そういえばプロフィールに使っているこのポーズのことを書いていませんでした。膝をのばしたこの状態では、ただ「肘のバランス」というだけみたい。
こっから膝を曲げると「サソリのポーズ」というものになります。「こうゆう形してるときって、やってる本人はどんなもんなの?」ということを書きますね。
箇条書きで。
- あっち側(頭側)に脚が行き過ぎたらえらいことになるので、その必死なときに頑張ってくれているのは、腹筋です。
- 意外と肩には負担が少ないです。
- 脚を上げてからは、手のひらから肘にかけての、二本の腕と床の接触面にめちゃくちゃ集中します。
- そこに集中できるように、信用できる腹筋が必要です。脚を上げてからは、腹筋が何を叫ぼうと、聞いている余裕はありません。
- 腹筋から腕に集中力を移動させるとき、ぐっと胸を前に出すタイミングが重要です。
- 何度もやっていれば、自分なりの集中ポイント移動のタイミングがつかめるはずです。根気よく、元気があるときにたくさん練習すると上達も早いでしょう。
- 自分なりのバランスを見つけたときは、「ひとつの短編を書き終えた小説家の気分って、きっとこんな感じ?」「小林亜星さんやキダ・タローさんが、"またキャッチーなメロディができちゃったよ。"というときの気分って、きっとこんな感じ?」じゃないかと思います。
- 顔をあげて、のどを開いた方がバランスをキープしやすいです。
- 脚を上げた後のキープは、膝を曲げたほうが安定しやすいので、サソリよりもこっちのほうが、キープの長さでは難易度が高いです。
「ヨーガ・バイブル」には、「肩に強烈に効いてきます」と書いてありますが、それはちょっと大げさな気がします。腹筋でフォローできるでしょう。