今年はすでに2度、アビアンガを受けました。アビヤンガというのはアーユル・ヴェーダのオイルトリートメント。過去にインドとスリランカで受けたことがあるのですが、日本人同士だとフィードバックがナマナマしくてよい。日本で受けると油の調達費も家賃もかかるので高くなるけど、それでも魅惑のアビヤンガであります。
わたしのボディをああだこうだしてくれる、もみこさんという人がいるのですが(隠れ家で活動中。ここで紹介できず、すまぬ)、先日のわたしはまるでスポンジのようであった模様……
モミモミ。 モミモミ。
ごろん(ひっくり返る)
パタパタパタ(もみこさんが、右へ左へと移動する)
そしてまた、モミモミ。 モミモミ・・・
もみこ:うわ。もうさっき塗った油をこんなに吸っちゃったの!
うちこ:油代のかかるボディでごめんなさいねぇ。
もみこ:まぁ小さいから許す(笑)。それにしても、吸うねぇ。
この時期は社会のムードにひっぱられてヴァータが乱れる。理由も、こんなにいっぱい!
- 空気が乾燥する
- 春になりかけてまた冬のように寒くなったりするのが何回もある
- 組織に人の出入り、動きがある
- 確定申告がある(苦手な作業ではないが、気分がせわしなく感じる)
- GWの旅行や春のマラソン大会へのエントリーを検討する時期である
こんな、生活全般に「再構築ムード」と「定例事項の準備」が混在する時期の、わたしの傾向(実例ベース)。
- 買い物をすると、チョイスで失敗する
- いろんな本をもともと並行して読むが、その母数が増える
- 職場で流れる有線放送のBGMで好きな曲を拾って気が散る頻度が増す
- 最少催行人数待ちで不確定だった講座の開講通知が来て、「そうだった!」と二度ワクワクしたり、忘れていた予定に何度も反応する
そんな今日このごろだったので、確定申告に行く日とアビアンガを受ける日をセットにしていた。
この日はフェイシャルですごくいい香りのオイルを塗り込んでもろた。
時間としてはかなり甘美なので「ご褒美」といえばまぁそうなんだけど、わたしの感覚はもっと物質的で、「油を刷り込んで重たくして身体ごと落ち着け、自分」みたいな感じです。
しっとり。よりも、どっしり。が目的。これをすると、「大きなことはできません。小さなことから、コツコツと」という、やすきよでいう「きよ」が増す。
わたしは放っておくと「やす」が増しやすいので、アーユルヴェーダで「きよ」を入れてバランスを整えています。