このブログはヨガの指導者やインストラクターさんがたくさん読んでくれているようで 、思わずアドバイスをいただけることがあります。
まえに「バガヴァッド・ギーターをうなりながらタテノリで読む会」(という名のインド哲学クラス)で、トリグナについての事例雑談をしたときに「わたしは体質的に便秘しやすいので、〇〇はあまり食べないようにしているんですが」と話しました。
そしたら、参加していた読者さん(であり、指導もしているかた) が、ほかの「二元論を超える主体性」について考えるトピックの時に、
「たとえばそれは、"うちこさんが〇〇って言ってたから、わたしもそうしているんです" と言ったりするようなことですね」
と、自分の感覚で判断しようとしないことの事例としてさっそく利用してくれました。
そして、そのあとすかさず
「うちこさん。だから、さっきみたいなことを言うとね、こういう人が出てきますよ」
「あ。はい。ありがとうございます」
がはは〜(一同)
となった。急に返球されてびっくりしたわー。もー。
ありがたいうえに、おもしろい。この先生のクラス、受けてみたいな〜。と思いました。
ヨガ業界はタコが自分の足を食っているような状態(指導者が指導者に指導する)になっているけど、その恩恵として、こういう形で成熟もしてくる。「この場はわたしが先生、あなたが生徒」というシチュエーションで存分にふるまったうえで、二元論を超えた交流ができる場面は楽しい。
いい先生だったなぁ。でも、ここで紹介してしまうとその人のアドバイスを無にしてしまうことになる(笑)。
おもしろくるしい!