとつがこれであります。「先生」「K」「静」「ヤング」の歳の差、生い立ち、家庭のトラブルが一覧できます(なんのためにだよ!・笑)。


息抜きや余興につい興が乗ってしまう、今日このごろであります。