美術展・博物展
先日屋外の彫刻を紹介したアルテピアッツァ美唄には、室内ギャラリーもあります。ここがなんともすてきな空間。 元小学校の校舎のスペースと体育館のスペースがギャラリーになっています。このふたつの建物の間に子どもたちが思いっきり夏を楽しめる水遊び場…
札幌から函館本線に乗って、美唄市にあるアルテピアッツァ美唄(びばい)へ行ってきました。 東京ミッドタウンビルの前にある(フジフィルムのギャラリーの手前あたり)、穴の開いた取っ手のような形の彫刻作品の作者・安田侃(やすだ・かん)氏の作品が大自…
古代ギリシャって、どんだけ古代なのかというほどに昔なのね…。紀元前6500年て! ヴェーダ時代が最近に感じてきて頭おかしくなるわ! というくらいの古代。 そして展示を見ると、なんでこんなに昔からおしゃれなものをつくるかね…という品が多数。これは予想…
ラフォーレ原宿の裏にある太田記念美術館の浮世絵展「怖い浮世絵」を観てきました。 国立公文書館の地獄展示でポスターを見かけ、そのまま原宿へ移動しました。 葛飾北斎、歌川国芳など豪華な絵師のおどろおどろしい怪談絵が展示されています。 カラフルな色…
そのうち行けるのになにも今から急いで行かなくても、と言われそうな「ようこそ地獄、たのしい地獄」展へ行ってきました。 よく走る皇居のすぐ横、駅でいうと竹橋駅の近くにある国立公文書館で開催されています。 行ってみたらこれがなかなか素晴らしい内容…
先日湯島で行われていたヨガイベントに行った際、湯島と上野が歩いていける距離だったので東京国立博物館まで行ってきました。 湯島から上野までのルートはめちゃくちゃ昭和で、タイムスリップしたような気分。東南アジアに来たような感じもする。そんな東南…
漱石コーナーという催しが気になり、日比谷公園内の日比谷図書文化館でやっている「祖父江慎+コズフィッシュ展:ブックデザイ」という展示を見てきました。 そういえばこの本、見たことある! と記憶に残るデザインの本がズラリと並び、最後の漱石コーナー…
教科書で見た「兵馬俑」のインパクトが大人になっても消えず…。「始皇帝と大兵馬俑」の展示を観に行ってきました。 ギーターよりも前の時代からこんなことになっていたのだなぁと、中国の歴史の深さにうなりながら展示を見ました。紀元前のものばかりなのに…
銀座の永井画廊(歌舞伎座の近く)で行われている銀座「春画」展へ行ってきました。 ギャラリーの2フロアを使って「春画を見る、艶本を読む」「『萬福和合神』の世界」のテーマで展示がされていました。目白(永青文庫)の春画展に比べるとたいへん規模は小…
大好きなパウル・クレーの展覧会「パウル・クレー だれにもないしょ。展」へ行ってきました。 学生の頃から好きだったわりにはそれまであまり作家の背景など気にせずにいたのですが、「多声楽 ポリフォニー」というくくりの展示でバイオリンを弾く人であった…
東京で気になりつつ観に行かずじまいであった「二ッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」へ行ってきました。 わたしは普段あまりマンガを見たり読んだりせず、夢中になった記憶が「稲中卓球部」「バガボンド」あたりまでで止まっています。が、特にゲームは仕事…
ガウディのグエル公園に影響を受けたというニキ・ド・サンファルの展覧会へ行ってきました。 まあとにかくおしゃれでかわいいのですが、文字メッセージのパワーも印象に残る作品が多くありました。 わたしはもともとあまり「女の生きかた」みたいなメッセージ…
もう終了してしまった展示ですが、長岡で観てきました。まえに六本木の森美術館で観たもののほか、会田誠さんの子供のころや学生時代の絵が展示されており、ご本人が中で制作もされていました。 母と一緒に行ったら、入り口にあるツインテールとあぜ道の絵で…
夜にライトアップされると「ここは、上野だっけ?」という独特の雰囲気になるブルガリの展示を観てきました。 工芸作品展でありつつ映画女優の歴史も映像と写真で楽しめる、すてきな空間でした。アクセサリーの数々は、もうすごすぎて何が何やら…という感じ…
絶対行くぞ! と決めていた春画展へ行ってきました。 ひとりで行くつもリだったところへ、以前の仕事仲間の山さんが連絡をくれたので、一緒に行ってきました。 先に感想を述べますが、これ絶対行ったほうがいいです。ものすごく、笑えるのです。 おもしろポ…
