うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

白崎八幡宮で豪快に厄を玉砕! となりの岩国護国神社から入るコース(山口県岩国市)

念願の岩国へ行ってきました。ビジネスホテルにレンタルサイクル(ママチャリ)があったので、台風が来ている暴風のなか怪物くんのガールフレンドかと思うほど髪を振り乱しながら岩国市内を散策しました。だって来たんだもの。
早朝からいける場所といえば、やっぱり神社。あまり深く考えずに地図で見つけた場所へ行ってみたのですが、白崎八幡宮(しらさきはちまんぐう)はすごいですよ。アトラクションが。

 

国道15号沿い、岩国護国神社の階段からの入口の雰囲気がすてき


本来であればこのようなわかりやすい入口があるのですが

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右が岩国護国神社、左が白崎八幡宮(しらさきはちまん)。ここがメインの入口です。

 

自転車で行ったわたしはその手前にあった国道15号沿いの裏口の看板を見て

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ここかなと思って上がりました。

 

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この雰囲気に誘われまして。

 

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岩国護国神社の駐車場へでました。

 

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よい景色です。

 

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ここが岩国護国神社。台風なのでテントなども地面に置かれて静かでした。
神社の正面から降りようとしたら、

 

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通用口がありました。

 

通用口を隔てて反対側が白崎八幡宮。ふたつの神社が隣接

ふたつの神社の間に何か催しをやるホールのような建物があり

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その通用口を抜けたら白崎八幡宮が見えてきました。

 

 

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参拝の後、明らかにただならぬ雰囲気のこちらへ足をすすめてみると、想像以上の世界が広がっていました。

 

 

厄をぶつけて壊そう! 厄割り玉の儀式

日々暮らしておりますとあれこれの判断に少なからず罪の意識が芽生えます。なにかの不都合があった折には脳内でそれらを紐付けて漠然と自身を呪う、そんなことを繰り返す。ザッツ人の業。だけど、大丈夫。ここへ来れば、大丈夫。

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100円で解決できるんですって! わーい。

 

 

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儀式のステージへ進みます。

 

 

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これを、あの的にぶつけるのです。写真で見るとおいしそうに見えますが実物の感触はぜんぜんおいしそうではありません。中が空洞の落雁(らくがん)みたいな感じ球です。

 

 

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えいっと投げたら右隅に当たってこっぱ微塵に砕け散りました!

玉が小さくて軽いので、失敗する人も多そうな気がしました。アンダースローのほうが当てやすいです。わたしは軟式野球ソフトボール経験者なので大きく振りかぶっても当てることができましたが、なんとぎりぎり端っこでした。(ひとりでもこういう儀式は全力でやっているよもちろん)

 

その奥のワールドがまたやばい。正面から見ると動けなくなる像がずらり!

さっきの厄割り玉ストラックアウトですっきりした直後に、すぐさま別の業をあたえるかのごとく、「笑ってはいけない」ゾーンが展開されていました。ただ十二支の石像があるだけなのですが…

 

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なぜにそんな、わたしを試すような目で見るのあなた。あなたいま、「ん?」ってわたしになにか問うてるでしょ。「ちみに、うしろめたいことはないかね? ん?」って。もしくは「にん♪」って言ってるでしょ。顔が伊東四郎に似すぎよ。

 

 

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なによ。なんなのよ。なんでそんな目で見るの。困ってるのか怒ってるのかおちょくってるのかはっきりしなさいよー!

 

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やっぱり、やっぱりここの十二支はわたしを小ばかにしているんだわっ!

 

 

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やーいやーい、いや、おれ聞いてねーし。おれそんなこと言ってねーし。おれ見てねーし。

 

なんだか軽くいじけた気持ちすら沸いてきたのだけど

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蛇は少しだけやさしく見えた。岩国は白蛇を祀っている市でもあるのです。



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このゾーンは、ほんとうにメンタルを試されます。脳内でアテレコするほど業を積んでしまいます。

 

最後にまだあった、見逃せない一木祠

この十二支の近くに、なにげに見逃せない祠がありました。

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よく見ないとスルーしてしまいますが、これ

 

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一本の木がまるっとくりぬかれて祠に!

ぜんぜんアピールしてこないうえに、警棒置き場みたいになっていました。

 

白崎八幡宮はおもしろい神社として知られているわけではないようですが、見ての通りの破壊力をもった神社でした。山陽のみなさんは厄割り玉を投げに行きましょう!

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