うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

高野山2008夏。大好きな厳選スポット「奥の院」と「根本大塔」

高野山で過ごした2日目は、
ストレッチ→おつとめ(読経)→朝食→写経→大好きな厳選スポット散策→写仏→ヨガ→風呂→夕食→阿字観→読書→就寝という、好きなことだけフルコースの、これぞ「リトリート」的な一日。
前回の旅で、大きな地図に載っている道は全部歩いたので、そのとき「ずっと居たいな」と思った2箇所にしぼって時間を過ごしました。


今日は、ここだけは絶対にはずせない「奥の院」と「根本大塔」を中心に紹介します。
まず足が向かうのは、やはり「奥の院」。宿坊から15分くらい歩くと、参道入り口に着きます。



朝10時半ごろの奥の院。写真では穏やかですが、歩けば薮蚊との鬼ごっこです。五輪塔だらけ。



一部なぜか紅葉しているところがあったりします。



奥の院で見上げる空が大好きです。



まっさんの歌に出てきそうな名前の「無縁塚」。ひとつひとつが五輪塔。サージェントペパー状態。



そこからまた宿坊の前を通って、「根本大塔」のあるエリアへ向います。


ここは有名なお香やさん。高野山大師堂。いつも立ち寄ります。



金剛峰寺も途中にあるので、手を合わせ、ここから数分で「根本大塔」エリアになります。



ここが、大好きな道。何度も通っています。



奥にあるのが「根本大塔」。この中にいるのが好きです。大日如来さんもよいですが、ここにある真言八祖の「絵」が好きなんです。とくに、恵果阿闍梨師。古い絵ではないのだけど、まるで本当にそこでじーっと微笑みながら見られているような、あたたかさを感じます。



スケール的にはこんな感じ。
この横の金堂も好きな場所で、中ではなく、縁側が特に。この写真はその縁側から撮りました。ここでぼーっと20分くらい瞑想しました。本を持ってゆっくりしたくなる、なんとも落ち着く不思議な場所。足の裏に触れる木の感触がいいのかなぁ。


建物が古いとか新しいとか、有名な人が描いたとか、そうゆうの抜きで、心がそっと落ち着くような場所というのがあります。それが、このエリア。地元の駅の改札を通ったときに感じる、「家じゃないんだけど、なんかもう無駄な力が抜けたわ」という、なつかしい落ち着きに似ています。