今年の夏は寝苦しかったですね。今年の日本は、9月まで真夏でしたね。
もうあっという間に朝晩に冷えを感じる秋になりましたが、みなさんよく眠れていますか?
今日は、わたしが夜に毎晩聴いているPodcast番組を紹介します。
朗読のアナ 寺島尚正
という番組です。
一話再生して布団に入ると、すぐ朝になります w
何分の物語なら最後まで聴けるか試しているのですが、わたしは10分以内の物語でないと最後まで聴けません。
わたしのオススメの聴き方は、「知っている話を聴く」です。
森鴎外の『高瀬舟』を3回聴きましたがまだ一度も罪となった行為の実況のところまでたどり着けていません。本は4回読んだので話は知っているし、視点によって捉え方に奥行きのある話だから、最後のほうがどんな調子で読まれているのか知りたいのだけど、、、寝ちゃう。(早送りして聴くなんていう無粋なことはしません)
船頭から見て喜助がなんか幸せそうに見えてるんだよなぁ・・・というところまで確認できた段階で、満足してしまう。
ああそうだった、喜助は幸せそうなんだったよな・・・ こういう読み方(脳内の語調)でこの朗読家の人も感じたのね・・・、うんうん、グゥゥゥ zzzzz・・・
となっています。
芥川龍之介の『魔術』も、インド人の家に行った時点で寝てるw (まだ登場人物の紹介のさわり)
最近最後まで聴けて印象に残ったのは織田作之助の『眼鏡』です。
林芙美子の『婚期』のような軽さがあって好きです。織田作之助は少し前に『夫婦善哉』にどハマりして好きになりました。
江戸川乱歩、芥川龍之介、太宰治の作品が多いのもまた、いいんですよねぇ。
作品数が多いので、オススメがあったら知っている人から教えてもらいたいくらいです。(10分以内の作品希望)
男性の作家の作品が多く、林芙美子作品は一つしかありません。
岡本かの子の『鮨』とか、この声で、男性の朗読で聴きたいのだけど。
わたしは毎晩、布団に入って明かりを消して目を閉じて、これを聴きながら脳内で映像を作るのを楽しんでいます。
一日の最後をよい形で締めくくることができます。