うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

本当に怖い低血糖症―マクロビオティックが現代の病を治す 奥津典子 著

これもご近所で仕事仲間のユキちゃんの本棚から拝借。
うちこは自分の健康について、「もしかして、わたし、こうなんじゃないかしら?」とか考えたりしない性格なので、「低血糖症、へー。いまそうゆう人増えてるのかしら」と思って読み始めたのですが、冒頭にあった項目の中で「寝汗がひどい」「忘れっぽい」というのがとても当てはまりました。全体の項目の15%くらいでしょうか。
甘いものや菓子パンは必要ないし、お腹がすいて機嫌が悪くなるといったことはないので、そうゆう面では健康みたいです。
「忘れっぽい」というのは本当にいま困っていることで、仕事の記録におかしなものがあり、「誰よ。こんなこと言うの」と言ったら「自分で言ったんじゃないですか!」と言われて、「こいつアホだなー」とか言わなくてよかった…(汗)ということが、しばしば。

今回も、心にメモしたかったところを引用して紹介します。

<73ページ 「食べ物のエネルギーに気づく!」より>
あらゆる要素が一つ一つ実際に私たちに影響して、私たちをつくっていきます。(中略)硬いものを食べているか、柔らかいものばかりかでは、こめかみの筋肉や歯を通じて受ける脳の振動が変化しますから、視力や頬のたるみと張り、脳の動きなどに影響します。味は、実は全身の気の流れを操作します。辛いものを食べて全身がほてったり、のけぞったり、酸っぱいものに全身が反応したりしたことはありませんか。

「こめかみの筋肉や歯を通じて受ける脳の振動」は、「聖なる科学」でも語られていて、最近は「サクサクだなぁ」「コリコリだなぁ」なんて意識しながら食事をしてます。ヨガをしているときに「あー、いまここ伸びてるわぁ」と感じるのと同じように。

<136ページ 「食ときちんと向かい合う」より>
人間の体は主として右が陰の力で、左が陽の力でできています。手を合わせたり、拍手を打ったり、クロスを切ることは、自分の陰陽を整え、さらにあたりの気を払って場を整える効果があるのです。ですから、ぜひ食前食後に、せめて「いただきます」「ごちそうさま」だけでも欠かさないようにしてください。ほんのちょっとだけ長めに、5秒でいいですから、「食べる」ことに対して体が、自分が準備することが大切なのです。

これも、最近思い出したら実行中です。そうでなくても、最近手を合わせる機会が増えています。気持ちが落ち着くので、過食も抑えられそうです。

<161ページ 「中和できるものを知っておこう」より>
大根おろし、かぶおろし、麦みそ、ねぎ、たくさんの青菜(ほうれんそうを除く)、レタス、セロリ、きゅうり、きのこ類、もやし、レモン、しょうが、わさび、りんご、みかん、いちごなど季節に合った果物がそれにあたります。

これは、単純にメモしたかったリストなのですが、うちこはなんにでも「大根おろし」を合わせたいので、無意識に体が中和しようとしていたのかもしれません。

<185ページ 「マッサージやライフスタイルの改善」より>
眠るときに、北枕(北半球では)にすることも、気の流れをよくします。(中略)気が生まれ変わるために、夜食や、寝る直前の食は、できるだけ控えましょう。

「北半球では北枕」といわれると、「今すぐそうしなくては!」と思ってしまうのが不思議。体を動かしていると、引力に学ぶことは多いなと、日々感じます。


うちこは本当に「不規則・不摂生・あるだけの体力を使ってしまう」の三拍子揃ったダメな生活を送っているのですが、感謝の気持ちさえ忘れなければ、健やかであると思いたいなぁ。規則的に食べる時間がないときは、いっそ食べない。としてしまったほうが、執着しないからイライラもしないし。

本当に怖い低血糖症―マクロビオティックが現代の病を治す (講談社+α新書 399-1B)
本当に怖い低血糖症―マクロビオティックが現代の病を治す (講談社+α新書 399-1B)奥津 典子

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