うちこのヨガ日記

ヨガの練習や読書、旅、生活、心のなかのこと。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

パナンチューン寺とプッタイ・サワン寺(AYUTTHAYA / アユッタヤー)

アユタヤでは船に乗って寺院めぐりをしました。2時間で3つの寺院を廻る、ひとり200TB(約700円)のツアーに参加しました。 サイクリング中に見つけた乗車場で時間と値段を聞いておき、出発時間にそこへ行きました。 (そこから乗るまでの様子と最後に行った…

タ・サイ寺とタンミカラート寺(AYUTTHAYA / アユッタヤー)

アユタヤではレンタルサイクルであちこち走り回っていました。Uthong Road は主要エリアにはない脱力系スポットが多く、楽しかったので2箇所ご紹介します。 ひとつめは「Tha Sai Temple(タ・サイ寺)」。現地に看板もなく見つけにくいのですが、地図で「Tha…

プラ・ラーム寺とマハタート寺(AYUTTHAYA / アユッタヤー)

アユタヤといえば遺跡なのですが、行ってみたら遺跡が多すぎて酔うほどでした。 レンタルサイクルでふんふんとなんとなく走っているだけで、すぐに遺跡が現われます。都内のコンビニくらいの頻度です。はじめはいちいち反応していたのですが、麻痺してきまし…

P.U. Guest House (AYUTTHAYA / アユッタヤー)

アユタヤでは宿を4軒見て、うーんどうしようかなと思っているときに話しかけてくれた人が案内してくださった宿に決めました。 一軒、ものすごく「これはまさに潜伏!」という雰囲気の部屋を見て、でもその宿の人たちはものすごくお喋り。もしここに潜伏して…

「◯◯に越したことはない」という便利なフレーズは捨てがたい。ということに気づくこと

先日、はじめてバガヴァッド・ギーターの読書会を開催した地方で、みなさんとざっくばらんにお話しする中でウンウンと深くうなることがありました。 バガヴァッド・ギーターの世界では「やらないよりはやったほうがいい」「参加することに意義がある」という…

お母さんと、既婚女性と、独身女性と、わたし。

わたしの住まいには、いろいろな立場の人が来ます。 ふだんお母さんをしている友人が泊まりに来ることもあります。いっしょに喫茶店のモーニングへ出かけると「他人の作ってくれた朝食の、なんとおいしいことよ…」と言うので、「あなたは毎日、ほんとうによ…

おはん 宇野千代 著

想像以上のおもしろさでした。なんでいままで読まなかったのだろう。わたしにとって宇野千代さんは、ハンカチの人でもなく文学作家でもなくエッセイストのイメージ。 "ものすごく恋愛経験が豊富でおしゃれなヨガのおばあさん" を追いかけたくて、小説以外の…

音と文字列と印象と記憶

この写真は、先月に行った地方のヨガクラス会場近くで見つけた古本屋さんの入口で目が合った草刈正雄さん。 わたしが子どもの頃、"くさかりまさお" という音はハンサムな人間という認識と無条件でワンセットでした。「ハンサム」の象徴のような名前でした。 …

終電ごはん 梅津有希子 (文)、高谷亜由(料理)

友人との小さな宴のためにつくった酒のつまみのシンプルさを褒められ、調子にのってレシピ本を買いました。 とはいえわたしは3つ以上の食材を組み合わせることができないので、そんなに凝った料理はできません。ふと古本屋で立ち読みして購入したこの「終電…

ダサくてもいい、本物なのだから。と開き直っているように見える光景に対する反応を大切に冷凍保存してきた

先日、同世代&少し若い世代のヨガ仲間女性と三人で話をしました。 わたしと同世代の人はオウム真理教の人がバラエティ番組に出ていたときの内容をわたしよりも記憶していて、わたしは選挙運動やニュースの映像だけが記憶にありました。少し若い世代の人は実…

はずみをつけない、調子をつけない。とはいえ待つしかない。その意識がやってくるまで

昨年秋に習い始めたボディ・ワークの稽古へ行って、今年の4月に「今日は先生がずいぶん丁寧に教えてくれるな…」と思っていたら、わたしは年に2回あるスタート期の途中から入っていたことに気がつきました。そんなこんなで今年の4月から準備運動を含めて教わ…

アドラー心理学入門 ― よりよい人間関係のために 岸見一郎 著

ただ流行っているというだけで、なんとなく「あるがままでいいんだよとか言うんじゃないか」などと勝手にイメージに色をつけて臨んだらとんでもない目に遭った。よい意味での驚きとして。この本は1999年に出た本です。 基本的に「所属欲求」を認めきったとこ…

バンコク・カオサンからアユタヤへ。路線バスとミニバスで行く

バンコクのカオサンというエリアから路線バスで大きなバスターミナル(北バスターミナル)へ行き、そこからミニバスでアユタヤー県へ行きました。 遺跡で有名なアユタヤです。とくに目的のない旅なので、同行者の希望する場所へ行きました。 思いのほかあっ…

チャオプラヤー川とサンティチャイプラカーン公園とプラスメン砦(Bangkok)

カオサンは電車の駅がなく不便といわれたりもしますが、バスに乗り慣れてしまえばそうでもなく、あまり外国にいる感じがしないほどラクです。チャオプラヤー川はまるで隅田川のように感じられるし、東京にいるのとあまり変わりません。 そんなカオサンエリア…

カオサン中心街にある寺院 ワット・チャナ・ソンクラーム(Bangkok)

カオサン中心街にでーんとあるワット・チャナ・ソンクラーム(Wat Chana Songkhram)は、訳すと「戦争に勝つ寺」だそう。うーむ。 受験・就職・裁判、勝ち負けが気になる局面のかたには気になりますでしょうか。うーん、おだやかではないわ。でもお寺だから…

