2022-01-01から1年間の記事一覧
先日友人と話していたら、ヨガの先生からマウンティングをされたそう。 わたしはそれを聞きながら、こういうのをマウンティングというのかと、その用例をひとつ知りました。 ここ数年で聞くようになった言葉で、いまひとつ使い慣れないものってありませんか…
友人宅で朝に焚かれていた香りに癒されて、わたしも焚くようになりました。 この一年ほどいろんな種類のものを焚いてみたのですが、四角い袋に入ったタイプよりも束で売っているもののほうが使いやすく、リピート買いしています。 アマゾンで買える「PINCASO…
先日、久しぶりにリアルで会えた友人と何時間も話をしました。 友人はわたしのブログを海外で読んでくれていて、たくさん本を読んでいるねとわたしに言うのだけど、どす黒い感情を代弁してくれていると感じる本はすぐに読み終えてしまうから、それも含めた ”…
ひさしぶりに学生時代の友人と話をして、考えたことがありました。 いろんな話をするなかで、これはなんの情報交換だろうと思って振り返ってみると、それは「いま何に騙してもらってる?」みたいなこと。 プラセボ効果でもなんでもいいからちょいちょい自分…
友人から本も映画もすごく良かったよ、と教えてもらった映画『星の子』を観ました。 わたしは映画を先に観たあとに原作小説を読みました。読まずにはいられないパターンでした。 観はじめたら主人公が秦野駅のあたりを歩いていて、弘法山へ行ったときに見た…
少し前に「カピアーサナ」について書き、そのときに「アンジャネーヤ」もハヌマーンの別名です、という話をしました。 今日はアンジャネーヤ・アーサナのことを書きます。 ハヌマーン・アーサナも含めて猿の名がつくアーサナ(体位)は前後開脚の形になり、…
ここでブログを書き始めてから、気がつけば来年で18年目になります。 わたしにとってはこのブログが心の日記のようなものですが、日常では手帳を持ち歩いています。 18年といったら、オギャーと生まれた子が高校を卒業する年ですから、もちろん、反抗期やむ…
夏に出産をした友人が、まったくお腹に力が入らなくなって指で押すとどこまでも入っていくことに驚き、その流れで片山洋次郎さんの本を読んでいるとのこと。 ちょうどその話を聞いたあとに書店でこの本を目にして、立ち読みを始めたら最後の章「更年期と骨盤…
タイトルを見て「なにもそんなに前のめりで準備しなくても・・・」と思われるかもしれませんが、きっかけがあって読みました。 先日同世代の友人と話しながら、なんでも更年期のせいにすると、それとは関係のない前頭葉のはたらきを見落としてしまうことにな…
いつまでも継承され続けるコミュニケーションの型について、いま20代の人はどんなふうに感じてきたのか。それが感覚的に伝わりやすい小説でした。 お笑い芸人に憧れた高校生がテレビ売れていく過程とその周辺の人の話で、男の人たちがワイワイ評価し合うあの…
少し上の世代の人たちが読んできた本としてよく名前を目にする、大島弓子さんの本をはじめて読みました。古本屋さんで一巻を買ってきました。 コロナの少し前からわたしの周りでは猫を飼う人が増えていて、なんとなく息抜きに読んでみたくなりました。 グー…
今年の夏に、こんなことがありました。 職場で顔見知りのAさんから、ヨガのインストラクター資格(RYT)について質問をされました。Aさんの顔と名前は知っていたけれど、そのときはあまりよく知らない人でした。 Aさんは以前わたしの隣の席だった人から、わ…
2019年1月からマウスピースをして寝ています。初回の話はこちら。 歯科で歯のすり減りを指摘されたのと、それ以前にも家族から歯ぎしりをしていたよと言われたことがあり、寝るときにつけるようになりました。 もう4年目なので装着自体には慣れていて、下の…
ヨガのお仲間のかたが「なんか、いい映画なのよ~」とお話ししてくださった作品を観ました。 観てみたらジョークのキツさに忖度がなく、その中間にある音楽が絶妙に効いていて、こういうのは文章だけでは味わえないなと思いながら二度観ました。 たまたまで…
昨年出版された日本語版の『ヨーガ・ヴァーシシュタ』を今年も引き続き読んでいて、第3章はおもしろストーリーがてんこ盛りなので、各寓話にある要素をちょこっと紹介しています。 今回は『三人の存在しない王子たちの物語』です。 あるときおばあさんが小…
