うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

ミャオ族の刺繍と暮らし展(東京・三軒茶屋「生活工房ギャラリー」)


チラシを見て気になった展示を観にいってきました。ミャオ族(苗族)のことは知らないと思っていたけれど、写真を見て「まるでベトナムのバックハーで見た花モン族のようだな…」という印象を受けており、行って解説を見たら中国のミャオ族が南下してベトナムへ…という同系統であることがわかりました。
その手仕事ぶりのすごさは、写真でどうぞという感じです。撮影OKの展示だったので、ご紹介します。



いっけん、細かい刺繍。寄っていくと









ぐっへへー、きゃっはっはー という声が出てきそうなほど楽しい図柄! ぜんぶ刺繍。







お子様用のブーツも帽子も、途方もなく凝ったデザイン。






下のは、模様の中が玉止め(玉結び)を無数に続けてくっつけている…





ちょっと大人っぽい色使いのものも、寄っていくと




色とりどりの鳥が。わたしは一羽で一年以上かかりそうだわよ…
見ているだけで、エア肩こりが始まりそうな細かさ。



上階の展示は大人の服で





おしゃれすぎる…





これらの一点一点が、近づくとすごいことになっています。










えーーー! という細かさ。






古くなって、なじんできた感じのものも、すてき…








すごすぎて、なにがなんだか…






すっかり好きになってしまった、玉止めの刺繍。





これも、かわいかったなぁ…



そしてこれ、これが、すごかったの…


表はこうで



裏は、こう。すごいのは、下部のレイヤーで…






お口あんぐり、のすごさ…。重たいんだろうなぁ。



この、ふっくら感!





これは、図案。





階段の壁には、スカートが。



細かすぎる作業モノはこれまでにもいろいろ見てきたけれど、刺繍は作業の大変さがわかるぶん、積み重ねが沁みる。
これは、すごい祈りの作業だわ…。と思いながら帰ってきました。


▼今日紹介した展示 

12月10日までです。お近くのかたは、ぜひ☆