うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

気功法の本 (NSMブックスエソテリカ宗教書シリーズ)

これも高野山の宿坊で借りて読みました。全部を読んではいないのですが、宿坊でお世話になった鈴木さんが、「ここだけでも、ぜひ読んでみて」と教えてくれた「宇宙と融解する仏教秘伝気功とは」の章に興味を持ったので、そこだけお散歩の合間に日向ぼっこしながら読みました。読んでいたら、鈴木さんがうちこにこれを紹介してくれた理由がわかりました。


一部抜粋して紹介します。

他の気功の多くは、いわゆる丹田のエネルギーを啓発することを重視していますが、禅密気功の場合は背骨の中に眠っているエネルギーを呼び覚ますことを目的としているんですよ。


背骨を動かすということは、医学的に中枢神経や内臓を活性化させるという効果があることはもちろんですが、自分が落ち着く気持ちのありかを探すという、意念の訓練でもあります。ここでいう意念というのは、筋肉による力に対して、意識による力のことで、日本語の念力とほぼ同じ意味です。ですから、背骨の中を気が移動するように強く意識することが、つまり意念を動かすということになるんです。

「背骨の中を気が移動する」という感覚は、はっきりわかるわけではないけれど、「気のお通じをよくするための姿勢」についてはうちこもちょっとこだわりがあります。特に、蓮の花のポーズ(ロータス、蓮華座)のときに。「自分が落ち着く気持ちのありかを探す」というのは、よい表現だなぁ。


この禅密気功師の「朱剛」さんに気功を習っていたことがある鈴木さんは、「教えたくなるんです。教えることによって、それがまた勉強になるんです」と、今回いろんなことを話してくれたり、教えてくれたり。本はもう一冊貸していただいたのですが、宿坊での想い出は、また後日ゆっくり書きたいと思います。

気功法の本 (NSMブックスエソテリカ宗教書シリーズ)
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