うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

高野山2008夏。「精進料理とヨガ」編

さて、無事高野山入りしまして、宿坊へ。うちこが今回で二度目、この旅でお世話になった宿坊は「遍照光院」さん。今回は連泊だったのですが、2日目の通常のお部屋がすでに満室だったので、2日とも前回よりも広いデラックスバージョンとなりました。一晩13,000円の広いお部屋でゆっくり。お料理もちょっとデラックスらしいです。
初日はお客さんがそんなに多くなかったので静かでした。2日目はお客さんがいっぱいでしたが、外国人のお客さんが多く、お寺の中で子供と英語でお話したり、お客さんとの交流も楽しみましたが、基本的には自室に引きこもって読書やヨガ、写経、写仏などをしていました。



ここが、「遍照光院」。奥の院と根本大塔の間にあってとっても便利なだけでなく、みなさん親切で、何度もまた訪れたくなるお寺です。



お部屋はこんな感じで、



大きな窓からは、沙羅双樹(夏椿)の美しい木と花が。


とっても落ち着くこの窓際が気に入ってしまい、ここでずっと読書をしたり、網戸にへばりついてくる虫の観察などをしていました。耳を澄ますと、近くのお寺の不断経が聴こえてきたりします。


そして、なんとなく宿坊体験に興味がある人のハートをわしずかみにしてしまうに違いない「精進料理」はこちら!


これは初日の夕食。カツのようなものは、「マクロビって、こんなかんじ?」という、ちょっと得体が知れないけれどもカツだわこれ。みたいな一品。左上の高野豆腐の煮物がおいしかったです。



二日目の夕食はちゃんと盆別に撮りました。うちこが一番大好きな「ごま豆腐」。食感もお味もたまりません。



お野菜だけなのに、満足度大の天ぷらもおいしかったです。基本、高野豆腐はいつも出てきます。



そうめんまで出てきちゃって、もうギブアップ気味だったのですが、この盆は阿字観あとのお夜食にしました。




朝食はこんなかんじです。


うちこは炎天下の中活動していたため日中は食欲がなく、宿坊でしか食事をしなかったので、少し胃が休まりました。インドで完全ベジタリアンホームステイをしたときもそうでしたが、やはり肉や魚を摂らないだけでけっこう胃は休まるものです。
週末に何も食べない日などを作って胃を休めるようにしているのですが、本当は毎日食べつつこんなふうに胃をいたわるのがいいんだろうなぁ。



お部屋では、なんだか日差しがいいかんじでやたら広いので、毎日お寺の中でちょいちょいヨガしてました。



これは、お部屋。


もうひとつの場所は、お庭。


ここで、6時半から始まる「朝のおつとめ(読経)」までの間、6時ごろからのんびりストレッチと結跏趺坐でぼけーっとヨガしてました。空気が澄んでて気持ちよいのです。ここでも、朝は近くのお寺の不断経が聴こえてきました。意外と蚊も寄ってこず、落ち着いて深呼吸ができました。



ほかのお客さんが起きてくる前の、朝のお寺。5時45分くらい。


うちこはあまり冒険をしたりあれこれ見たりする性格ではないのと、みなさん本当に気持ちのいいお坊さんばかりなのと、事務所のおっちゃんがうちこなりの楽しみ方を容認してくださっているので(笑)、もう迷わず休みが取れたらここに電話。かかりつけの病院、ならぬ、かかりつけの宿坊? ちなみにここの本堂には、うちこの大好きな快慶さんの仏像もあるんですよ。