うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

始皇帝と大兵馬俑(東京国立博物館)


教科書で見た「兵馬俑」のインパクトが大人になっても消えず…。「始皇帝と大兵馬俑」の展示を観に行ってきました。
ギーターよりも前の時代からこんなことになっていたのだなぁと、中国の歴史の深さにうなりながら展示を見ました。紀元前のものばかりなのに、文字がこの時代から、日本人でもいくつかわかる文字がありそうなくらい、すでに漢字(そりゃそうか)。
竹に文字を残していた展示は、読めもしないのにずっと見ていたら読めるような気がしてくるのが不思議。中国の美術は、インドのものよりもこういうところが楽しめるのがいいですね。


兵馬俑軍団は、そのなかの多くの比率を占める顔が張本勲さん似で、頭のなかが「喝!」「喝!」「喝!」「喝!」となりました。
マフラーはどなたも親鸞様がしているような高さのマフラーを巻いています。男性がああいうマフラーをすると威厳が出る印象って、昔からなのかな。エースはイケメン揃いなので、阿修羅像のように人気が出そう。
わたしも目録番号100番の「跪射俑」のとりこになりました。左斜め後ろから見ると、かなり素敵です。なにが引き出されてしまうのかはわからないのだけど(たぶんお姫様願望)、イケメン兵馬俑の「お守りします」と言い出しそうな姿勢には猛烈な魅力があります。
そしてみなさん、アンシンメトリーなお団子ヘアがかなりハイセンス。なかでも103番の「馬丁俑」の髪型が魅力的でした。


ほかにも、当時からこんなに愛らしいままごとセットがあったのか! と驚く「竃(かまど)/95番」や、悶絶するほどかわいい春秋時代(前7〜前6世紀)の「騎馬俑/86番」なども印象に残りました。
写真はとれないのでこんなメモばかりですが。

ほっこりできますよ。


▼上野で2月21日までやってます