先日、大丈夫かいなと思いながらも10代の参加者もいる場でヨーガとインドの関係を主軸にした東洋史・世界史について話してきました。参加者の顔ぶれを見ながら登場させる人物も都度変えて話すのですが、わたしにしてはまじめにやりました。そうしたら帰りに「ガンジーのこととか、授業でも出てきます。こういうふうに聞けておもしろかったです」と、キューティクルたっぷりのヘアかつ自然な笑顔で言われてしまいました。
あああああ、いま、いますぐ懺悔したい。胸がくるしい。
い、いえない…
おばちゃんがあなたの年頃っていったら
ガンジー様の写真にチョビ髭を描いたり
さらに頭の上に一本毛を加えて「波平」というキャプションをつけたり
宣教師ザビエルの頭の上に鏡餅を描いたり
その背景に「賀正」と加えてみたり
もうね、それはそれはものすごいバッドなカルマを積みまくっていたのよ。わかるかしら。バッドなカルマ。しかも上記はほんの一例。
だから今こうして罪滅ぼしみたいに勉強しているの。 ── という思いをアルカイック・スマイルのまま呑み込んで持ち帰ってきました。雄弁は銀、沈黙は金というのはきっとこういうとき。中年になってもまだまだ続く大人の階段。
どうかあの少女がこのブログを一生見つけませんように。