職場の本棚にあったものを、仕事のあいまにちびちび読みました。
わたしが読んでいるマーケティングの本は、その本のタイトルにあるような目的のために読むというよりも、そのとき取り組んでいる課題のために意識が過集中して行き詰まらないよう、ふっと視野を広げるために読んでいるものが多いです。マーケティングの仕事をしているわけではなく、ぜんぜん違うことをしているのだけど、感覚が一般的な価値観から離れないように読んでいます。
この本は、なかなかきっぱりしていてよいです。消費者の口だけの関心表明など放っておけ、くらいの明快さ。実際に行動する人をひたすら追いかける。
終盤の「結びにかえて」にあった
今、マーケティング・プランナーに求められているのは、「より良い未来をデザインしようとする意志」ではないでしょうか。
という問いかけがいい。仕事する気になる!
ぜんぜん違うことをしていながら、仕事する気になる。そういう本でした。
▼紙の本
人を動かすマーケティングの新戦略 「行動デザイン」の教科書
posted with amazlet at 18.07.09
▼Kindle版