うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2023年の手帳はコクヨのソフトリングダイアリー(マンスリースケジュール+ノート)にしました

ここでブログを書き始めてから、気がつけば来年で18年目になります。

わたしにとってはこのブログが心の日記のようなものですが、日常では手帳を持ち歩いています。

 

18年といったら、オギャーと生まれた子が高校を卒業する年ですから、もちろん、反抗期やむずかしい思春期もありつつのこれまでです。

いろいろなことがありました。激しいこと、打ちのめされるようなこともあれば、凪もありの十数年です。嬉しいこと、悲しいこと、誰かと一緒に住んだりひとりで住んだり、東京の反対側へ移り住んだり働き方を変えたり、紆余曲折ありながら人生が続いています。

 

 

時代も変わりました。

毎年買った手帳のことをここに書いていますが、そこには生活の変化が反映されます。

毎年この時期に手帳を買うのは、来年のスタジオ利用契約がはじまる時期だからで、ちょっと早めなのですが、わたしにとっては手帳を選ぶ行為が生活スタイルの振り返りになっています。

 

 

手帳選びに影響した変化(2022年の状態から)

昨年〜今年のわたしはどんな生活であったか。

手帳選びに影響する点では、以下のことがあります。

  • 一泊以上の旅をほとんどしなくなった
  • 家で平日の仕事をするようになったので、歯科などの予約日時や重要な締切日は卓上カレンダーを見ている
  • 自分の着手状況・進行予定を仕事仲間と共有するものはOutlook&Teamsで管理する
  • 仕事の会議中のメモはPCのメモ帳と紙のメモ帳に書き分ける(基本はPCのメモ。URLがあるから/オンライン潰していくTODOは紙。そのほうが漏れがない)
  • 自分で開催する週末のヨガクラス関連のスケジュールは紙の手帳に書いている
  • パスワードは紙の手帳に書いている。業務用とヨガ用とプライベート用でめちゃくちゃたくさんある
  • スタジオや自転車など、鍵の暗証番号はスマホのメモに入れている
  • 図やイラストを描くようになり、エスキース帳や小さなスケッチブックをたまに持ち歩く
  • Evernote はあくまで「保険」と考える

 

いろいろぐっちゃぐちゃです。

特にアカウントとパスワードは、ID連携でGoogleのメールアドレスやFacebookのアカウントで入れますよ、なんてのもあって、そうでない場合も、「Chromeにこんなに依存しちゃって大丈夫かいな……」と思っています。

 

 

日常ではマスク生活に脳のキャパを奪われてズッコケている

わたしは2020年から「マスクを忘れてはいけない」というのに押し出されてハンカチを忘れたりSuicaを忘れたり、やらかすたびに小さく疲れています。

このことを友人に話したら「あなたはリーディンググラス(シニアグラスとも言う)が必要ないから、まだいいじゃないの! わたしはアレを忘れると本も読めないのよ!!!」と、これまで裸眼で生きてきた人ならではの愚痴を聞かされました。

 

ヨガマットを担いだらマスクを忘れたことに駅の近くで気がついた、なんてこともありました。マスクを買うために店内にハンカチを当てて入ろうと、ポッケやカバンをゴソゴソやる。そうこうしているうちにエナジーがローに入って、悔しいのでブラックサンダーを一緒に買ってみたりして。

 

なーんてあれこれがあったうえでの、来年の手帳の話です。

 

 

KOKUYO Campus 2023 MONTHLY SCHEDULE+NOTEBOOK

コロナ以降は人と会う予定も覚えておけるくらいしか入りません。

そんなこんなで、ウィークリーではなくマンスリーの手帳にしました。サイズはB6です。

 

<重視したこと>

  • 絵や図も描きやすいこと
  • シャーペンでも書きやすいこと

 

<妥協したこと>

  • 表面のデザインのかわいさ
  • 毎日の想いのような日記的メモを日付に沿って書けないこと
  • シールなどを挟んでおくところがないので自分で工作して加工する必要があること

 

 

目標やTODOはこの年間のページに

 

 

約束はこのマンスリーのページに

 

 

思考はメモのページに

 

ここ数年で図や絵を描くことが増えたのと、「こういうことを考えた」というまとまった思考のメモが増えてきたのと、やり遂げたい目標管理が月単位になってきたので、日々の思考よりも「まとまった思考の充実」を重視することにしました。

 

 

地の線の薄さが決め手

手帳は東急ハンズであれこれ見て選びました。

今年使っている無印良品の手帳(上)は、使ってみたら右の地のマス目の罫線が濃く、ペンも濃く太くしたくなっていました。

 

わたしは図や絵を描くときはシャーペンも使いたいので、来年の手帳は地の薄さが決め手で、これにしました。これで、エスキース帳を持たなくてよくなります。

 

 

 

出勤のときは、上のムンクの叫びノートと右の黒い手帳を持ち歩くことになります。

 

 

20年前にIT業界で働くようになってからずっと、わたしは「便利になること=シンプルになること」と、漠然とそういうイメージを持っていたのですが、想像とは違っていました。

遠隔でいろんな人と協力して仕事ができるのはとても未来的ですが、まだまだ過渡期というか、そうか、これからもずっと過渡期なのだということがわかってきました。

大切なことにエネルギーを注ぎながら人間らしく(機械人間にならずに)やっていくには、社会の変化と自分の変化を楽しみながら擦り合わせていくことが必要なのねと、ここ数年で特にそう思うようになっています。

 

コロナ以降の生活にやっと慣れてきたというのもあるかもしれません。

みなさんの生活はいかがですか?

 

 

▼わたしが購入したもの。ちょっと地味なので、表紙にシールを貼って使っています