上野のクレオパトラ展に行ってきました。いやぁ、おもしろかったぁ〜。 最後の最後に、すごい見どころが。先に書いちゃいますね。 アッキーレ・グリセンティという画家による1879年の作品「クレオパトラの死」というのがすごい。 ああ、こういう美的世界観が…
「新宿歴史博物館」で開催されている文学展示へ行ってきました。熊本近代文学館との共同主催だからできてしまうらしい、この企画。すばらしくおもしろかったです。 建物に入るといきなり、「あなた来週さっそく熊本まで観光にいらっしゃいよ」といわんばかり…
先月の話ですが、神奈川近代文学館というところへ「生誕130年没後50年 『銀の匙』の作家 中勘助展」を観に行ってきました。(終わった展示の話です)「銀の匙」の感想は昨日書きました。 もともとは【常設展「文学の森へ 神奈川と作家たち」第1部 夏目漱石…
今週末まで東京、そして来月から京都へ向かう「マグリット展」を観てきました。「絵に感情はありません。感情は見る人の中にあります」 「わたしの関心のあるのは、哲学ではなくイメージです」などのメッセージが添えられているのですが どうにも哲学的すぎ…
滑りこみで観てきました。インドの仏展。 インド、パキスタン、ミャンマーの仏像ばかりなので、あたりまえですが日本のものがない。 そうするといろいろな発見があって、インドで発生したものが、右(ミャンマー)、上(中国)、左(パキスタン)の方向別に…
パリに行ってもルーヴルへ行かなかったくせに、行ってきました「ルーヴル美術館展」。はじめに観る作品は石灰岩に描かれた絵なのだけど、年代に「前1295-前1069」とあり、「リグ・ヴェーダの頃か!」などと思ってはのけぞる。飛鳥時代の仏像が「最近」に感じ…
上野でやっている「みちのくの仏像」展へ行ってきました。 前回の「日本国宝展」も東京国立博物館(トーハク)でしたが、このあとにはコルカタ・インド博物館の仏さまがやってくる予定。今年はかなり早い段階で年間パスポートを消化できそうです。(去年は洋…
まえから気になっていた東洋文庫ミュージアムへ行ってきました。東洋文庫は「マヌ法典」を出版しているブランド(っていうのかな。出版は平凡社)です。行ってみたらもう大興奮の教典陳列っぷりで、メイン展示の前に満足しちゃった。 抜群に居心地のよい、楽…
たいへん絵画展らしい絵画展「夢見るフランス絵画 印象派からエコール・ド・パリへ」へ行ってきました。ふだんは仏像や地獄絵ばかり観ているわたしですが、絵画展へ行ってみたらけっこう画家を知っていてびっくり。そりゃそうか。 学生の頃は、この展示のな…
上野でやっている「日本国宝展」を観にいってきました。 平日の雨の日にも関わらず大盛況。金曜日の夜を狙ったほうがいいかも。 いつも注目してしまう音声ガイドは、三択の女王・竹下景子さんでした。 わたしは刀や器の見かたがわからないので、今回は的を絞…
皇居周辺ジョギング途中で予告をチラリと見て以来、楽しみにしていた「あの人の直筆」の展示を見てきました。 国立国会図書館の新館でやっている企画展で、なぜか無料。「あの人」のなかには、夏目漱石、芥川龍之介のほか岡倉天心も! 豪華すぎる〜。と思っ…
いつもこういうのは不思議だなぁと思うのですが、海外においてある日本の作品をわざわざ持ってきたのを観てきました(笑)。クリーブランド美術館展。 「雪が降った後だし寒いから空いてるかな〜」と思って行ったらふつうに混んでました。 東京国立博物館は…
チラシのアートワークからして期待マンマンの「大神社展」へ行ってきました。期待を裏切らないカワイイモノのオンパレード。 この展示を見て「本地垂迹説」というのを知りました。仏教の神様はインド人ばかりだけど(人じゃないか)、神道のほうが天則への意…
神戸生活中に、関西ヨガの相棒ミチルさんと「横尾忠則現代美術館」へ行ってきました。道すがら横尾氏の「インド旅行記」の話をしながら、緑のたくさんある大きな道を歩いていきました。この美術館は王子公園という、とても落ち着くエリアにあります。 テーマ…
もう何度か来ている神戸ではありますが、美術館へ行くのは初めて。 神戸の旅のマドンナ・ミカさん(カフェオーナー)が、「どこか行きたいところがあったら、来る前に教えて。ルート考えとく」と言ってくれたので、素直に「ガンダム展に行きたい」と伝えたら…