水の神様 プラ・メー・トラニーと、金のブッダが鎮座するワット・マハンナパーラーム(Bangkok)

バンコクで滞在したカオサンというエリアはまるで新宿のよう。歌舞伎町のような雑踏もあるけど、すぐ先に都庁や御苑もあるような街の構成。 朝のさわやかな時間に寺院のある静かなエリアへ散歩に出かけました。 地球の歩き方にも載っているプラ・メー・トラ…

バンコク市内移動。カオサンからサイアム経由でトンローへ(Bangkok / Thong Lo)

バンコクに到着した翌日に、友人とお茶をするためにカオサンからサイアム経由でトンロー駅まで行きました。 カオサンで宿泊していた場所がバス停のすぐ近くだったので、タイのモノレールのような電車に乗れる「サイアム(Siam)」という駅までバスで行きまし…

おもしろいニュー・ジョー・ゲストハウス(New Joe Guesthouse / Bankok)

春にタイヘ行ってきました。入出国はバンコクから。バンコク到着日とその翌日は、カオサンという繁華街にある「ニュー・ジョー・ゲストハウス」に泊まりました。飛行機が夜到着だったので、agoda.comで見てバルコニーのある部屋を予約しておきました。一泊45…

あじさいの季節に西福寺・開山堂へ行ってきました(新潟県魚沼市大浦)

先日、6年ぶりに西福寺へ行ってきました。ここは新潟の観光名所としていま一度お伝えしたい、すてきな場所です。 6年前は雪が降っていたのでお庭を散策できませんでしたが、今年はあじさいがピークの時期に行きました。中の彫刻は説明要らずの素晴らしさ(撮…

言語化できない不安をヨギックに紐解く。悩みの性質別に処方する夏目漱石作品10選

まえに書いた「社会生活と平行して少しずつヨーガに近づきたい人へ、わたしがおすすめする特選書籍10」が友人やヨガ仲間に好評で、ほめられてうれしくなっちゃったりして…、いけませんね。気をつけなくちゃ。 そして今日は、夏目漱石だけでやります。先日ま…

ヒロシ

わたしがなにげなく口にしたことがヒロシAからヒロシBに伝わり、ヒロシBから連絡がきてしまった。そしてヒロシCも合流。 ヒロシは約束を守る。まじめな人。信用できる。でもまじめの量は…というと微妙。会うところまででまじめを使い果たしてしまってい…

世界のかわいい刺繍 誠文堂新光社

見ているだけでしあわせな気持ちになる本です。新木場のCASICAというすてきなお店にこういう本が選りすぐりの状態で置いてあって、3冊買いたくなったのですが厳選してこれを買いました。買ってよかった! いろいろな国の刺繍の写真集で、最後にちょっとした…

人を動かすマーケティングの新戦略「行動デザイン」の教科書 博報堂行動デザイン研究所 著 / 國田圭作 著

職場の本棚にあったものを、仕事のあいまにちびちび読みました。 わたしが読んでいるマーケティングの本は、その本のタイトルにあるような目的のために読むというよりも、そのとき取り組んでいる課題のために意識が過集中して行き詰まらないよう、ふっと視野…

ゾーンにて 田口ランディ 著

四篇収められている物語のうち、最後の「モルモット」で主人公が仕事をやめるに至った価値観の葛藤の描かれかたが好きです。信じていたものをいまは疑っているという状況を自分で認めて舵を切るのは、とても時間のかかることです。それが武勇伝にならないよ…

独立国家のつくりかた 坂口恭平 著

このような考え方はある種の誤解されやすさをまとってしまうだろうと思いながら読み進めました。ある種の誤解されやすさというのは、わたしがクラウドファンディングのレポートを見て思ってしまう「この人たちは大人になってから文化祭をしたかったのか。他…

LAVAもビクラムヨガもナチュラルブレスも、居心地がよかった

わたしのヨガクラスに来てくれたことのある人にLAVAに通っていたときのことを話したら驚かれたのですが、わたしはこれまでにいくつものヨガ・チェーンで会員証を作り、仕事帰りに練習をしてきました。以前は年に何度か大阪へ行っていたことがあり、大阪でも…

豆苗はもう一度食べられると聞いてやってみたら、ほんとうに1週間で再生した

わたしはモヤシと豆苗とかいわれ大根が好きです。ああいう細くてシャキシャキしたものが好きです。いちばん使いやすくて好きなのが豆苗なのですが、あの土台のどっしりしたゴミが毎回デカいなと思いつつ、日々を過ごしておりました。 そんなある日ライフスタ…

三人法師 作者未詳。谷崎潤一郎(現代語訳)

昔こんなおもしろい物語があった、という体裁・そういう設定の本なのかと思ったら、そうではなく現代語に訳して紹介された物語でした。 これは高野山へ旅行へ行くときに読むのにたいへんおすすめです。高野山にまつわる物語。短編で、すぐ読み終わります。 …

横のクチコミ、縦のクチコミ、斜めのクチコミ

少し前に、催しはどんどん密教的になるだろいうということを書いたのですが、それはここ一年くらいでわたしがヨガの練習環境でも感じていることでした。 これまでも「いろんな口コミがあるもんだな…」と思っていましたが、やっぱり横のクチコミは格別に素敵…

自分の言葉で語る技術 川上徹也 著

たまたま書店で手にして開いたページが「あなたがチェーンメールをまわしてしまった理由」というページで、おもしろいなと思って即購入。 よくよく読んでみたらこのページは思ったよりふんわりした内容でした。タイトルに惹かれたのです。内容よりもこのタイ…