博多では寺巡りをしたあと、大名という名前の街を歩きました。
特に目的はなく、でも話題は尽きずという感じで「なんかいい感じのところがあれば適当に入ろっか」と言って歩いていたのですが、いきなり古本屋の前に出ました。
徘徊堂という古本屋さんです。結局1時間近く居ました。
品揃えはなんだか演劇の原作になるようなものや、サブカルに強い印象。
うちこはここで、二冊買いまして
そのうちの一冊「性神風土記」を昨日紹介しました。500円でした。
性風俗の本がいっぱいあって、ほかにも何冊か食指が伸びそうになりましたが、特選の一冊です。
そのあと、「コーヒー飲みたいね」「なんか甘いものも食べたい」なんて言いながら歩いていたら、「CAT & FISH」というかわいらしいカフェに出会いました。
とにかく、いい感じで、BGMもいい感じのスカがかかっていました。
ここ何年もいわゆるこういう感じのことをしていなかったので、たまにすると、楽しいものです。
30代前半の前半くらいまでは、こういうことをしていました。なんならデートもしていました。でも振り返るとここ数年は「週末の午前に気持ちいいジョギングとヨガをして、昼下がりにはビールを飲むこと」が最高の休日。
夜まで飲まない日といえば、朝に写経をしたからヨガが午後にずれ込んだとか、美術館へ行ったとか、寺に行ったとか、マラソン大会に出たとかそんなことばかりでした。
久しぶりに中のオッサン控えめ? と思いましたが、よく考えたら古本屋ではほとんどオッサンが本を選んでいたのでした。