うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2008-01-01から1年間の記事一覧

ジョギング再開。短い距離から、少しずつ。

先月は今までの疲れが爆発したのか、まったくパワーが湧いてこなかったので、ジョギングは完全にお休みしていました。8月頭の、高野山での登山修行がかなり響いたようです。仕事だけでも精一杯。身体は抜け殻のようでした。 今までは「ちょっと体力的にだる…

ゴエンカ氏のヴィパッサナー瞑想入門―豊かな人生の技法

ヴィパッサナー瞑想については、Wikiの解説に便利なリンクも添えて記載されています。もっと小難しい深層のことが書かれているのかと思いきや、とっても親しみやすい内容です。小学生の時に聞いたようなブッダの言葉やエピソードとともに、Q&Aと講義が展開し…

肘のバランス(ピンチャ・マユーラ・アーサナ)

そういえばプロフィールに使っているこのポーズのことを書いていませんでした。膝をのばしたこの状態では、ただ「肘のバランス」というだけみたい。 こっから膝を曲げると「サソリのポーズ」というものになります。「こうゆう形してるときって、やってる本人…

ヨーガ・セラピー スワミ・クヴァラヤーナンダ/S.L.ヴィネーカル 著 山田久仁子 訳

図書館で借りました。今年の4月に増補版が発売されています。価格も初版よりも手ごろに改定されています。すばらしい。 関心のレベルにマッチすれば、良書だと思います。ひとことでいうと、「ヨーガ・スートラ」を現代行われているヨーガとして解説しなおし…

男一代菩薩道―インド仏教の頂点に立つ日本人、佐々井秀嶺 小林三旅 著

先日「破天」の感想を書きましたが、この本は2004年9月29日〜11月4日に取材が行われ、帰国から二ヵ月後の12月28日の深夜3時10分に放送された番組『NONFIX 男一代菩薩道』(フジテレビ系)の書籍版。 番組のディレクターさん視点での本なので、まったく佐々井…

木のポーズにひと工夫で、O脚にアプローチ

今日はちょっとアドバンス。いつものポーズにひと工夫で、こんなクセに気がつきます、という話。 木のポーズはこの状態、もしくは手を合わせる、さらには足の裏を内腿につけた状態など、バリエーションは色々ですが、今日は立っているほうの足、それも「足の…

本当に怖い低血糖症―マクロビオティックが現代の病を治す 奥津典子 著

これもご近所で仕事仲間のユキちゃんの本棚から拝借。 うちこは自分の健康について、「もしかして、わたし、こうなんじゃないかしら?」とか考えたりしない性格なので、「低血糖症、へー。いまそうゆう人増えてるのかしら」と思って読み始めたのですが、冒頭…

座位の脇ストレッチ(パールシュヴァ・ウパヴィシュタ・コーナ・アーサナ)

体側を伸ばすストレッチはいろいろありますが、日の差し込む日などは、こんなふうに座ってくつろぎながらやるとさらに気持ちが良いです。 ヨーガバイブルには、わかりやすく伸びる箇所の説明のほかに、「背面の腰を解放してくれます」と書いてあります。が、…

ヨーガ (土・日で覚えるシリーズ) ヴィシュヌ テヴァナンダ 著

ものすごく基本的なポーズが、写真を中心にした構成で紹介されています。「やってみよっかなー」「お。なんだか気持ち良さそうだな」。そんな気分で気楽にながめる感じの本です。図書館のサイトで検索して、なんとなく借りて読みました。 初心者向け、といい…

人間をつくる ヨガ叢書〈第3巻〉沖正弘 著

図書館リクエストで借りた保存庫の古書。1970年の本です。昔の本なので、極端な表現炸裂で、沖先生節も炸裂。中村天風氏ばりの豪快さ。だんだんとクセになってきました。 この本は「教育論」ともいえる内容で、「子育て」の指南書としても秀逸です。 編纂の…

頭のいい人が儲からない理由 坂本桂一 著

お友だちのユキちゃんちの本棚から借りてきました。こうゆう本も、自分では手を出さないので貸してもらえると助かります。非常につよい口調での理論ですが、うちこのようなそのへんのOLが口にしたら「けっ」と言われそうな、「そうそう!」と思うシンプルな…

ヴァジラ(金剛石)2

北沢方邦さんのヨーガ入門に載っていたアーサナをやってみました。1〜4の種類がある、金剛座から始まるアーサナです。写真は、段階2。 この本で説明されている金剛座は、正座の状態からかかとを開いてお尻を床につけ、膝の上で人差し指と親指で印を結んだ状…

路上の人 堀田善衞 著

ご近所仲間でヨガ仲間、ついでに職場でプロジェクト仲間のユキちゃんから借りました。最近仕事で会える機会が増えて嬉しい限り。 これも絶対自分では見つけないような小説ですが、よい息抜きになりました。十字軍の時代が舞台。ヨナという浮浪人の目を通して…

海のふた よしもとばなな著

同僚が貸してくれました。あまり小説は読まないので、たまにお友だちに借りるのがよい息抜きになります。 いつかこの本を貸してくれた同僚と一緒にお昼ごはんを食べていたとき、「うちこがよしもとばななを初めて読んだのは、母が読んでいた"キッチン"と"つ…

破天 一億の魂を掴んだ男 山際素男 著

図書館にリクエストして、待つこと1ヶ月。新品ではもう手に入らず、アマゾンの中古で「8,000円?!(もともと2,980円なのに)」てのもなんだかなぁ、と思い、辛抱強く待ちました。どうしても読みたくて。 読んでみたらこれがすごい内容で。なにがすごいって、…

しばられた蓮華座(バッダ・パドマ・アーサナ)

自分で自分を縛ります。 これは、できるときとできないときがあるのですが、今日はできました。足首が硬いときや、肩周りがうまく稼動しないときは、どうにもこうにも両方はつかめません。このポーズは、まじめに解説しても「やろうとも思わねー」という人が…

泣いたら、止まっていた生理が来た!

