うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

高野山2008夏。写経、写仏、阿字観、読書

当日の日記にちょこっとだけ書きましたが、今回は気ままな時間を過ごす無計画な旅。お部屋に着いたときに、「今回は写経と写仏もやってみたいです」とリクエスト。ほどなく(僧侶の)鈴木さんが道具を持ってきてくれました。横にいて指導するとかではなく、「あとは、滞在中の好きな時間にどうぞ」というスタイル。ナイス放置。
写仏はいくつかの神様の中からどれかを選びます。うちこは、自分の生まれ年の神様が「知恵の神様」(虚空蔵菩薩)で、以前からこれでいこうと決めていました。初心者には、服装がシンプルな弘法大師さんが描きやすいと思います。ただし、描きやすいぶん、くしゃみとかして墨がブチュっといったときのリスクも大きいです(笑)。




渡された道具と心得の書。


写経は朝行い、写仏は夕方行いました。写経が1時間30分。写仏は1時間15分。集中して作業をするのって、リラックスできますね。写経は納経してくださいます。写仏したものは朝のおつとめ儀式のあときれいな和紙に貼り、「佛われに入り、我佛に入る」という言葉を書いていただいた状態でお持ち帰り。お部屋のインテリアになりました。



阿字観は、今回は月輪観ではなくシンプルな瞑想。二晩行いました。
一夜目はマンツーマン、二夜目は12人くらいで。この感想を文章で表現するのは難しいのですが、はじめて行った前回よりも、とっても深く気持ちのよいものでした。一夜目はけっこう長くやっていたようですが、寄せて返す波は4回くらいに感じました。



「本がお好きなら」と、鈴木さんがドーンと本を貸してくれたので、就寝前に読書してました。これらのほかに、「あるヨギの自叙伝」を持ってこられたので、「これは、もう読んでおります」と(笑)。

翌朝宿坊を出る前に、30分くらいあらためて阿字観のお部屋でいろいろなお話をしたのですが、「パラマハンサ・ヨガナンダ師のグルにあたる、スリ・ユクテスワ・ギリさんも素敵ですよね」という話をしたら、「あ、あの、薄い本が出ていますね」と。「聖なる科学」もお読みでいらっしゃいました。こんなふうに、いきなり本のお話で意気投合できるお坊さんとの縁は、話しているうちに笑えてきちゃうのですが、ものすごくまっすぐな目でお話されるので、こんな日記を書いていることなど、とても話せないうちこなのでありました。

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便利ですのぅ。