昨年読んだ『いちばん親切な更年期の教科書』がとてもためになり、エッセイ集のようなこの本を読みました。 音声配信されているコンテンツをテキスト化されたものだそうです。 高尾先生はヨガをされているので、その視点とスタンスが参考になります。 ヨガを…
今年の夏に、ちょっと興味深い夢を見ました。 直近で気になっていたことを終わらせにいくような内容でした。 実際その後は気になっていた出来事を脳が蒸し返さなくなって、夢というのはこうやって記憶と心の整理をしているのだなぁと、しみじみ感じました。 …
少し前に読んだ『野の医者は笑う』がとてもおもしろかったので、この本も読みました。沖縄でフィールドワークをしたくなった背景には、こんなことがあったのか! 序盤を読んでいる段階から、これは前回同様、終盤で前半のユルさが効いてくるパターンだなと思…
わたしは昨年の今頃、だいぶおかしな喋り方をしていたと思います。毎日一回は「ちょいと」と言っていたような。 小津映画にハマって片っ端から繰り返し観ているうちにセリフのパターンがインストールされ、今の時代だったら糾弾されまくるに違いない “パワハ…
これいいよ! こんなのどう? と思って共有したくなることがあっても、「今はそういうのは、こういう観点からダメなんだって」と教えてもらうことがあります。 まあ端的に言ってしちめんどくさいわけですが、世の中の変化とともに以前はトライしなかった工夫…
ソフト化されていない1992年の映画です。8月に開催された東京の上映会で観てきました。 先日は京都で上映があり、このブログでのお知らせで知ったという関西の3名のかたが「行ってきましたよ~」と教えてくれたので、ほかにも何名かご覧になられたかたがいら…
古本屋さんで開いたらすごく面白くて、読むのが止められず買って帰ってきました。 さまざまな場面での著名人の絶妙なコメントのほか、漫画や物語のキャラクターのセリフとその聞きどころがつらつらと書かれており、人選が最高です。 わたしの大好きな清少納…
今日書くことは、近ごろのわたしの生活テーマのひとつ「更年期のセンチメンタル」 を観察したある日の記録です。回想日記です。 先日思わず「そこにこんなに反応するのはヤバいのでは・・・」と自分で自分に問いたくなる、そんな出来事がありました。 「君に…
この本を読んでいる人から目次をちょろっと見せてもらって、気になったのでわたしも読みました。 読んでみたら、これはサンカルパのことを説明しておられる? と思う内容で、コーチングとカウンセリングは別物だということが明示されています。 コーチングは…
大学の先生が中高生に向けて、社会を変えていくためにわがままを言うことの意義を伝えていく講義仕立ての本です。 わたしはあのとき必要なわがままを言った。だけど後から罪悪感にさいなまれた。だからもう、言うのもやめておく。後で言ったら言ったで、なん…
昨年出版された日本語版の『ヨーガ・ヴァーシシュタ』を今年も引き続き読んでいて、第3章はおもしろストーリーがてんこ盛りなので、各寓話にある要素をちょこっと紹介しています。 今回は「広大な森の物語」です。 この寓話は短く覚えておきやすく、しかも…
ヨガのアーサナやムドラーの名称は、同じ名前でも練習のルーツやスタイルによって微妙に違っていたり、言い方もたくさんあるもの。 「前に習ったアーサナと名前は同じだけど、ここではこの部分がこういう形なのか」ということはよくあります。 インドの神様…
楽しくふざけながら、実にあけすけに書かれていてドキドキしました。 この本は近代医学の外側で活動している治療者たちを ”野の医者” と呼んで治療を受けに行く臨床心理士の沖縄スピリチュアル探訪記。 軽妙な語り口で書かれているけれど、前半は後半の展開…
ひとたび好きになると、すぐに秘められたお言葉を買いたくなってしまう。 ご本人の声で脳内再生しながら読みました。 友人からブリアナさんの動画を教えてもらって以来、わたしのコマ切れの可処分時間をぎゅんぎゅん吸い上げられています。 あまりにたくさん…
今年の夏からセルフカラー(目的は白髪染め)をはじめて、少し前にその道具と作業について書きました。 今日はそのきっかけ・やりながら考えたこと・いま思っていることについて書きます。 こういうのはみんなタイミングも出はじめる位置もそれぞれなので、…