汗をいっぱいかいたり深く呼吸をして気分がスッキリしたとか、抱えていた体の不調が改善されたという経験は、ヨガ以外のスポーツでもみなさん心当たりがあると思うのですが、泣くことによって気分だけでなく体の不調が改善されたという経験は、あまり心当た…

ヨーガ入門―自分と世界を変える方法 北沢方邦 著

ヨーガセミナーでの講義と実践から書き起こされたもの。 それがあとがきに書かれていて、読んでいる間は「なんがか奇妙なインタビュー仕立てだなぁ」という印象でした。 「入門」というわりにはかなり深いところまで書いてあり、「続けていくと、このように…

「神道」のこころ 葉室頼昭 著

図書館で借りて読みました。テルテルさんのブログにこの本の写真があって、なんとなく気になったので。 旅行記を書いている間に読み終わっている本が4冊たまっています。なにからアップしてもよかったのですが、今日仕事の合間に離れたオフィスで飛び石ミー…

ヨガジャーナル日本版 Vol.1の記事を読んで思い出したこと

昨日、ヨガジャーナル日本版の創刊号が道場に置いてあったので、読みました。以前、本家の「YOGA JOURNAL」について書きましたが、同じ記事も日本語訳で載っていました。有名なヨガスタイル創始者一覧のようなページです。 読んでいて、さりげない1コーナー…

京都、四条大宮。癒し空間「ゆめみし」

京都の旅でご一緒いただいたアロマセラピストのくわくまさんが、神護寺の帰りに素敵な場所へ連れて行ってくれました。四条大宮にある、癒し空間「ゆめみし」。くわくまさんが腕をふるっておられる場所で、神護寺をおりてからドンピシャの時間に予約を入れて…

京都、神護寺。二大スター夢の競演の地へ

最終日は高野山から京都へ。前回の旅日記のコメントで声をかけていただいた「くわくまさん」のお言葉に甘えて、希望の寺へ連れて行ってもらいました。今回のマドンナです。寅さん化してます(笑)。 13:30に京都駅で待ち合わせ。ドキドキ。「着きました」と…

高野山2008夏。写経、写仏、阿字観、読書

当日の日記にちょこっとだけ書きましたが、今回は気ままな時間を過ごす無計画な旅。お部屋に着いたときに、「今回は写経と写仏もやってみたいです」とリクエスト。ほどなく(僧侶の)鈴木さんが道具を持ってきてくれました。横にいて指導するとかではなく、…

高野山2008夏。大好きな厳選スポット「奥の院」と「根本大塔」

高野山で過ごした2日目は、 ストレッチ→おつとめ(読経)→朝食→写経→大好きな厳選スポット散策→写仏→ヨガ→風呂→夕食→阿字観→読書→就寝という、好きなことだけフルコースの、これぞ「リトリート」的な一日。 前回の旅で、大きな地図に載っている道は全部歩い…

身体のベクトルをスピードに転化する2つのアプローチ方法

旅行記の途中ではございますが、今日はソフトボールを見ながら、ちょっと身体考察。高校時代がっつりソフトボールをやっていたのです。ちなみにキャッチャーで、1番バッターでした。 今日は日本対オーストラリア。打ち合いの、面白い試合。日本がんばれ!(…

高野山2008夏。「精進料理とヨガ」編

さて、無事高野山入りしまして、宿坊へ。うちこが今回で二度目、この旅でお世話になった宿坊は「遍照光院」さん。今回は連泊だったのですが、2日目の通常のお部屋がすでに満室だったので、2日とも前回よりも広いデラックスバージョンとなりました。一晩13,00…

高野山2008夏。「町石道、登山道」編

これから高野山でのできごとを数日綴っていきたいと思います。今回は二度目の高野山なので、ちょっとだけオリジナル度が増しています。楽しみ方のバリエーションがたくさんある高野山ですが、うちこなりに楽しんできたいろいろなことを、テーマ別に紹介して…

魂の科学 スワミ・ヨーゲシヴァラナンダ/木村慧心 著

これも高野山の宿坊で借りて、「わかりやすい冒頭の図解だけでも」とすすめていただいたので、さわりだけ読んでみました。冒頭の図解と、「解脱への三年間」「私はいかにして我の真理を得たか」「著者序文」まで読みました。とてもボリュームのある内容だっ…

6月、7月の報告。あまり走ってないです。

忙しかったり雨が多かったりであまり走れなかったこの夏、まとめて報告です。写真は、いつも走る砧公園の外周の道で撮りました。この季節は、かわいらしい花が励みになります。 村上春樹氏の「走ることについて語るときに僕の語ること」を読んでからいっきに…

気功法の本 (NSMブックスエソテリカ宗教書シリーズ)

これも高野山の宿坊で借りて読みました。全部を読んではいないのですが、宿坊でお世話になった鈴木さんが、「ここだけでも、ぜひ読んでみて」と教えてくれた「宇宙と融解する仏教秘伝気功とは」の章に興味を持ったので、そこだけお散歩の合間に日向ぼっこし…